-地方と都市部の抗菌薬の処方に関する調査- 地方と都市部での知識の差は少ない、しかし行動には違いが!
図7
家に取ってある抗菌薬があるとお答えの方に取っておいた抗菌薬を使ったことがあるかどうかを聞いたところ、全体で91.9%の人が取っておいた抗菌薬を使ったことがあると回答しました。
使った抗菌薬としては「自身が以前処方された抗菌薬」が72.1%、「自身以外に処方された抗菌薬」が34.2%という結果となりました。
Q. 抗菌薬に対して当てはまると思うものをそれぞれお答えください。
(それぞれ単数回答、n=400)
図8
上記の質問項目は、抗菌薬に対してすべてあてはまりません。
抗菌薬の知識に関して、最も間違いが多いのは地方、都市部ともに「抗菌薬・抗生物質はウイルスをやっつける」で73.0%と74.5%という結果となりました。
次いで、「抗菌薬・抗生物質はかぜに効く」が地方で60.0%、都市部で61.5%となりました。
ほとんどの項目において地方よりも都市部の方が間違いの割合が多くなっておりますが明確な知識の差があるとは言えません。
Q. あなたは自身の薬に関する知識が十分だと思いますか。(単数回答、n=400)
図9
次に、自身の薬に関する知識について十分だと思うかどうかをお聞きしたところ、地方では「十分だと思う」