認知症を予防する「街歩き共想法」軽井沢で7/3(水)開催 「長持ちする脳」をつくるコツを知って体感する
東京大学准教授、千葉大学准教授を経て、2017年4月より現職。2006年、認知症をもつ祖母との会話をヒントに、「共想法」を考案。高齢者を支援する実用的な技術を高齢者と共に創るため、「ほのぼの研究所」を設立。自治体、福祉・介護・医療機関との協働事業を展開。
著書に『介護に役立つ共想法』(中央法規出版)などがある。
【専門】ロボット工学、人工知能、認知症予防
認知症予防に取り組む大武 美保子
■ロボットの力を認知症予防に!祖母の認知症経験から
ロボット工学博士の大武は、ゲルロボットという柔らかいロボットの研究時に、祖母が認知症となり、要介護になっていく姿を目の当たりにすることになりました。このような経験を経て「認知症をなんとかしたい!」という思いを強くし、関連する人ロボット共生学、こころの時間学、思春期主体価値、共創言語進化、対話知能学の研究領域に参加し研究を進め、人間の認知機能を育む人工知能技術の基盤要素技術を開発しました。それが、認知症予防支援ロボットを使った共想法です。
ほのぼの研究所の市民研究員と研究を進めている(右:大武)
■NPO法人ほのぼの研究所について
ほのぼの研究所の市民研究員たち。