【事業所・施設・園での健康管理実態調査】紙による“アナログ”な健康管理を行っている施設が6割以上!?
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そこで、「少ない作業負担で、職員/利用者・入居者・園児の体調管理を行えるアプリがあれば利用を検討したいと思いますか?」と質問したところ、約8割の方が『はい(81.5%)』と回答しました。
少ない作業負担で体調管理を行えるアプリがあれば、利用を検討したいと思う職員や責任者が多くいる結果となりました。
■【まとめ】事業所・施設・園の約6割が健康管理において用紙への記入で行っていると回答。健康管理に関する作業に負担を感じている方は8割を超えることが判明
今回の調査で、多くの介護事業所や福祉施設、保育園・幼稚園で職員や利用者、園児などの健康管理を実施していることが明らかになりました。健康管理項目として、「体温」「症状」「食欲」「顔色」など基本的な項目のチェックを行っており、感染症の早期発見に努めているようです。
健康管理の方法については、アナログな方法を用いている事業所や施設が過半数以上である一方、LINEや健康管理アプリなどのデジタルツールを取り入れている事業所や施設も一定数あることが示されました。
約8割の方が、今冬の感染症対策に対して、健康状態の把握や職員が感染した際の勤務調整、衛生管理の作業などの全般的な対応に負担や不安を感じており、感染症対策における業務の増加や煩雑さが課題となっているようです。