最初はやさしかった五月さんのお母さんが、生活の苦しさや母親というプレッシャーからか、だんだん毒母の片鱗を見せ始めるお話です。 夫の借金や不倫行為に、お母さんは我慢の限界だったようで、離婚を考えました。しかし、「離婚して1人で、4人の子どもをどうやって育てていくのだろうか」とお風呂に入りながら、考えてしまいます。 すると、急に「ギャアアアア、ママああ」という叫び声が聞こえてきたのです。急いでお風呂から出ると、三女の三葉ちゃんが倒れていました。 なんと、鯉のぼりの棒を口にくわえたまま転んでしまったのです。口から血を流し、苦しむ三女を見て、お母さんは青ざめました……。こんなに毎日が大変なのに、1人で子育てなんて… 「うそ……やだっ……血が……」「どうしよう、早く病院に行かなきゃ……」 焦るお母さんを見た五月さんは、「お風呂に入っている四葉は私がなんとかするから、早く病院に行って!」と声をかけました。 その言葉を聞いたお母さんは、三葉ちゃんを連れてダッシュで病院へ。診断の結果、喉に切り傷ができていたけれど問題はなく、安静にすることを言い渡されました。 帰宅後お母さんは、五月さんが末っ子の四葉ちゃんのお世話をひと通りしてくれていたことを知りました。四葉ちゃんはお風呂も食事も終えてぐっすり眠っていたのです。 五月さんは「2人目のママだもん」と言いました。そしてその言葉を聞いて、お母さんは思わず涙ぐみました。 「私は1人じゃない。五月がいる」 お母さんは、離婚することを決意したのでした。 ◇◇◇ 五月さんが「2人目のママだもん」と言ったことで、お母さんは1人じゃない。五月と一緒なら、旦那さんがいなくてもこの子たちを育てていけると決心がついたのですね。 五月さんはお母さんを助けたくて、2人目のママ役を頑張っていたのかもしれません。けれども五月さんはまだ小学生。お母さんに頼られるうれしさもあったと思いますが、きっととても無理をしていたのでしょうね。 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月東京在住の漫画家。自分の過去と日常をエッセイ漫画にしている。
2022年11月13日同じ敷地内に住む傍若無人な義父に、日々監視されているように感じていたチャト子さん。孫をかわいがってくれるのはうれしいけど、距離感に違和感を抱き始めていたときのお話。日々の行動の監視をされているだけでなく、孫への異常な執着に違和感を抱き始めていたある日、長男のアラタくんがグズグズで泣いていると、急に窓を叩く音が聞こえてきて……!? 子どもを叩いたりしていないよね…? 日々の行動を監視したり、長男のアラタくんに執着したりと、義父の言動に嫌気がさしていたチャト子さん。それとなく夫に伝えてもらうものの、今のところ状況が好転する兆しは見られませんでした。 そんなある日、アラタくんがグズって泣いていると、窓を叩く音とともに中の様子を伺う義父の姿が……。「まさか子どもを叩いていないよね?」と言う義父に、思わず「お前が言うか!」と心の中で突っ込まずにはいられないチャト子さん。同時に、「聞き耳を立てていたのかな……」というモヤモヤが芽生えてしまいます。 こんなことが日常化すると、ストレスがたまってしまいそうですね。みなさんなら、どう対処しますか? 著者:マンガ家・イラストレーター チャト子2人の子どもを育てるアラフォー主婦。元フリーデザイナー・飲食店経営(火災に遭い休業)。リアルでは人に話せないような実体験などを漫画のネタにして昇華しています。
2022年11月13日トラくんの顔の右側に引きつりがみられ、病院へ行くも脳への異常はありませんでした。朝一番で耳鼻科を受診し、トマトさんが医師に検査結果を聞くと……。検査の結果は… 入院中、トラくんは元気に動きまわっていたため点滴カバーをつけていても何度か外れてしまい、最終的には反対の手にも点滴カバーをつけられてしまいました。今回の検査の結果、ウイルスも出ず、原因不明の「小児顔面神経麻痺」と診断されましたが、初期発見できたことで、時間はかかっても回復の可能性があることを医師より聞かされます。 希望の光が見えたトマトさんは「あのとき、すぐ病院に駆けつけてよかった……」と安堵するのでした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 REIKO 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。著者:マンガ家・イラストレーター ようみん姉妹と夫と4人暮らし。アメブロ公式トップブロガー/イラストレーター。わが家のバタバタな日々やフォロワーさんの体験談マンガを描いています。
2022年11月13日第2子の出産エピソードです。コロナ禍での出産だったため、立ち会い出産はできないと言われていました。そこで、生まれる瞬間を見せてあげられない代わりに、産声だけは録音したいと希望を伝えていたのですが……。思ってもいない展開となったのです。バースプランでは産声の録音を希望今回の出産はコロナ禍ということで、立ち会い出産はできないと産院から言われていました。そこで、バースプランには「できれば赤ちゃんの産声だけでも録りたい」と希望を伝えました。 助産師さんからは、「昼間の出産や人手が足りている時間帯なら、看護師にスマホを渡したら録画してくれるかもしれないけど、夜の出産だと難しいかもしれない」とのこと。なので、昼間の出産で運がよければ録音できるかな……程度に思っていました。 深夜の出産で録音はあきらめかけて…出産予定日の前日、夜の11時ごろにおなかが痛くなってきました。陣痛カウンターで確認すると6分間隔で陣痛が! 産院へ連絡をしてすぐにタクシーで向かいました。 診てもらうと、子宮口6cm。診察台から分娩台へ移動することになりました。夜中ということもあり、分娩台で横になっている私の様子を数十分おきに見にきてくれるのは、助産師さん1人と看護師さん1人でした。「人少なそうだし、産声を録音するのは無理そうだな……」とぼんやり考えながら、腰をさすって過ごしていました。 いきんでいると助産師さんが!?時間が進むにつれて、どんどん陣痛が痛くなり、午前3時ごろ、ついに出産の時がやってきました! 助産師さんの声に合わせて、いきんではまた力を抜いてを何度も繰り返し、途中で破水もしながら、陣痛と共に徐々に誕生の瞬間が近づいてきました。 助産師さんに「赤ちゃんの頭もう見えてきてるよ!」 と言われて、「あぁ、もうすぐ生まれるんだ。夫にも息子にも生まれる瞬間を見せてあげられなかったな。録音もできなかったな」と、頭の隅でぼんやり考えながら、次の陣痛でいきむと、助産師さんに「赤ちゃんの頭出た! もうすぐ産声あげるから! 録画用意 !!」と言われ、「えっ?! 録画用意?」と私は混乱と驚きで固まってしまいました。助産師さんにもう一度「もうすぐ産声あげるから、スマホ起動させて動画の用意!」と言われて、私は慌ててテーブルに置いていたスマホを起動して、自分の下半身にカメラを向けました。 出産の瞬間をスマホで自撮り!次の陣痛でいきむと、赤ちゃんが出てくる姿がスマホの画面を通してハッキリと見えました! そして元気な「おぎゃー、おぎゃー」という産声も! 助産師さんはテキパキと赤ちゃんの体を拭きながら、「希望通り赤ちゃんの産声録れてよかったね」と、マスク越しでもわかる笑顔で話しかけてくれました。 希望通りなのかは少し疑問でしたが、たしかに無事に赤ちゃんの産声は動画付きで撮ることができました。まさか出産シーンを自撮りすることになるとは思ってもみなかったので驚きです。1人目のときは、30時間を越える分娩で記憶も途切れ途切れでしたが、今回は陣痛から6時間ほどと安産だったこともあり、そのあとは胎盤を見せてもらったり、赤ちゃんが入っていた卵膜の破れた部分を説明してもらったりと、イベント盛りだくさんの出産になりました! その後、落ち着いてから録画を見てみると、産声はちゃんと撮れていました。ただ、赤ちゃんの声より大きい私の叫び声もバッチリ撮れていました(笑)。 無我夢中で撮りましたが、恥ずかしくて将来、子どもに見せられるかなぁ……と悩ましい動画となったのでした。 1回目の長男のときとはまったく違う体験をして、出産は1人ひとりまったく違うんだなと身をもって感じました。今回、出産しながら自分で動画を撮れたことで、何だか少し母としてたくましくなれたような気がします。とても良い経験でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:かずママ手のかかるわんぱくな3歳と抱っこ大好き0歳の2児の母。現在は産休中。 監修者:医師 おおたレディースクリニック院長 太田 篤之 先生
2022年11月13日現在は小学生になった長男。共働きで実家も遠方のわが家は、長男を生後9カ月から保育園に預けました。第一子で離れるのが不安だったけれど、意を決して預けた保育園。自分の子を預けてまで働く必要があるのか?と自問自答しながら通わせた保育園は、私の想像以上にトラブルが続きました。1歳では無理だろうと泣く泣く0歳で入園第一子の育児は私にとって未知のことばかりで大変でしたが、最愛のわが子と幸せな毎日を過ごしていました。しかし、そんな毎日はあっという間に過ぎていき、職場復帰を考える時期がやってきます。 当時は待機児童が問題になっていたころで保育園入園はとても厳しく、役所に入園の相談に行った私は、入園担当の方に「この地域では1歳児での入園はまず無理。0歳児クラスの4月入園しか選択肢がない」と言われ、生後9カ月で入園しないといけない事実を突きつけられてしまったのです。 入園後は、発熱とケガの連発入園後は、慣れるまでは熱が出て欠席や早退になる子が多い、とうわさではよく聞いていましたが、長男もそうでした。職場復帰をした私の携帯には、連日保育園からの呼び出しコールが。 時には会社に辿り着く前に電話が鳴り、引き返すこともありました。そして、長男も保育園での生活に慣れたのか熱が出なくなったころ、今度はケガをしたという保育園からの連絡が頻繁にくるようになるのです。 あまりに多いケガに、退園&退職を検討「わが子を預けてまで働くべきなのか……」と悩んでいた私には、連日ケガをしてくる長男の姿はつら過ぎました。軽いケガは日常的で、病院に連れて行かれるほどのケガも。つかまり立ちやよちよち歩きのころ転んで目の上をぶつけた青あざは、治るのに1カ月近くかかりました。 噛み癖のある他児とのトラブルで週に3~4回噛まれてきたときには、心配すぎてもう私も夫も穏やかな気持ちではいられなくなり、「どうしてこんなにケガをするのか」と保育園にクレームを入れることに……。 保育園へクレームを入れ、面談することに私は保育園での安全対策はどうなっているのか、とお迎えのときにクレームを入れました。「こんなにケガをするのはうちの子だけ? みんなこうなのですか? 安心して預けられません」。すると、クレームから数日後、園長と主任、担任との面談に呼ばれ、丁重な説明と謝罪がありました。 主任から説明された内容は、「園でこれまでのケガの記録を調べたところ、早番と遅番の引き継ぎなどで手薄になった時間帯に、ケガや他児から噛みつかれることが多い。人員を増やすなどの工夫で今後の再発防止を心がける」ということ。それ以降、保育園は説明通りの改善をしてくれたようで、長男のケガの連絡は減っていきました。 今後の保育園生活が気まずくなると困ると思い、保育園に意見を言うのは気が引けましたが、結果的にはきちんとこちらの意見を言い説明をもらったことで、わだかまりは解消されました。その後、保育園との信頼関係も構築でき、長男は卒園までお世話になり、次男は現在も在籍しています。 監修/助産師REIKO著者:黒河レイ6歳4歳0歳の3兄弟の母。夫婦ともにフルタイムの会社員の仕事の他、育児や生活情報、映画に関する記事などの執筆活動も。現在は産後の体型を戻すことがもっぱらの課題。
2022年11月13日2人目妊娠中、起きているのもつらいほどつわりがひどかった私。1歳6カ月の長男の世話や最低限の家事以外は横になっている毎日でした。そんな私を横目に、仕事から帰ってきた夫がまさかの発言をし、私は怒りと悔しさで涙が出ました。そんな私の体験談を紹介します。 夫の心ない発言妊娠8週目に入ったころ、頼る家族もいないなか、吐き気と倦怠感に耐えながら必死で長男の育児と家事をなんとかこなしていた私。長男はやんちゃ盛りで家の中はいつも物が散らかり、私自身は吐き気が強くて大したごはんも作れずにいました。 ある日、仕事から帰った夫が「なんでこんなにキッチンが汚いんだ! 家の中は埃まみれだし!」といきなりひとりで怒り出したのです! リビングで長男のおむつを替えていた私は、つわりで苦しんでいることを知っているはずの夫がそのような発言をしたことが信じられませんでした。 やりたいのにできないつらさ夫のまさかの発言に怒り心頭の私は「私がつわりで動けないこと知ってるでしょ!? あなたは妊婦のつらさをまったくわかっていない!」と喧嘩に。夫と言い合いをしている最中も吐き気が襲ってきて、発言できなくなりました。 パッと部屋を見ると確かに家の中はぐちゃぐちゃで、片づけや掃除をしてもまた散らかる毎日。本当は片づけたいのに、もっとしたいことがたくさんあるのに動けない自分が悲しくなり、つわりのつらさを理解できない夫に涙が出てきたのです。 お互いを理解し合うこと私たち2人が喧嘩している姿を長男が呆然と見ているなか、夫が「ごめん、長男の前でいけないよな。しんどいのにごめん」とポツリ。その言葉を聞いた私も「つわりのしんどさはわからないのも当然。疲れて帰ってきて家の中がぐちゃぐちゃだといい気がしないのもわかる」と思いました。 その後、私の体の状態を詳しく夫に説明し、育児も含め手伝ってほしいことなど話し合いました。そして、翌日から夫は積極的に家事・育児を手伝ってくれるようになったのです。 私は、夫が妊娠の大変さを理解してくれているだろうと勝手に思い込んでいました。しかし、夫は1人目妊娠時の私の状態を忘れていたり、上の子がすでにいる環境とは違うことも理解できていなかったりで、なぜ私がこんなに動けないのかわからなかったのだと気づきました。いつでもお互いのことを話し合い、理解を深めることの大切さを改めて学んだ出来事です。 監修/助産師 松田玲子著者:岩見 エリ2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2022年11月13日現在、5歳と2歳児の子育てをしています。家族でファミリーレストランに行ったとき、隣の席に案内された年配の女性が長男をひと目見るなり店員さんを呼び、「席を替えてくれない?」と言ったのです。とても悲しく、複雑な気持ちになった体験をお伝えします。 楽しみにしていた家族での外食長男が2歳のときの話です。共働きだったため、休日くらいはゆっくりしようと週末は外食になることが多かったわが家。子連れの外食は周りへの迷惑を考え、ファミリーレストランなどのできるだけファミリー層が多い店舗を選択していました。 幸いにも長男も食事中は騒いだりせず、大人しい性格だったので、安心して外食を楽しめていました。もちろん、ぐずったり騒いだりしたらお店を出ないといけないと思っていましたが、そんなことは一度もありませんでした。 「席を替えてほしい」の言葉にびっくりその日も、いつも行くファミリーレストランで夫と長男の3人で食事をしていました。注文が終わって待っているとき、隣の席に年配の夫婦のお客様がいらっしゃいました。席に案内され一度は着席したのですが、奥様らしき方がすぐに店員さんを呼びました。そして、長男のほうを見ながら「子どもの隣の席はちょっと……」と伝えたのです。 席の間隔が近かったため、話している会話はすべて聞こえていました。もちろん長男は大人しく待っていて騒いだりしていません。今までそんな経験はなかったため、とても驚き悲しくなりました。 子どもの隣は騒いでいなくても迷惑?結局、ご夫婦は空いている席に移動されました。もしかしたらご夫婦は静かにお話をしたく、過去に子連れの家族が隣席で嫌な思いをした経験があったのかもしれません。「いつ騒ぐかわからない子どもの隣は嫌だ」と思った可能性もあります。 しかし、私は子どもと一緒の外食には人一倍気を使っているつもりだったため、とてもショックでした。それは、子どもというだけでうるさい、迷惑だと決めつけられたようで、自分の子育てが否定された気持ちになったからかもしれません。 人によってはささいな出来事かもしれませんが、当時は本当に悲しくて悔しい気持ちになりました。反面、子連れでの外食中に笑いかけてくれる人、話しかけてくれる人、応援してくれる人もたくさんいます。今は、見知らぬ人たちが隣席を気にしながら食事をする可能性があるなら、先に席を移ってもらって逆によかったのかなと思うようになりました。また、子どもには外食時には周りの迷惑にならないように、マナーをきちんと守らせようと改めて意識することができた体験でもありました。 作画/和田フミ江監修/助産師 松田玲子著者:竹内優実5歳と2歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務の為、ほぼ一人育児中。
2022年11月13日現在、5歳と2歳児の子育てをしています。家族でファミリーレストランに行ったとき、隣の席に案内された年配の女性が長男をひと目見るなり店員さんを呼び、「席を替えてくれない?」と言ったのです。とても悲しく、複雑な気持ちになった体験をお伝えします。 楽しみにしていた家族での外食長男が2歳のときの話です。共働きだったため、休日くらいはゆっくりしようと週末は外食になることが多かったわが家。子連れの外食は周りへの迷惑を考え、ファミリーレストランなどのできるだけファミリー層が多い店舗を選択していました。 幸いにも長男も食事中は騒いだりせず、大人しい性格だったので、安心して外食を楽しめていました。もちろん、ぐずったり騒いだりしたらお店を出ないといけないと思っていましたが、そんなことは一度もありませんでした。 「席を替えてほしい」の言葉にびっくりその日も、いつも行くファミリーレストランで夫と長男の3人で食事をしていました。注文が終わって待っているとき、隣の席に年配の夫婦のお客様がいらっしゃいました。席に案内され一度は着席したのですが、奥様らしき方がすぐに店員さんを呼びました。そして、長男のほうを見ながら「子どもの隣の席はちょっと……」と伝えたのです。 席の間隔が近かったため、話している会話はすべて聞こえていました。もちろん長男は大人しく待っていて騒いだりしていません。今までそんな経験はなかったため、とても驚き悲しくなりました。 子どもの隣は騒いでいなくても迷惑?結局、ご夫婦は空いている席に移動されました。もしかしたらご夫婦は静かにお話をしたく、過去に子連れの家族が隣席で嫌な思いをした経験があったのかもしれません。「いつ騒ぐかわからない子どもの隣は嫌だ」と思った可能性もあります。 しかし、私は子どもと一緒の外食には人一倍気を使っているつもりだったため、とてもショックでした。それは、子どもというだけでうるさい、迷惑だと決めつけられたようで、自分の子育てが否定された気持ちになったからかもしれません。 人によってはささいな出来事かもしれませんが、当時は本当に悲しくて悔しい気持ちになりました。反面、子連れでの外食中に笑いかけてくれる人、話しかけてくれる人、応援してくれる人もたくさんいます。今は、見知らぬ人たちが隣席を気にしながら食事をする可能性があるなら、先に席を移ってもらって逆によかったのかなと思うようになりました。また、子どもには外食時には周りの迷惑にならないように、マナーをきちんと守らせようと改めて意識することができた体験でもありました。 作画/和田フミ江監修/助産師 松田玲子著者:竹内優実5歳と2歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務の為、ほぼ一人育児中。
2022年11月13日夫とは、付き合って10年、結婚して10年。子どもたちが生まれてからも、お互いの誕生日や記念日、クリスマスには必ずプレゼントを贈り合い、レストランで食事。それぞれ多少の不満はありながらも、自他共に認める仲良し夫婦だとずっと思ってきました。それがある日突然、サレ妻になったときのことをお話しします。 発覚のきっかけはささいな喧嘩喧嘩はほとんどしない夫婦でしたが、その日はめずらしく、普段は穏やかな夫がとてもイライラしていました。夫は自営業で仕事が忙しく、寝る時間も割いて働いてくれていました。それにはいつも感謝し、体を心配もしていました。 ですが同時に、幼い2人の子どものお世話と家事をすべてこなしていたので、夏休み後半ということもあり、私も疲れが溜まっている時期でした。 夫に家が散らかっていることを注意された私は、溜まった不満をぶちまけてしまったのです。普段ならそこで話し合いとなり、双方が自分の直すべき点を自覚して、お互いに謝るべき点は謝り仲直りをするのですが……。そのとき、夫は私との話し合いを避け、歩み寄ろうとしなかったのです。 妻の勘夫との付き合いは長いので、すぐに嫌な予感がしました。そしてその予感は的中。やっと持てた話し合いの場で、夫は私のことがとにかく嫌だと言い始めました。やさしいけれど、どちらかと言えば亭主関白な夫。私は夫をたてて、できるだけ文句を言わずにやってきたつもりでした。 夫に文句を言われたこともほとんどなく、仲良くやってきているつもりだったので、まさに寝耳に水。でも夫は特に具体例を挙げるでもなく、とにかく私が嫌だと繰り返します。そこですぐに「何かあるな」と、ピンときました。 直球勝負そこで、聞いてみました。「浮気してる?」すると夫は、「浮気はしていない」と答えました。そこで今度は、「好きな人できた?」と聞いてみました。正解でした。真面目な夫らしい解答でした。 夫の言い分は、私のことが嫌で、好きな人と一緒に生きていきたいから離婚してほしいというものでした。もちろん、そんな身勝手な言い分は受け入れることはできません。子どもたちのことを考えればなおさら、離婚は回避したいと思いました。 現在のわが家その後すぐに家を出て行った夫は、生活費のみを振り込み、子どもたちには月に1度会う程度。今はどこに住んでいるかもわかりません。 元々夫は仕事場にこもることが多かったため、私も浮気に気付けませんでした。子どもたちも家にパパがいないのが当たり前なので、はじめこそパパがまったく帰ってこないことを不思議がっていましたが、今はたまにパパの話題も出しつつ、何事もなかったように笑顔で暮らしています。 もちろん私は、夫のことを考えない日はなく、時々精神的に不安定にもなります。わが子のことでパートナーに相談できないことなども精神的につらいですが、子どもたちが宝物であることも同時に再認識しています。 離婚を望む夫と修復を望む私とで平行線ですが、幼い子どもたちのことを考えるとやはり、今すぐの離婚は回避したいです。本音を言えば、相手がシングルマザーで、夫をATMとしか見ていないように感じること、離婚した後に夫がその女性やその子どもと家族になるのも、納得がいきません。引き続き、良い方向に進めるよう冷静に対処したいと思います!著者:坂井香子おだやかな娘とわんぱくな息子の母。夫は別居中のため、完全ワンオペ育児奮闘中。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2022年11月12日私には、2人の子どもがいます。息子が1歳3カ月のときに2人目の妊娠が判明しました。2人目の出産は里帰りせずに自宅の近くの産院で産もうと決めていたので、妊娠後期に入ってから陣痛タクシーを登録。実際に2人目の出産で病院へ向かうときに陣痛タクシーを使うことになったのですが……。そのときのまさかの体験をお話しします。 陣痛タクシーに登録健診にはいつも夫に車を運転してもらい行っていましたが、陣痛はいつどこで起きるかわかりません。それに夫が不在で陣痛がきた場合は私ひとりで息子も連れて病院へ行く可能性があったので、電車やバスはやめておくことにしました。陣痛の痛みに耐えながら入院バッグを持ち、息子の面倒までは無理だと思ったからです。 そこで、自宅と病院が送迎範囲になっているタクシー会社を調べ、混雑していた場合に備えて2つの陣痛タクシーを登録。夫と一緒に陣痛タクシーを呼ぶ流れや注意点を見直して、陣痛がきたときのシミュレーションをしていました。 夜中に陣痛がきた!陣痛かも……と気づいたのは夜中0時を過ぎたころでした。だんだん痛みが強まってきたので、病院へ連絡して向かうことに。深夜だったため寝ている息子は夫にお願いして、私は登録していた陣痛タクシーへ連絡しました。タクシー会社との電話はスムーズにやり取りでき、すぐにきてくれるとのこと。 そのときの私は2回目の妊娠ということもあり、陣痛がきても気持ちに余裕があったのを覚えています。「いよいよ出産……。赤ちゃんに会えるんだ!」と、陣痛の痛みに耐えながらもどこかワクワクしていました。 陣痛タクシーに乗ったら……家のインターホンが鳴り、タクシーへ乗り込んでいよいよ出発! と思ったら……運転手さんからまさかのひと言。「陣痛タクシーって言われたんだけど、どこに行けばいいんですかね……」と。私はその言葉に固まってしまいました。 病院名や住所は登録済みなので、乗ったらすぐに連れて行ってもらえるはずなのに……。私は陣痛の波に耐えながら、病院までの道や目印となるものを伝えつつ何とか病院へたどり着いたのでした。 2回目の出産で初めて利用した陣痛タクシーですが、運転手さんのまさかのひと言に最初はどうなることかと思いました。しかし、病院へ到着すると運転手さんから「がんばってきてね!」と言われ、あたたかい気持ちになりました。その後、無事に出産できて本当によかったと思います。 著者:小松潤子2歳男の子と0歳女の子の母。幼稚園教諭・保育士資格を保有し、4年間教育現場に携わる。現在は育児、美容の記事を中心に執筆中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2022年11月12日私の住む地域では入園前におむつがはずれていなければならない園が多いことを知りました。息子は1歳半のころからトイレトレーニングを始めていましたが、3歳前になってもまったくおむつがはずれる気配がありません。そこで強制的なおむつはずしに出ましたが、なかなかうまくいかない日々。ある日、私の怒りは爆発してしまいました。しかし、うまくいかないのには理由があることを知って怒ったことを後悔しています……。夏に家の中でおむつを強制的に外した1歳半のころからトイレトレーニングをしていましたが、3歳前になってもおむつがとれる様子のなかった息子。ネットの体験談や友人から、「夏は室内で何もつけないでいるといい。部屋の中でおもらしはしてしまうけれど、子ども自身それが嫌で1カ月でおむつはずれができるようになる」というアドバイスがあり、3歳前の夏ごろそれを決行しました。 おむつもズボンもはかないことに対してはなんの抵抗も見せず、むしろ快適そうに過ごしていた息子でしたが、アドバイスとは裏腹に、2週間経っても3週間経っても自らトイレに行くことが成功することはなく、リビングでおもらしをしてしまうという日々が続きました。 日中はおむつからおむつパッドに変更家でのおもらしがまったくなくならないまま2カ月が過ぎたころ、少し肌寒くなってきました。そこで、何もはかないトレーニングは諦めて、おむつからおむつパッドに切り替えました。おむつパッドはおむつと違って、1回おしっこやうんちをしただけで子どもが不快感をおぼえると友人から聞いたからです。 トイレに行くことを促されると、タイミングが合えばトイレでおしっこやうんちをすることができるようにはなってはいましたが、自分ではタイミングが掴めていなかった息子。おむつパッドからおしっこが染み出すことが多々ありました。そうこうしているうちに、気づけばおむつはずれに1年以上かかっていました。私はストレスが溜まっていき、息子の失敗を責める回数も増えていきました。 ショッピングモールのトイレで怒りが爆発ある日ショッピングモール内で、おむつパッドからおしっこが染み出していることがわかり、急いでトイレへ駆け込みました。1年以上のおむつはずれの失敗の日々にストレスが頂点に達していた私は、「なんでできないの! なんでわからないの!」と息子を責め立ててしまいました。 涙目で私の顔を見ながら、小さな声で「ごめんなさい……、ごめんなさい……」と謝り続ける息子。その言葉で私は、なんでこんなに小さな子どもを責めているんだろうとハッとしました。そして同時に息子の心を深く傷つけてしまったと後悔しました。 理由があったことを知って……幼稚園選びが始まったころ、ある幼稚園説明会で「おむつははずれていたほうが良いと思う親御さんが多いと思いますが、焦らないでください。このころはまだ膀胱が未発達な場合があって、本人ではどうしてもコントロールがきかないこともあるんですよ」ということを教えてもらいました。 息子は体も標準より小さかったのでこの説明はとても腑に落ちました。そして私は説明会後からは精神的にラクになっておもらしをしても責めることはまったくなくなりました。おもらしをしても怒られないことで息子もリラックスした様子になり、それから3カ月後のある日、突然トイレに完璧に行けるようになったのです。 息子の発達を見定めることなく、おむつはずしのトレーニングを1年以上強制したことは、親のエゴだったと反省しています。子育て中うまくいっていないときに、自分だけでなんとかしようと頑なになることは良くないことなのだと気づいた出来事。おむつが完全にはずれた3年たった今でも、思い出しては私は「ごめんね」と息子に思うのでした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:大井絵衣5歳男児の母。「楽しく子育てがしたい!」がモットー。台所育児を実践中で、息子が1歳のころから毎日夕飯を一緒に作るのが日課。自身の育児経験を中心に、子育て関連の記事を多く執筆中。
2022年11月12日飲み会続きで、相変わらず深夜の帰宅に朝帰り。そんな夫に働きに出ることをすすめられて……。 社会復帰に不安を感じながらも、夫の強いすすめで休日だけパートを再開したさくらさん。 さすがにシフトが入っている前日の夜は、子どもの面倒をみてくれるはず。飲み会で、朝帰りなんてしないだろうと思っていたのに……。 夫の強いすすめでパートを再開…それなのに 「子どもを置いていけないし、パート先にも迷惑をかけられない……」 すがる気持ちで、「子どもを預かってほしい」と義母に連絡するも、タイミングが悪く予定が合いません。 「夫にシフトを伝えても、飲み会で朝まで帰ってこないんです」とは、さくらさんは義母に言えなかったようです。義母に心配をかけたくない……というさくらさんの気持ちに、思わず切なくなってしまいますね。次の話。 著者:マンガ家・イラストレーター おかめ長男おまめ(2015.7月生まれ)と長女こまめ(2021.2月生まれ)の5歳差兄妹の育児漫画を描いています!
2022年11月12日原黒ゆうこさんの幼稚園のママ友トラブル体験談をマンガ化!ユウコさんの娘、むーちゃんが入園した幼稚園で出会った、ママ友のミカさん。初めてできたママ友と意気投合し、なんでも打ち明ける仲になります。しかし、あることをきっかけに、ユウコさんはミカさんの言動に違和感を覚えるように……。娘のむーちゃんの幼稚園入園を機に、新天地へ引っ越し。新しい環境にも慣れてきたころ、ユウコさんは第2子を授かりました。幼稚園でできたママ友のミカさんだけに、妊娠を報告。「おめでとう! 困ったことがあったら頼って!」ととても喜んでくれました。しかし、ある出来事から、ユウコさんはミカさんに違和感を抱くように……!? 「むーちゃんが娘に…」ママ友・ミカさんからの言葉とは!? ある日、降園後に立ち寄った公園で、第2子の妊娠をミキさんだけに報告したユウコさん。新しくできたママ友のミキさんとは、心を許してなんでも話せる仲だと思っていたのです。 するとそのとき、公園内でむーちゃんと同じ園の子どもたちがケンカを始めました。そのことに気づかず談笑している母親を見てミカさんは、「絶対子育てナメてるよね」とひと言。 睨みつけるような目つきで言い放つミカさん。ユウコさんはこのときはじめて、ミカさんに違和感を覚えます。 「今までこんなふうに批判することなんてなかったのに……」 そして数日後、ミカさんは真剣な表情でユウコさんに話を切り出します。「むーちゃんが時々、みきに意地悪するみたいなんだよね」 目の前ではミカさんの娘、みきちゃんとむーちゃんが楽しそうに砂遊びをしています。ミカさんからの言葉に、ユウコさんは驚きと戸惑いを隠せないのでした。 娘が友だちに意地悪……!? 相手の親の言葉だけでは、どうにも腑に落ちない気持ちになりますよね。もし、ユウコさんのように、「あなたの子がうちの子に意地悪している」と、聞かされたら……。皆さんはわが子に何と声をかけますか? 作画:松本うち 著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ2人の子持ち主婦。実話を基にしたマンガをInstagramに投稿中。出産してから毒親育ちだと気づく。
2022年11月12日てんさんの目の前で不倫相手に電話をかけ真実を告げるも、不倫相手は別れを渋りました。さらに「会って話そう」と持ちかけられますが、夫は一方的に別れを告げ電話を切ります。てんさんに謝り続ける夫ですが、とうに心が限界を迎えていたてんさんは…。てんさんの目の前で不倫相手に電話し、嘘をついていたことを伝えた夫。しかし不倫相手の答えは「NO」でした。「会って話したい」と持ちかけてきた不倫相手に、夫は…?「会って話そう?」という不倫相手に夫は…? 既婚者だと分かってもなお「会って話そう」、別れを渋る不倫相手でしたが、夫が一方的に別れを告げて電話を切ります。そして、てんさんに謝り続ける夫。しかし、てんさんからすると、平気で家族のことを裏切った人の言葉なんてもう信じられませんよね。 どんなに謝られても、家族を裏切った夫と不倫相手を許すことはできないでしょう。どんなに怒っても、泣いても、自制が効かないほど感情が爆発したてんさん。夫は、この時のてんさんの姿を見て何を思ったのでしょうか? 作画:松本うち 著者:マンガ家・イラストレーター てんInstagramで、夫が不倫した自身の壮絶体験記を書き綴り反響を呼んだ。その投稿をきっかけに「任意同行願えますか?シーズン2」(読売テレビ)にも出演。
2022年11月12日子どもたちの笑顔があふれる保育園の水面下で起こるさまざまなトラブル、いじわる園長の衝撃的なイビリ! 子どもの笑顔を守るため、自分のために、保育士だって闘います!園長の近くで子どもたちがケンカを始めました。それを見た園長のまさかの行動とは……園長先生は、あまり子どものことを考えてくれていない?保育園のセキュリティの甘さを指摘しても話をごまかし、画用紙すら買ってくれない園長。 「私たち……就職先間違えましたかね」先生たちの不満は募る一方です。 ある日、園長の近くで子どもたちのケンカが始まりました。 園長は泣き叫ぶ子どもたちをチラッと見たかと思うと、顔をしかめて耳をふさぎ、部屋に入ってしまったのです……!「えーー!? 止めに入ってくれないの!?」 この行動は信じられませんよね……。 コネ採用でおまけに上層部と繋がっているため、意見した先生を一方的に辞めさせたこともあるという園長。 保育士の先生たちは園長に逆らえない状況です。 保育園の園長をしているのに、子どもたちのことを考えていない様子。子どもたちのケンカがあっても「あえて見守る」のではなく、ただ単に「見て見ぬふり」。みなさんは子ども同士のケンカが勃発した場合、どのように対応していますか? 著者:マンガ家・イラストレーター たぷりく2011年生まれのすー太郎、2014年生まれのいーちゃん、2017年生まれのくー太郎の2男1女、はちゃめちゃな3きょうだいを子育て奮闘中の保育士ママ。保育園や育児の体験談マンガでママの心を掴み、Instagramではフォロワー約7.9万人と人気(2022年10月時点)。
2022年11月12日4年間毎日義母から「孫はまだなの?」と言われ続け、夫の助け舟にもイラつくようになったつくし。ある日、義母が「娘が妊娠した」と報告。義理の妹の妊娠を喜ぶと、「あなた悔しくないの?」と言ってきて……義母に“不妊の自覚があるか”と問われたつくし。「普通、妊娠はすぐできるもの」とため息混じりに言う義母が続けて「これからはガンガン口出しさせてもらいますから。まずは外へのお勤め禁止」と、衝撃の行動制限を言い渡され……!? 夫との子どもは欲しい、だけど… 「え? 今の仕事やめろってことですか?」「そうよ! 仕事なんてストレスのもとですからね!」焦るつくしに強い剣幕で命令し続ける義母。 「夕飯だって7時って約束なのに、最近残業残業ってごはん作るのサボって……あなたも結婚したんだから、少しは奥さんらしい生活をして、不妊治療に専念しなさい」「このまま仕事続けたら、あなた一生子どもできないわよ? それでもいいの? 後悔しない?」 子どもは欲しい、だけど……「仕事はあなたを支えてくれる……」亡くなった母の言葉が頭にチラついたつくし。 仕事を簡単に捨ててしまって良いのだろうか?「これからうちの家業も忙しくなるし、前からあなたにも手伝って欲しいと思っていたのよ」「それにあなただって本当は子どもがほしいんでしょ?不妊治療は早ければ早いほど良いから。つくしさんなら仕事とうちの跡継ぎ、どっちが大切か、わかってくれるわね?」義母に力強く肩を掴まれるつくし。 お母さん……私どうしたらいい? 不妊の検査もしていないのに、“仕事を続けたら一生子どもができない”と脅す義母。さらに家業は手伝わない予定だったのに、仕事を辞めたら手伝う羽目になりそうです。不妊治療自体は早くスタートした方が妊娠できる確率が上がると言われていますが、仕事を辞めることは必ずしもマストではありません。義母の勢いに負けて、つくしは仕事を辞めてしまうのでしょうか……? 著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ息子とパパと家族3人で暮らしているお絵かきママ。インスタグラム、ブログ【ツムママは静かに暮らしたい】で漫画を投稿しています。
2022年11月12日2歳7カ月になる長男。2歳半を過ぎるころから、機嫌が悪くなることが多くなり、私が大きな声を出して叱ることが増えていきました。ある日、6カ月の次男がギャン泣きしているときに、長男が次男に対して驚くべき行動をしていたことに気づき私はビックリ! 長男を叱っても、次男が泣けばその行動を繰り返してしまうのです……。長男の心の成長期長男の怒りは「成長の証」だと思うようにして、長男が大声を出して怒り始めれば、落ち着いた声で目線を合わし「落ち着いて、大丈夫だから」と声をかけるようにしていた私。しかし、まだ生後間もない次男の世話もあり、私自身に心の余裕がないときは大声を出す長男を叱ってしまうことも……。 いたずらばかりする長男を叱る日が続いたある日、私がキッチンで洗い物をしていると、ぐずり始めた次男が急にギャン泣きをしたのです。 長男の驚くべき行動私は「何ごと!?」とリビングに駆け寄ると、泣いている次男に向かって長男が無言で、人差し指と親指の爪を次男の頭に立てていたのです! 私は長男の行動に驚いて「やめなさい! 何してるの!?」と長男を怒鳴りました。 長男はすぐにその行動をやめ、ギャン泣きをしている次男を凝視。そして私自身は長男の想像もしない行動に焦ってしまい、「爪を立てるなんて痛いでしょ!」と激怒すると長男は泣き始めてしまいました。 長男への対応を見つめ直した私夫に長男の様子を話すと「次男に嫉妬してるのかも。最近ママは次男ばかりかまっているから」と。夫の言葉に私ははっとしました。赤ちゃんの次男はかわいくて笑顔で対応しているのに、家でいたずらばかりする長男には叱ってばかりいた自分に気づいたのです。 それからは、次男が寝ている間は長男と2人きりで遊んだり、本を読んだりする時間を増やしました。すると、長男が次男に怒鳴ることが減っていったのです。 長男は今もなお、次男が大声で泣くと怒鳴ったり頭皮に爪を立てることも時々見られますが、私は落ち着いて長男に注意して説明するようにしています。長男は「いけないこと」をしていると理解している様子なので、今後も2人に危ない行動がないか観察しながら、長男に対しては心の安定が持てるように接していきたいと思います。 監修/助産師REIKO著者:岩見 エリ2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。
2022年11月12日突然夫に離婚を言い渡されたカナコさん。収入面も不安だし、できれば実家で暮らしたい…。でも断られたらどうしよう…!? と不安です。おそるおそる親に頭を下げますが、カナコさんの不安をよそに、「いいよ!」と二つ返事で許してくれるお母さん。それどころか何も聞かずに、「さっさと戻ってきなさい」と言ってくれ、思わずカナコさんは…?パートで収入面にも不安があるため、できれば実家で暮らしたい…。でも今まで親孝行もしてこなかったし、もしかしたら断られるかもしれない…と最悪の状況も考えて話を切り出すカナコさん。すると両親は…?今回は本当に離婚します…。お願い、家に置いてください…! 突然の無茶なお願いにも関わらず、二つ返事で即答してくれた両親に親のありがたみを再認識したカナコさん。何も聞かずにカナコさんの気持ちを汲みとってくれるのも、これまでカナコさんを見てきた両親だからこそできることなのでしょう。 カナコさんは、自分を「親不孝娘」だと思っていますが、どんな子どもであっても親からしたらかわいい存在。困っていたら、迷わず手を差し伸べるのが、親というものなのかもしれません。 皆さんは、親のありがたみを身に染みて感じた経験はありますか? 「無職の夫に捨てられました」のマンガは、下記にて掲載されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ 著者:マンガ家・イラストレーター 黒田カナコWEBブログやInstagramで、元夫との壮絶な離婚エピソードを綴る漫画家。息子と暮らすシングルマザー。好きなことは、毎晩の晩酌と~?
2022年11月12日息子の小学校の「学習発表会」は、人数制限があるため、義母の参加を断ったにもかかわらず、発表会当日に現れました。さらには近くにいた先生に嘘をつき、入ることに成功。今回のことで、義母の味方ばかりするパパにガッカリしていると、後日、会社から帰宅したパパが急に謝罪をして来ました。職場で女性上司と発表会の話題になり、一連の流れを話したところ、上司からこてんぱんに言われてしまい……。上司から言われた一言に大ショックを受けたパパは自分にも言い分はある!と、反論を試みたのですが、全て論破されました。さらには、「優先順位間違えてると離婚されちゃうかもよ☆」と、とどめの一言を放たれて……。 俺ってやばい!?上司なので、強い反論は出来なかったものの、“ひどい、言い過ぎだろう”と思っていたパパ。 最初こそ、上司の発言に対して言い過ぎだと思っていたパパですが、改めて思い返すと“あれ?やばい!?”と気づいたようです。 今までとは明らかに違う、心から反省した様子のパパを見て、ずっと抱えて来たパパへのモヤモヤを水に流すことができたママ。 ならば、この機会に言いたいことは全部言おう! これまで義母とパパについて不満だったことを全部話すと、パパは青い顔をしながらも、言い訳や反論もせずに黙って聞いてくれました。 今までは、ママが義母のことで何か言っても聞く耳を持たずに、すぐに反論していたパパですが、今回の話を聞く姿勢では、「生まれ変わる」と言った言葉は本当だったのだと信じることができたそうです。 第三者から指摘されて、やっと義母とママへの優先順位を間違えているということに気づけたパパ。今後の、パパの義母への対応に期待ですね! 著者:マンガ家・イラストレーター あべかわ
2022年11月12日ケチ&なんちゃってイクメンな夫・ソシャ男。外面だけが良くて、家では何もしない姿に、S子さんは心が冷めきっていました。ある日、S子さんが声をかけても返事がなかったため、ソシャ男がいる部屋のドアを開けると「わっ、なっなっなんだよ!?」とソシャ男。なぜかひどく慌てた様子にS子さんは「何? あの慌てよう。怪しい〜」と疑惑を持って……。 携帯片手に移動する夫に妻は… 「まさか不倫とか……」 S子さんは一瞬そう思いますが、ソシャ男がスマホでしていたのはゲームの様子。 よく考えたら、不倫なんてお金がかかること……ドケチなパパがするわけないけれど……。それにしても、娘たちがいるのに、露出度が高いキャラが出てくるゲームをしているなんて……。 S子さんはゾワッとします。 一方、ソシャ男は……。 「いちいちうるせえな、まったく……」「今日は絶対負けられないチーム戦があるってのに!」 鍋の吹きこぼれアラームにも気付かずゲームに熱中したせいで、S子さんが作ったカレーを台無しにしてしまいます。 すると「そ、そうだ! いいこと思いついた!俺、何か買ってくるよ!」と、ドケチなソシャ男が珍しく買い物に行ってくれることに。しかし……。 「クレカでゲーム課金したら明細でバレるからな……」 ソシャ男の本当の目的は、ゲームのアイテムをS子さんにバレずに買うためで……。 「パパ遅いね……」 S子さんと娘たちが待ちくたびれていると、ようやくソシャ男が帰ってきたのです。 鍋を見ていてほしいという簡単なお願いも、ゲームに夢中でできないソシャ男。火事の危険もありますし、本当にやめてほしいですよね。 著者:マンガ家・イラストレーター あこ
2022年11月12日ある日突然、ポストに苦情の手紙が入っていたつむ田さん。手紙には「うちの庭に女の子の人形が落ちてきました。非常に迷惑です。ベランダに子どもを出さないで、ちゃんと子育てしてください」そう書かれていました。そして、手紙は相変わらずつむ田さんのマンションのポストに投函され続け、その内容は日に日にエスカレートしていきます。そしてある日、つむ田さんの家の前に段ボールが置いてありました。 不審に思いながらも開けてみると、人形とお菓子のゴミに加えて、「お返しします。早く出て行ってください」という手紙が入っていました。 怖くなったつむ田さんは、マンションの管理会社何とかしてもらおうと思い、電話をかけることに。 しかし、「月末の住人会議までは動かない」との一点張りで、取り合ってもらうことはできず……。 結局段ボールは、マンションの倉庫に置いておくということになりました。 そして、倉庫に寄った帰り道、謎の手紙の犯人と遭遇してしまったのです! 犯人は、107号室に住むナナメさんでした。 ナナメさんは自分の庭に何度か女の子の人形が落ちていたのが気にくわず、「迷惑している」と主張。 しかし、つむ田さんは娘さんをベランダに出したこともなければ、家の中にある人形の数も減ってはおらず……。 そういった事実も話し、「お庭に人形を落としたのは娘じゃない」と伝えるのですが、ナナメさんに話が通じることはありませんでした。 今回のやり取りで、ナナメさんは人の意見に耳を傾けない人だということが分かると、つむ田さんは心の中で(だめだこの人……)とつぶやくのでした。 この人とは分かり合えない…そう瞬時に悟ってしまって 「女の子の人形は男の子も持っていたりしますから……。とにかくうちの子じゃないんで。今後は管理会社にお願いします」 そう伝えると、 「言い逃れしやがって……!」 「絶対に言い逃れできない証拠を掴んでやる!そのときは土下座させてやるからな!」 こう反論してきたのです。 (相手にしたらダメなタイプだ……)心の中でそうに悟ったつむ田さんは、おとなしく家に帰ることに……。 家に帰ると「ママー!」と呼ばれたつむ田さん。 「どうしたの?」 駆け寄ると、娘さんはベランダのほうを指で差し、「変な音がする」と言ってきたのです。 つむ田さんはベランダへ行き、異変がないか確認してみることにしたのでした。 "女の子の人形がマンションの庭に落ちていた"というだけで、つむ田さんの娘さんを犯人だと決めつけているナナメさん。実際に人形を落とす瞬間を見た訳でもなければ、つむ田さんの娘さんが人形を落としたという証拠もないのに、犯人だと決めつけられるのはちょっと心外ですよね。皆さんはどう思いましたか? 著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ息子とパパと家族3人で暮らしているお絵かきママ。インスタグラム、ブログ【ツムママは静かに暮らしたい】で漫画を投稿しています。
2022年11月12日朝、キッチンでりんごを剥いていると、あん太くんがやってきました。朝からかわいいわが子の笑顔に癒され、思わずまきこんぶさんはあん太くんの頭にチュッ。するとあん太くんの反応が……!?さらに別の日は、あん太くんのほっぺたにキスをしようとしたまきこんぶさん。おもわぬ事故にあってしまって―!?まきこんぶさんの育児中のハプニングを2つ紹介します! 1.ママがキスをすると…!? よだれを垂らしてキッチンに入ってきたあん太くん。(このときキッチンゲートを開けっぱなしだったそうです。) 朝からあん太くんにメロメロのまきこんぶさんは、思わずあん太くんの頭にキスをしました。すると、あん太くんは、その直後に真顔になって髪の毛をゴシゴシ!! わが子の姿に、絶句するまきこんぶさんなのでした。 子どもの素直さってときに罪ですよね……。あん太くんは食いしん坊とのこと。きっとりんごに目がなかったのでしょうね。 2. これぞ事故チュー!? あん太くんがかわいくて、ほっぺたにキスをしようとしたまきこんぶさん。その瞬間、あん太くんが振り向き、まきこんぶさんはあん太くんの唇にキスしてしまいました! まきこんぶさんは思わぬ事故チューに、戸惑いつつも喜びます。 しかし、あん太くんが元の体勢に戻ると……、まきこんぶさんは、もれなく鼻水もべったりくっついてきたという現実に気付いたのでした。 ◇◇◇ わが子がかわいくて思わずキスしたくなることってありますよね。しかし、ときには事故チューも起こるようです。まきこんぶさんは鼻水までもらってしまいました。みなさんもお子さんと事故チューしたことはありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター まきこんぶ心に余裕のないヒステリックなワーママ。牛乳多めのカフェオレと焼き立てパンがあればだいたい機嫌が直る。何気ない日常をテンション高めで漫画にしてブログやInstagramにUPしている。ナルシストで家庭的な夫「オタッキー」と内弁慶外地蔵な娘「こはさん」、食欲が9割の息子「あん太くん」との4人暮らし。
2022年11月12日自身で社畜と言うほど、フルに働いてきたサル山さん。第2子を妊娠中に上司から妊娠している後輩のフォローを任され板挟みの状態に。ほかにも大変なことが重なり、ある日満員電車で吐きそうになってしまいます。サル山さんはどうしても我慢ができず、電車の中で自分のリュックの中に吐いてしまいます。その後電車を降り、トイレの鏡でボロボロになった自分の顔を見て「退職」という言葉が頭をよぎり……。 子どもが生まれたことで、働き方への考え方が… 子どもが生まれたことで、仕事と子どもとの時間のバランスに悩み続けていたサル山さん。 悩みながら働き続けることで、たくさんの荷物を抱えて山登りをしているような、綱渡をしているような感覚がしばしばありました。 そんな状態が続き、満員電車の中で吐いてしまった。 嘔吐事件がきっかけで「おなかの子は私が守らないといけない」と、再確認し、働き方を考え直さなければと思います。 命が一番大事。 社畜ワーママサル山さんは、そのことをようやく思い出したのです。 満員電車で嘔吐してしまったことで、働き方を考え直そうと思ったきっかけとなったサル山さん。何よりもママと赤ちゃんの命が一番大事ということを、忘れたくないですね。 著者:マンガ家・イラストレーター サル山ハハヲ
2022年11月12日結婚して4年。夫・竜也さんと娘・四葉ちゃんに囲まれ、幸せな時間を過ごしていた、さくらこさん。しかし、あるときからさくらこさんは、家の中で携帯を持ち歩いたり、朝帰りが増えたりと怪しい言動が増えた竜也さんの浮気を疑うようになりました。そこでさくらこさんは、離婚経験がある友人・つばきさんに相談。さくらこさんの話を聞いたつばきさんからは「黒だね」と言われ、いろいろなアドバイスをもらい、さくらこさんは、浮気を決定づける証拠を集めるため「GPS」や「ボイスレコーダー」などを注文しました。夫に気づかれないよう、GPSを設置し…夫に私の行動が不審だと思われ、浮気の調査をしているのがバレないよう、注意を払いながら生活した……。 頭の中は夫の浮気の証拠集めのことでいっぱい。 嫌でも夫と顔を合わせなければならないため、帰宅が夜遅い夫に感謝するようにまでなった。それでも夫と顔を合わせる際には、普段通りに接しなければならず、それが思った以上に精神的に堪えた。 しかし、今日はいつもとは違い、明け方には夫の車にGPSを設置しに行かねばならず、アラームを4時にセットした。 「寝坊しないように早く寝よう」と思うも、緊張のせいかまったく眠れない。 しかし、頭の中で明日のことをシュミレーションするうちに私は眠りについた。 アラームが鳴り、4時に起床。夫が目を覚ます様子はなかったので、起こさないよう静かに駐車場へ向かった。 なんとかGPSを車に設置し、私は家の中に戻って、いつもの起床時間まで眠りについた。 ◇◇◇早朝に起きて、夫・竜也さんに気づかれないよう家を出て、車にGPSを設置したさくらこさん。さくらこさんは、GPSを車につける際、車の下に潜って設置していました。 車の構造をしっかり把握し、綿密にシュミレーションしなければ、さくらこさんのように短い時間のなかでGPSを設置することは、難しいですよね。 さくらこさんの最新投稿は、され妻つきこさんのブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。作画:サクライ著者:ライター さくらこ夫・竜也と娘・四葉と幸せな日々を過ごしていた結婚4年目。あるときから夫の行動が怪しくなり、「まさか」と思ってGPSを仕掛けると、数々の浮気の証拠が見つかる。そんな浮気夫との長い戦いを始めることになったサレ妻。
2022年11月12日gachaさんは、夫との新婚旅行を楽しく過ごし、幸せいっぱいで帰宅。するとある日、突然玄関のカギが開き、お義母さんが入ってきました。衝撃で固まっていると、「雨が降ってたから洗濯物をしまおうと思って」と笑顔。「カギ開いてました?」と聞くと……。「ヤバイよね?」お義母さんは作ったほうが安心って言うけど…gachaさんは、夫との新婚生活を幸せに過ごしている日々。 楽しかった新婚旅行を終えたある日、カギを閉めているはずの玄関が開き、何事もなく家に入ってくるお義母さんに衝撃を受けます。 お義母さんは「言ってなかったっけ?」と、gachaさんたちが旅行へ行っている間に勝手に合鍵を作ったと発言。合鍵があれば何かあったときに安心よ、と言いますが……。 確かに、合鍵があれば、自分たちが不在のときに留守を頼むこともできますが…。何よりgachaさんは、勝手に合鍵を作られたことが恐怖で仕方ありません。 皆さんは、無断で何かをされたことはありますか?それはどんなことでしたか? 著者:マンガ家・イラストレーター gacha2児の母してます。毎日育児でドタバタしてますが、絵を描いてる時が1番の癒しの時間です。ブログ・Instagramにて過去体験談や育児など投稿してます。
2022年11月12日「どこでそんな言葉を覚えてきたの!?」と思わず聞き返したくなってしまうような、大人顔負けの発言を連発する長男。私が注意したときや、親子ではぐれてしまったとき、驚くことを言ったのです……。 そういうタイプもいるよねわが家の7歳と4歳の息子たちは片付けが苦手です。1つ使ったらそれを片付けてから次の物を出せばいいのに、息子たちはそれができません。そのためおもちゃや工作した物、工作するときに使った文房具などが常にそこらじゅうに散らばっている状態です。毎回注意するのも私にとってストレスになるため、わが家では「夜寝る前に一度だけ片付ければいい」というルールにしています。 しかしその日はあまりにも足の踏み場がなくイライラしたため、私は夕食前に「もう! ちょっとぐらい片付けてよ!」と息子たちに怒りました。すると長男は「も〜このぐらい散らかってたほうが落ち着くんだよ」とのこと。まるで片付けられない大人が言うようなセリフに、私は呆れて思わず笑ってしまったのでした。 なだめられる母親また別の日には、長男はすでに片付けを終えているけれど、次男がなかなか片付けをしないということがありました。早く片付けをしないと寝る時間がどんどん遅くなり、朝起きられなくなるという悪循環になるため、私は「いい加減に片付けてよ! 」と次男に怒ってしまいました。するとその様子を見ていた長男が「まあまあ子どもはそんなもんだって」とひと言。 次男をかばってくれたのでしょうか。それとも次に自分が片付けられなかったときのために、保身の意味を込めたのでしょうか。まるで親に叱られている孫をかばうときの祖父母が言うようなセリフに、私は笑わずにはいられませんでした。 それはこっちのセリフですどちらが大人かわからないような発言はほかにも。ある日子ども園に長男と次男を迎えに行ったときのことです。次男が靴を履くのに手間取っている間に、長男がお友だちとの話に夢中になりながら、玄関の外のピロティへ先に歩いて行ってしまいました。 降園の時間帯は園児と保護者が多いため、少しの間はぐれる形になり、私は次男が靴を履いてから長男を探しに行きました。すると長男も私のことを探していた様子でこちらに駆け寄ってきます。私が「も〜先に行かないでよ〜」と言おうと思った矢先「も〜お母さんどこ行ってたの〜? 心配したでしょ〜」と長男。「いやこっちのセリフだわ!」とツッコまずにはいられなかった私でした。 長男のこれらの発言を聞いて、大人の言うセリフを子どもがよく聞いているということが身をもってわかりました。そしてそのセリフを使うシーンやタイミングも完璧だということも。自分の発言には気をつけなければいけないなと思いつつも、まるで大人のようなセリフを発する長男がなんともかわいくて、また1つ愛おしくなったエピソードでした。 監修/助産師REIKO著者:今岡めい7歳と4歳の超わんぱく兄弟を育てるママであり、フリーライター。「子育てで一番大切なのは母親が笑顔でいること」「幼児期最大の英才教育は遊びである」をモットーに掲げ、日々テキトー育児を繰り広げている。
2022年11月12日私は妊娠してから専業主婦をしています。働いているママから、これまで何度「専業主婦はいったい家で何してるの?」と聞かれたかわかりません。しかし、同じ言葉でも相手の伝え方で、受け取る側である私の気持ちは全然違うことに気が付きました……。 専業主婦を「暇でしょ?」と言うAさんAさんはいつも、働いてない私に「たくさん時間があって、家で何してるの?」と言います。「暇でしょ?」という言葉も添えて。そんな私は子育てに苦戦しつつ、子どもについて新しい発見や学びがあり、暇とはかけ離れた日々でした。 そのためAさんの言葉は、私にとって不思議でなりませんでした。しかも、Aさんが私を少しバカにしているような言い方に聞こえてしまったため、私はモヤモヤと嫌な気持ちになったのです。 専業主婦を「尊敬する」と言ってくれるBさんBさんは「家で何してるの? 私は子どもはかわいいけれど、育児がじょうずじゃなくて。ずっと子どもと一緒にいるとストレスで……。だから尊敬する」と言いました。私は尊敬されるほど立派な育児はしていませんし、育児をしていて人に褒められることもほとんどありません。 ですので「尊敬する」とBさんに言われ、とてもうれしかったのです。そして私は、友人に対して温かい言葉を送ることができ、仕事と育児の両立をするBさんを、心から尊敬しました。 「あなたの息子くんは幸せだろうね」と言うCさんCさんは、子どもと過ごす時間をもっと持ちたいと思いながらも、将来を見据え夫婦で話し合い、共働きという選択をしていました。「家で何してるの?」と聞かれ、昨日の出来事や過ごし方をCさんに伝えると、「あなたの息子くんは幸せだろうね。うちの子はかわいそうだ」と言います。 そんなCさんは働いている間も子どものことを考え、帰宅後は子どもとの時間を大切にするけれど、それでも時間が足りず、子どもに申し訳ない、と思っているようでした。私はCさんを「なんて素敵なお母さんなんだろう」と思いました。 仕事をしながらも、子どものことを思い、真剣に向き合っているCさん。そんなたくさんの愛情をむけられている息子くんが、かわいそうなわけがありません。1日を一生懸命頑張っているCさんの話を聞いていると、私も「もっと頑張れる余地があるな。弱音を吐いていないで頑張ろう」と思えました。 「家で何してるの?」と同じ言葉ではありますが、それに続く言葉や言い方で、悲しくなったり、うれしくなったり、頑張ろうと思えたりと、私の気持ちはまったくちがいました。価値観は人それぞれ。例え私とは違った考え方や環境であっても、相手を尊重し、悲しませない言葉選びをしなくてはいけないな、と改めて感じさせられる出来事でした。 監修/助産師 REIKO著者:山下亜衣10歳と7歳のサッカー小僧の母。子どもたちを応援するため、アスリートフードマイスターを取得。転勤族で現在は地方での生活を満喫中。趣味はキャンプ。
2022年11月12日マザコン&モラハラ夫・アキラと、義母との同居生活を続ける洋子。アキラの年収の低さから洋子は看護師の仕事を続けていますが、「ママが俺を育てたようにお前も同じように子育てしろよ!」、「俺は理解のある夫だから、お前を外で働かせてやってるんだぞ!」と衝撃の一言を放ちます。洋子の育児を母親や近所の人と比較し、文句を言ってくるアキラ。給料も上がらない自分のことは棚に上げて、洋子が働くことに嫌味ばかり。イライラを募らせつつも、家計のためにさらに働くことを決意! 家計のために夜勤を決意 子どもの成長とともに、義母は子どものお世話に協力的に。一方、相変わらずなアキラは、いつまで経っても昇格もしないし、給料も上がらない。 老後や子どもの教育資金など、これからもっとお金がかかる。しかしアキラには期待できないので、洋子は夜勤を決意します。 家族会議の結果、すんなり夜勤を認めてくれたアキラと義母。家計の状況や自分の言い分を理解してくれたのだと思っていました。 子どもたちはかわいそうだと思いつつも、夜勤のおかげで懐も潤い、家にいる時間が短くなる分、洋子さんの精神衛生上も良影響。 そして普段我慢させている分、休日は子どもたちと目一杯一緒に過ごし、愛情を注ぎます。しかしそこに、アキラはいません。 家計のことを考えて夜勤をしはじめ、休日は全力で子どもと向き合う生活。想像しただけでも大変な生活……洋子は大丈夫でしょうか? 著者:マンガ家・イラストレーター 川本もち娘2人のママで、シングルマザー→ステップファミリーへ。モラハラから脱するキッカケを漫画で伝えています。
2022年11月12日保育園時代、朝起きると家の中に誰もいない……ということが度々あった魚田コットンさん。そのうち帰ってきてくれるよね? そう信じてひとりでずっとテレビを見て過ごしていたのですが……目覚めたら誰もいない、ある日。その日は何を思ったか、魚田コットンさんは近所に住むお友だちの家に突撃してしまい……!? 放置子に対する周りの大人の反応は… 登園前に近所の子が突然やってきて驚く友だちのお母さん。「えぇっ! 家に誰もいない!? ほんとに誰もいないの?」「うん」「お母さんに何も言われてない? 困ったね……じゃぁ……一緒に保育園へ連れてってあげるよ!」友だちのお母さんのおかげで、この日は事なきを得ました。 友だちの家へ行ったのはこの1度だけ。しかし、「やっぱりうちはちょっとオカシかったのかもしれない」と回顧する魚田コットンさん。 近所の人がどう思っていたのかはわからないものの、妙にやさしくしてくれた大人と、冷たくする大人に二極化していたそう……。 そんな魚田コットンさんの、大好きだったお父さんがいたときの記憶……。魚田コットンさんが6歳になるころには、お父さんは家にほとんど帰ってこなくなっていました。 魚田コットンさんはお父さんともっと一緒に居たくて、タバコを取り上げて意地悪したことがありました。 「仕事に遅刻しちゃうから返して」困ったように笑うお父さん。嫌われるのが怖くて、結局すぐに返しました。 「またすぐ帰ってくるからね」 どうせまたしばらく帰ってこないくせに。心のなかでそう思いながらも、「うん、行ってらっしゃい」そう返事をしてお父さんを送り出す魚田コットンさんなのでした。 周りの大人は魚田コットンさんが放置子、あるいは家庭に問題のある子どもだと認識して、助けようとしてやさしくする人、関わりたくなくてあえて冷たくする人に二極化していたのかもしれません。さらに、お父さんは仕事が忙しいのではなく、お母さんとの不仲が原因であまり帰ってこない様子。子どもの精神衛生上あまり良くないですね……。 著者:マンガ家・イラストレーター 魚田コットン
2022年11月12日妻が離婚を決意し実家へ娘を連れて帰ってしまった。その後地震が発生し、妻子と義両親は夫の伯父の家で生活。改心した夫は少しずつ娘に向き合うようになったものの、妻はまだ今後どうするのか決めかねていた。前回の話。 妻は、娘に関心のない夫と離婚する決意をしたものの、夫と久しぶりに会った娘があまりにも嬉しそうで、その決意が揺らいでしまった。 そんなとき、地震で被災してしまい、夫に「そばにいてほしい」と思ってしまった。 夫が周りや自分にやさしくするたびに、「ああ、この人はまた周りにいい顔してるんだ」、「またご機嫌取りか」と、うんざりしていた。 でも、今の夫はしっかり娘と向き合い、自分で考えて行動して、かわいがってくれている。それがわかるからこそ、なおさら動揺してしまって……。 「夢に描いていた夫になってくれた」そう思ったけれど… 今までの夫は、表面的なことしか手を出さなかったし、手を出しても、それは自分のため。 「自分の株をあげたい」、「イクメンだと思われたい」、「妻の機嫌を直したい」……そんな下心が見え見えだった。 ああ、やっと、私が好きだったカズ君が帰ってきた。 夢に描いていた、カズ君になってくれた。 そう思っているけれど……。 期待するたび裏切られ続け、夫を信用することができなくなってしまった妻。 きっともう大丈夫。そう信じたい気持ちとは裏腹に、黒ずんだ心の声がまとわりついて……。 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2022年11月12日育児に遅れと混乱が生じてる !!
ムスメちゃんとオコメちゃん
うちの家族、個性の塊です