育児と仕事の両立!新しい働き方の選択肢『子連れ出勤』についてどう思う?
2019年1月に政府が、育児と仕事の両立を支援するため、子どもを連れて職場で働く『子連れ出勤』を後押しするとの考えを表明し話題に。
ベビーカレンダーでは、これから子育てをしていくプレママ・プレパパと、現在子育てをしているママ・パパ2,172名を対象に『子連れ出勤』に関する意識調査を行いました(調査期間:2019年5月18日〜5月20日)。調査・分析の主なポイントは以下の通りです。
過半数が『子連れ出勤』に賛成!「育児と仕事を両立しやすくなる」「子どもと過ごす時間が増える」
政府が育児と仕事の両立を支援するために表明した『子連れ出勤』推奨の考えについて、賛成か反対かを質問したところ、20.2%が「とても賛成」、36.6%が「まあ賛成」と回答。過半数のママ・パパが『子連れ出勤』賛成派であることがわかりました。
一方で「やや反対」22.8%、「とても反対」7.7%と、全体の約3割のママ・パパは『子連れ出勤』反対派でした。
賛成派のママ・パパ1,232名に、特に当てはまる賛成の理由をたずねたところ、TOP3は、1位「子育てと仕事を両立しやすくなる」69.4%、2位「子どもと過ごす時間が増える」61.8%、3位「働き方の選択肢が増える」60.5%でした。政府が支援したいと考えている「育児と仕事の両立」について、特に賛成意見が多いことがわかります。
また、子連れ出勤をすることで単純に「子どもと過ごす時間が増える」という点も、働くママ・パパにとって大きなメリットのようです。
続いて、反対派のママ・パパ661名に、特に当てはまる反対の理由をたずねたところ、1位は「業務に集中できず、仕事が滞る」64.5%でした。実際に子連れで勤務先へ行くことを想像すると、子どもの様子が気になってしまったり、子どもの機嫌次第で業務を中断することになったりと、仕事が滞ってしまうと考える人が多いようです。
2位は「保育環境の整備や保育園の拡充など、ほかに優先すべきことがある」49.5%。「企業側に任せるのではなく、まずは子どもの預け先を増やしてほしい」「子連れ出勤をするにしても、企業内の保育環境を整えてほしい」という意見が多く挙がりました。