子育て情報『様子を見ていても大丈夫? 赤ちゃんの下痢について助産師がアドバイス!』

2019年7月7日 12:35

様子を見ていても大丈夫? 赤ちゃんの下痢について助産師がアドバイス!

目次

・Q.下痢の程度がわかりません
・高塚あきこ助産師からの回答
・赤ちゃんの下痢の特徴
・受診が必要な場合とは
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「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、赤ちゃんの下痢に関するご質問です。

Q.下痢の程度がわかりません

生後1カ月の子について質問です。昨日から下痢が続いていますが、熱はなく、おっぱいもミルクも飲みます。どのタイミングで病院に連れていけばよいでしょうか。また、下痢だと思いますが、下痢の程度がわかりません。このまま様子を見ていていいのか、すごく不安です。


高塚あきこ助産師からの回答

乳児は腸管が未熟で、腸内細菌が不安定ですので、便秘や下痢を繰り返す場合が多いと言われています。便秘や下痢を繰り返しながら、成長とともに、徐々に腸の力がつき、排便のペースができてきますよ。お子さんのご様子が普段とお変わりなく、おっぱいやミルクもしっかり飲めていて、機嫌もいいようでしたら、生理的なものとして捉えていただいていいのではないかと思います。腸内環境が1回変化すると、赤ちゃんの場合なかなか改善しないことが多く1カ月近く症状が続くことがあります。
もし下痢が続いている、嘔吐がある、機嫌が悪い、元気がない、お尻がかぶれる、血便がある、おっぱいやミルクが飲めないなどあれば、小児科でご相談くださいね。


※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー

※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください

赤ちゃんの下痢の特徴

赤ちゃんは消化管が未熟であることや母乳やミルクしか口にしていないので、大人に比べると便は緩めで、回数も多いのが特徴です。
下痢には、軟便と泥状便(でいじょうべん)、水様便があります。見分ける方法としては、オムツに吸い取られてしまうような便が水様便、泥状便はその名のとおり、泥のような状態の便をさします。基本的に、赤ちゃんの便は軟便程度が多いです。

排便の回数は、1日に数回から10回以上と個人差があり、色は黄~薄茶です。赤ちゃんに異常があるとき、違いに気付けるように普段の便の状態をよく観察しておくこと良いでしょう。もし、異常なのかどうか判断がつかない場合は、便の写真を撮るか、便が付いたオムツを持って小児科を受診するのが良いです。

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