お片付けも簡単に!室内遊びが増える夏に始めるお片付けのキホン【ラクに楽しく♪特集】
赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、保育士の中田さんからメッセージです。
こんにちは! 保育士の中田馨です。暑い夏は、お家での遊びが増える時期でもあります。ビニールプールで遊ぶなど、夏ならではの遊びもすると思いますが、そんな長時間できるものではないので、やはり遊びのメインは「部屋の中」になります。
そうすると毎日部屋の中はグチャグチャ! 片付けるのが大変だし、お片付けしようと伝えてもなかなか思うようには進みません。今回は、そんなお片付けもラクになる、1~2歳ごろの赤ちゃんが自分でお片付けができるようになるまでの「お片付けのキホン」を話します。
お片付けはいつから始める?
お片付けができるようになるのは1歳ごろから。
歩けるようになってからとも言いますが、座っていてもお片付けはできます。お片付けの見本になるのは、パパとママです。言葉で説明するのはまだ難しい赤ちゃんですので、パパとママがお片付けする姿を見せることからスタートしましょう。
今使うおもちゃだけに絞る
部屋におもちゃが溢れていませんか? もしそうであれば、まずはおもちゃの見直しをしてみましょう。使うおもちゃを「絞る」のです。「このおもちゃ、あまり使ってないな」というものは別の場所に片付けます。
例えば、同じ車のおもちゃでも、よく使うものとそうでないものがあると思います。全てを出すのではなく厳選することがポイントです。
絵本も同様で、今、興味のある絵本に絞ってみましょう。おもちゃなどを絞ることで、赤ちゃんも片付けやすくなります。赤ちゃんの興味関心や成長に合わせて、おもちゃを入れ替えてみましょう。
「遊び」のひとつとしてスタート
「片付け」をしつけとしてすると、なかなか片付けてくれない赤ちゃんに、ママも苛立ってくることがあると思います。ですので「お片付けも遊びの一環」と思って取り入れます。
ブロックや積み木などは収納するときに色分けしてみます。ブロックと同じ色の箱があるととても良いですね。赤、緑、青の箱を用意して、箱の色と同じブロックを入れます。
遊びながら色も覚えられ、片付けもできて一石二鳥です。また、徒競走などで流れる音楽を口ずさみ、「ママとどちらが早いかな? 〇〇選手(赤ちゃんの名前)