子育て情報『【医師監修】妊娠中に高熱!おなかの赤ちゃんは大丈夫?市販薬はNG?』

【医師監修】妊娠中に高熱!おなかの赤ちゃんは大丈夫?市販薬はNG?

汗をたくさんかくので、こまめな水分補給も大切です。悪寒がなくなったら、わきの下や鼠径部など太い血管が通っている部分を冷やしましょう。また、解熱効果はありませんが、頭を氷枕や冷却シートで冷やすのも、高熱による体の苦痛を和らげてくれます。高熱の状態で無理は禁物です。適切な対処法で高熱を乗り切りましょう。

まとめ

高熱のときは赤ちゃんへの影響が心配です。妊娠中はホルモンバランスの変化で、心も体も変化します。一番良くないのは、ひとりで抱え込んでしまうこと。
産婦人科やかかりつけ医に相談をして、対処法を仰ぎましょう。現代女性は仕事や家事で忙しく、無理をしてしまいがちです。しかし、赤ちゃんを守るためにも、自分の体は大切に扱わなくてはなりません。妊娠中は感染症や疾病にかからないように、予防を徹底することが大切です。

■参考

・「食中毒について」公益社団法人全日本病院協会

・「妊婦の薬物服用」公益社団法人日本産婦人科医会

監修者:医師 産科婦人科福岡医院院長 福岡 正恒 先生
京都大学医学部卒。同大学院修了後、京都大学助手、講師を経て、平成11年より産科婦人科福岡医院院長。京都大学在職中は、婦人科病棟や産科病棟などを担当。またこの間、英国エジンバラ大学・生殖生物学研究所に留学。
日本産科婦人科学会・産婦人科専門医,京都大学医学博士

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