「生理用品ない!」海外旅行中の急な生理、現地でナプキンを入手するまで
海外旅行の際に、予定よりも大幅に早く生理がやってきました。私は経血が多めのため、タンポンとナプキンを併用しているのですが、「万が一、生理がきても買えばいいか」と、日本と同じ感覚で渡航してしまっていたのです。
海外旅行中、予定よりも大幅に早く生理が!
28歳のころ、初めて中国へ旅行に行ったときのことです。環境変化のせいか、予定より10日以上も早く、生理が来てしまいました。持っていたのは、念のために持参していたナプキン2枚だけ……。生理期間は5日くらいと長いほうではないのですが、2日目の経血量が特に多いので、生理中はタンポンと大きめのナプキンの両方を使用しています。
生理に気づいたのは、空港に着いてすぐくらいのタイミング。少量の出血でした。
しかし、空港内にはお土産物屋くらいしか見当たらず、「道中で買えばいいか」とそのままタクシーで移動することになりました。
生理用品を置いているお店が見当たらない!
空港からは高速道路の移動。日本であれば、気軽にコンビニやドラッグストアに立ち寄ってもらうことができるのですが、なかなか店が見当たりません。
また一緒に旅行に来ている友人には男性もいて、生理用品を探しに行きたいとも言い出しづらく……。結局、ホテルに着いてから探すことにしました。
しかし、ホテルに着いてみても、周辺には売っているお店が見当たりません。見知らぬ土地で遠くまで行くのも怖いので、勇気を出してホテルの人に聞くことに。そうして、コンビニの場所を教えてもらい、ようやくタンポンとナプキンを見つけることができました。
「袋に入れて」とうまく伝えられない!
その当時、生理用品を購入すると、日本では何も言わずとも、中身が見えないように不透明な袋に入れたうえで、半透明のビニール袋に入れてくれました。しかし、中国では原則、袋は有料。そのため、「袋をつけてほしい」と伝えないとそのまま手渡しされます。
うまく言葉で伝えることができなかった私は、ジェスチャーで袋に入れてほしいと伝えるのがおっくうになり、やむなく部屋まで服に隠して持ち帰る羽目になりました。さらに、中国では、生理用品を捨てられるエチケットボックスがないところも多かったです。
このときの体験から、急な生理で困らないように、予定が先でも十分な生理用品を持っていくこと、そして旅行先のトイレについても知っておくことが重要だと感じました。