新型コロナで健診が中止。お家でのチェックポイントを助産師が教えます!
身体測定(体重、身長、頭囲、胸囲)、成長・発達のチェック、全身の診察をおこないます。また、栄養状態や母子の生活環境のチェック、育児相談をおこなっています。3~4カ月児健康診査問診票がありますので、事前に記入しましょう。
3~4カ月健診の内容
診察として心臓や肺を聴診して雑音をチェック。あやすと笑うか、目でものを追う追視テスト、眼球の異常運動のチェック、音への反応、先天性股関節脱臼・白蓋形成不全・停留睾丸の有無などの身体的診察がおこなわれます。
3~4カ月健診では首すわりの状態を確認。赤ちゃんをあお向けに寝かせて両手を持って引き起こしたときに首がついてくるか、うつぶせにしたときに頭を持ち上げられるかを観察して、首が座っているか判断します。
3~4カ月健診は、小児科医、保健師、助産師、栄養士などの各専門家に相談することができます。
育児に関する不安や疑問、授乳育児の状況やミルクの回数などの相談、予防接種の時期、ママの抑うつ気分があればママの体調についての相談もおすすめです。母乳指導もおこなっていますので、ママの母乳トラブルなどの確認があり、赤ちゃんの体重が増えないなどの心配事があれば、親身に相談にのってくれます。母乳回数や間隔、ミルクの量などのメモを持参すると判断材料になります。
3~4カ月健診で体重の増加が少ない、首のすわりが遅い、反射や反応が鈍い、消失すべき原始反射が残っているなど、発達の異常がある場合は再検査になるようです。
※参考:基礎知識(ベビー)「3カ月・4カ月健診とは?健診の内容や場所、持ち物や費用について」【監修者:医師 松井 潔 先生小児科 | 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長】
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