2021年1月16日 21:30
産後2カ月、救急搬送そして手術… ピンチを乗り切る鍵となったのは!?
少しでも睡眠時間を確保したくて始めた混合育児。一緒に暮らす夫と私の両親にも協力してもらい、だいぶラクをさせてもらっていました。そんななか、私が突如病気に……! ママ不在というピンチを乗り切る鍵となったのは、「誰でも育児用ミルクをあげられること」でした。
少しでもラクに…下心からの混合育児
私が出産した病院では、母児同室は昼間だけ。夜は赤ちゃんを預かってもらえたので、ぐっすり眠ることができました。夜間の授乳がないのはこんなにラクなのか!と実感。昔から睡眠不足が苦手だった私。退院後も時々パパに授乳をお願いすることに。
また、昼間はばあばやじいじにも協力してもらいました。幸いおっぱいのトラブルも起きず、娘は母乳も育児用ミルクもたくさん飲んで元気に生活していました。
ママが突然の病気! 救急搬送から手術へ
娘が生後2カ月になったある日の夕食後、私は「何だか口の中がピリピリするな」と感じました。いつもと変わらぬメニュー。「疲れかな?」と思っていると、あっという間に舌が動かなくなってしまいました。そのうえ、右手の握力もなくなり、持っていた携帯電話を落とす始末。それを見ていた母が異変に気付き、すぐに救急車を要請。
診断は慢性硬膜下血腫でした。
心当たりはなかったのですが、頭部を打撲するなどしてじわじわと時間をかけて血液が脳の表面にたまる病気だそうです。手術が必要とのことで、私はそのまま入院を余儀なくされました。
娘はどうなる? 自分よりも心配に
医師の説明によると、病状は深刻ではなく、1週間ほどの入院で完治するとのこと。ほっとしたと同時に「娘は大丈夫なのだろうか?」と心配になりました。まだ首もすわっていない娘。「私がいなければ、家族は困るだろうな」とも思いました。
しかしその不安はすぐに解消されたのです。「僕もミルクをあげられるし、お風呂もいつもと同じだから大丈夫。
お義母さんやお義父さんが抱っこすると寝ちゃうんだよ。みんなで娘ちゃんをお世話していたからだね。いろいろと分担できるから心配しないで」と夫は笑顔で言ってくれました。
私がいなくても本当に大丈夫だった
退院後に母から聞きました。「あの子はみんなに慣れているから、ぐずることも少なかったわよ。私たちもお世話に慣れているし、一緒に住んでいてよかったなって思ったわ」