朝が弱い人はどうすればいいの…? 妊婦さんの理想の朝食とは!?
・「主食」はご飯を中心に
ご飯は味が淡白で、いろいろなおかずともよく調和し、主菜、副菜が揃えやすくなります。また、満腹感がある割にエネルギーとして消費されやすいので、体の脂肪になりにくく、塩分を含まないので食事全体の塩分量も控えることができます。
・「主菜」は脂質を控えて適量を
肉料理は脂肪の少ない赤身の肉を選びます。魚介類には良質なたんぱく質に加え、EPAやDHAなどの必須脂肪酸が含まれているので、妊娠中の方や授乳中の方におすすめです。
・「副菜」は野菜などをたっぷりと
きのこや海藻類は低エネルギーで食物繊維が豊富。切り干し大根や高野豆腐などの乾物も利用し、副菜のレパートリーを増やしましょう。
妊婦さんにおすすめ! 朝食メニュー例
次に朝食に着目してみましょう。しっかり栄養を摂りたい朝食。
どのようなメニューを取り入れればよいのでしょうか? 妊娠中に必要な食品の種類と量の目安、おすすめの献立をご紹介します。
●定番の和食は栄養バランスもいい
・メニュー例
ご飯、目玉焼き、味噌汁、きのこソテー、牛乳、りんご
・ポイント
和食は作るのに手間がかかるイメージですが、朝食ならさほど難しくはありません。味噌汁を作っている間に卵ときのこを調理すれば、ものの10分でできてしまいます。味噌汁に使用されている味噌は大豆を発酵させて作られており、アミノ酸やビタミンが豊富。野菜、わかめなど、具をたくさん入れれば食物繊維やミネラルをたっぷり摂ることができます。
●パン派の人もタンパク質と野菜を取り入れて
・メニュー例
食パン、オムレツ、サラダ、チーズ、みかん
・ポイント
朝はパン派という人におすすめなのが、オムレツを組み合わせた献立です。オムレツは炒めたにんじんやマッシュルームなどを具にして作れば、食べ応えも十分。パンを食べる際はジャムやシロップをかけるのは控え、オムレツやチーズを挟んで食べるなど、甘味料に頼らないようにしましょう。
●休日はカフェ風パンケーキ朝食でぜいたくに
・メニュー例
パンケーキ、ブルーベリー、バナナ、温野菜サラダ
・ポイント
たまには特別なメニューで気分転換を。そんなときは、パンケーキを使った朝食メニューにチャレンジしてみましょう。パンケーキには小麦、卵、牛乳が使用されているため、野菜と果物を組み合わせましょう。