第二子にも使えて実はラクチン! 布おむつのメリットを助産師が教えます
布おむつを使っていた我が家。周りからは、「めんどくさそう」「大変そう」という意見が多くありました。TPOに合わせて、紙おむつと併用すると思っているよりもラクチンです。今回は、助産師である私がおすすめする「布おむつ」についてのお話です。
布おむつのメリット・デメリット
布おむつにもメリットとデメリットがあります。まずはそれを知っておくことが大切です。
布おむつのメリット
・蒸れがなく、おむつかぶれが少ない
・おしっこをした感じが赤ちゃんもママもわかりやすくこまめに交換できる
・おしっこが出る感覚がわかりやすく、トイレトレーニングを進めやすくなる
・おむつ代を節約できる。第二子にも使える
・おむつの残量を気にしたり、買いに行く手間がない
・うんちが拭き取りやすい(新生児のうんちは水っぽく紙おむつだと水分を吸収してカピカピなるので拭きにくいことも)
・ゴミが減る
布おむつのデメリット
・洗濯が大変、水道代が増える
・初期費用がかかる(おむつカバー、布おむつなど)
・こまめに交換しないとカバーから漏れることがある
布おむつと紙おむつを併用して両方のメリットを生かす
私のおすすめは、布おむつと紙おむつを併用して両方のメリットを生かす方法です。どんなときに布おむつが良くて、どんなときに紙おむつが良いのかシーン別にご紹介します。
こんなときは布おむつがラク
・家にいてママの余裕があるとき
・紙おむつのストックがなくなったとき
こんなときは紙おむつがラク
・外出中
・夜間
・ママの体調が悪く洗濯が大変なとき
・用意していた布おむつを全部使ってしまったとき
・天気が悪くて洗濯が間に合わない(布おむつが乾かない)とき
・排便回数が多い、胃腸炎など感染性の下痢があるとき
最初に何を準備すればいい?
布おむつを実践するときに準備するものをご紹介します。
【布おむつ生活準備リスト】
●布おむつ 10〜20枚/日(布おむつメインの場合)
輪おむつ(さらしで作る布おむつ。既製品のものもあり)、成型おむつ(既製品)
さらしの輪おむつは広げて洗えるので乾きやすい
布おむつ(輪おむつ)は2枚重ねにする場合、2倍の枚数が必要
●おむつカバー 2〜3枚
あると便利なグッズです
●おむつシート(布製や使い捨てタイプもあり)