子育て情報『お金のプロに聞いた!2021年こそしっかり貯めるには何すればいい?』

2021年1月6日 22:00

お金のプロに聞いた!2021年こそしっかり貯めるには何すればいい?

これを毎月積み立てられれば、進学時の借り入れや新たにまとまった費用捻出をせずに済みます。必要な金額を先に積み立てすることができれば、お金を貯めるが苦手な人でも積み立てをして残った分でやりくりする習慣が身に付けば、自然とお金が貯まっていきます。

目的にあった積立方法を確認!

積み立ての方法はいくつかありますが、教育費の積み立ては学資保険(こども保険)だけでなく、積立定期預金、終身保険や養老保険(外貨建・変額保険を含む)、投資信託や株式累投などをNISA(ジュニアNISA・つみたてNISAを含む)で積み立てる等の方法、老後資金の積み立てについては、iDeCo(個人型確定拠出年金)や個人年金(外貨建・変額年金を含む)、財形年金等の方法があります。

また、純金積立や積立外貨預金、用途は限られますが百貨店・デパートの積立等の方法もあります。多くの積立方法は、給与や銀行口座から強制的に積立できる一方で、運用のリスクや中途解約ができないもの、中途解約時に元本割れする可能性があるものがありますので、メリット・デメリットをしっかり考えたうえで利用しましょう。

固定費の削減や積立の開始といった多少手間のかかる手続きは、思った時が始め時と言えますが、年初は気持ちの面からも制度の面からも始めやすい時期です。将来の教育費等の大きなお金を使うライフイベントに備えるためにも、できることから始めるきっかけにしていただければと思います。

監修者・著者:ファイナンシャルプランナー 大野高志
1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP®(日本FP協会認定)。
独立系FP事務所・株式会社とし生活設計取締役。予備校チューター、地方公務員、金融機関勤務を経て2011年に独立。教育費・老後資金準備、税や社会保障、住宅ローンや保険の見直し、貯蓄・資産運用等 多角的にライフプランの個別相談を行うとともにセミナー講師として活動しています。

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