「たかが生理痛」「不順」なんて言わせない!放っておくと危険!?意外と多い危険な兆候
・定期的な運動をする
有酸素運動なら何でも良いと思います。例えばストレッチ、ヨガ、ピラティス、エアロビ クス、いずれも効果があります。散歩でも良いです。きつすぎる運動は逆効果です。
・ストレスを減らす
ストレスはPMSの大きな原因です。
避けられるストレスは避け、 楽しい時間・リラックスした時間を作りましょう。例えば入 浴、ストレッチ、深呼吸、笑う、好きな人と会う、アロマ、音楽なども良いでしょう。 家族にPMSを理解してもらうとストレスが減るかもしれません。
他には、栄養バランスのとれた食事をとる、質の良い睡眠をとるなども大切です」
生理中の「腹痛」「腰痛」
やはり、生理痛で悩んでいる方は多いですね。「たかが生理痛」と思わず、つらい場合は我慢せずに産婦人科にご相談 ください。
特に
・生理痛により学校や会社を休み、日常生活に支障がある
・年々、生理痛がひどくなる
・生理以外のときでもお腹が痛い
・セックスの時に痛みがある
のうち、いずれか1つでもあてはまる場合は子宮内膜症などの可能性がありますので受診をおすすめします。
自宅でのケアとして温める、普段から定期的な運動をする、鎮痛剤を飲むなどが効果的です。
生理痛があるときは、ぬるめのお風呂にゆっくりつかる(足浴でもOK)、カイロか腹巻で下腹部を温めると、痛みが和らぎます。
運動は有酸素運動なら何でも良いです。ヨガ、ストレッチ、エアロビクスなど、いずれも 効果があります。
鎮痛剤は“くせになる”のを心配する方もいますが、月に数日程度なら問題ありません。
薬の成分はロキソプロフェンやイブプロフェンなどががよく効きます。痛みが強くなる前から飲み始めると、効きやすいです」
※市販薬を使う場合は、用法用量や使用上の注意などを守って下さい
以上、医師が選ぶ3大生理の悩みを紹介しました。中には危険度が高い症状もあるようで、文字通り生理現象とはいえ侮れません!ちょっと変だな、つらいな、と感じたら無理せず堂々と休みをとり、病院に行ってみましょう。「自分は軽い方だから…」という方も、症状の程度にかかわらず一度医師に相談してみると良いかもしれませんね。
監修者:医師 よしかた産婦人科 上原萌美 先生
日本産婦人科学会専門医。