子育て情報『現役保育士さんが教える!風邪気味かもと思ったときおうちでできる対処法』

2021年1月10日 22:00

現役保育士さんが教える!風邪気味かもと思ったときおうちでできる対処法

感染症法では37.5度以上が発熱。38度以上が高熱と言います。熱が高い場合も、例えば突発性発疹などは、いきなり40度近くの熱が出るのに機嫌はそう悪くはないという重くない病気もあります。

熱が出た場合、発疹はないか、水分は取れているか、機嫌は悪くないかなどの子どもの全身状態を確認しましょう。発熱の多くは、遅くても3~4日ごろに下がり始めます。

受診の目安

以下の様子が見られる場合は、病院へ受診しましょう。

・吐いたり下痢をしている
・水分を受け付けない
・機嫌が悪い
・顔色が青白い
・呼吸が苦しそう
・ぐったりしている、元気がない
・3日以上熱が下がらない
・突然38度以上の熱が出た時
・生後3カ月未満の38度以上の発熱

食欲はないが水分がとれていて機嫌がいい場合は、例えば夜の場合なら翌日に受診を考えるなど様子を見てもいいでしょう。また、熱が微熱程度でも、明らかに様子がいつもと違う場合は受診しましょう。


病院に行く際は、
・熱がいつから上がり始めたか、何度あるか?
・熱以外の症状は?
・水分や食事はとれているか?
・おしっこは出ているか?
などを伝えられるようにしておくとスムーズです。

「風邪気味かな?」と思ったときは、家でできるケアをしてあげるだけで、赤ちゃんもラクになりますので実践してみてくださいね。

著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!

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