2021年3月22日 14:30
多かったお悩みトップから選出!育児中の生活音できかせちゃいけないものって?
「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【専門家に相談】の掲示板。そのなかから特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、2021年1月に寄せられた相談のなかから、回答が役に立ったとの声が多かった「生活音が赤ちゃんに及ぼす影響」に関するご相談です。
Q.生活音は気にしなくてもいいのでしょうか
生後2カ月の娘の母です。新生児のころから最近まで部屋を静かにして生活していて、最近はどうしても見たいテレビは声を静かめにしてつけていたのですが、保育士の母がそんなに静かにするより気をつかわずにテレビを見たり普段通りにしたらいいと言っています。本当のところどちらが正解なのでしょうか? 今後の娘の性格などに関わってくるのかなと思って気になります。
在元祐子助産師からの回答
日常生活音や環境についてですが、赤ちゃんがおなかにいたときの状況はいかがでしたか? 赤ちゃんはおなかの中でもずっと日常生活を感じていますよ。むしろ、おなかの中にいたときから、ママさんの体の臓器の音、ママさんやパパさんの声、テレビの音、ぜーんぶ感じています。シーンとした環境で胎児時期を過ごしていませんから、赤ちゃんを静かな環境におかなくてはならないわけではないと思いますよ。
むしろ妊娠中のいつもの生活音に安心感を抱くことも。眠たかったらうるさい環境でも寝ますし、寝ぐずりするならば静かな環境でも泣きます。気にし過ぎず、いつものわが家の環境を心がけていけばよいです。
第二子、第三子になれば、静かな環境などあり得なくなりますし、産休明けで園に入るお子さんであれば生後3カ月でお兄さん・お姉さんに囲まれた賑やかな生活になります。それでもお子さんは、健康に育ちますからね!
※参考:ベビーカレンダー「専門家に相談」コーナー
※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください。
胎児の聴覚の発達
おなかの赤ちゃんの耳は、妊娠6週ごろにはすでに作られ始めています。妊娠20週を過ぎるとおなかの中の音やママの声が聞こえるようになると言われています。そして妊娠32週ごろになると赤ちゃんの聴覚の機能はほぼ完成に近づいていきます。