子育て情報『感染拡大から1年超、約8割の産院が妊婦さんの不安軽減のために「コロナ対策サービス」を導入!【全国76院に調査】』

2021年8月12日 13:00

感染拡大から1年超、約8割の産院が妊婦さんの不安軽減のために「コロナ対策サービス」を導入!【全国76院に調査】

について「受け入れていない」44.7%、「制限付きで受け入れている」51.4%、「面会」は「受け入れていない」59.2%、「制限付きで受け入れている」39.5%と、「立ち会い出産」と「面会」は9割以上の割合で制限があることが明らかとなりました。

▼立ち会い出産

立ち会い出産の受け入れ状況


▼面会

面会の受け入れ状況


また、同様に「母親学級・両親学級」についても「開催していない」39.5%、「制限付きで開催している」51.3%と9割以上が制限中という結果となりました(有効回答数:76)。

さらに診療への「付き添い」に関しては、「受け入れていない」が58.7%、「制限付きで受け入れている」が41.3%と、回答を得られた75院すべての産院で制限があるとの結果に。(ただし妊婦さんが外国人など通訳が必要な場合や、夫婦双方に説明が必要な場合などは受け入れる、と回答する産院が多数)

一方で、「里帰り出産」については「受け入れる」が63.2%と、半数以上の産院が受け入れていることがわかりました(有効回答数:76)。「制限付きで受け入れている」(33.3%)も含めると97.3%となり、制限はありつつも、ほぼすべての産院が里帰り出産を受け入れているという結果に。制限の内容としては、「帰省後2週間の自宅待機」という回答が多数でした。

上記の結果から、コロナ禍においては感染予防の観点から「妊婦さん以外の人が院内に入ること」を制限する産院が多いことがうかがえます。
立ち会い出産や面会が制限されることで、出産を控えている妊婦さんが不安や孤独感を抱いたり、これから子どもを授かりたいと考えている女性やそのご家族が、妊娠・出産をちゅうちょし、先送りにしたりする可能性も考えられます。

しかしながら、コロナ禍における産院の対応は制限することばかりではありません。


安心して出産に臨めるように、約8割の産院が「コロナ対策サービス」を開始

コロナ禍で妊娠・出産にまつわる制限が依然としてあるからこそ、産院では妊婦さんの孤独感や不安を軽減するための新たな取り組みも生まれています。

新型コロナ感染拡大の影響を受けて「新たなシステムやサービスを導入した」と回答した産院は75.0%と、約8割の産院が2020〜21年にかけて新しい取り組みを開始していることが明らかとなりました。

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