2022年1月23日 09:30
「今日は特別」はNG!?保育士が明かす休日にやって欲しくないこと
パパ、ママが海好きで、夏は月に2、3回、車で片道2~3時間ほどかかる海に出かけていたのです。そのお子さんは、海に行った次の月曜日に保育所で発熱し、その後2~3日休む。と言うパターンが続きました。遠い海に行き疲れること、陽に焼けることなど、さまざまな要因があっての発熱だと思います。
パパとママが好きな場所に遊びに行くことももちろん大切なことですが、まず第1に子どもにとって負担が少ない場所へのお出かけを検討してください。もし、遠出するなら土曜日にお出かけして、日曜日はおうちでのんびりできたらいいですね。
保育所でしている身の回りのできることは、おうちでも取り入れてみて!
例えば、保育所では衣服の着脱が自分でできて、布パンツを履いている子。声をかければトイレで排せつができるとします。
子どものできていることを、保育士から聞いているのであれば、できる限りおうちでも取り入れてもらえると助かります。よくあるのが保育園では1日布パンツで過ごしているけど、土日は紙パンツをはいているというパターン。土日に紙パンツの中で排せつすることが当たり前だと、月曜日のおもらしの率が非常に多いのです。水曜日ごろにようやくトイレに行くリズムが整ってきて週末を迎え、再びおもらし。紙パンツの方が、手間がかからない。と言う気持ちは分かりますが、子どもがほぼできていることを親御さんにも自宅で見ていただき、できた嬉しさを共感してもらいたいなと思います。
土日は親子のコミュニケーションタイム。月曜日からの生活のためにも土日でしっかり充電してきてくださいね!
著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。
息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
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