知らないと損しちゃう!?今はパパも産休育休を取る時代!とるタイミングは?いつ申請すればいい?
と小崎先生は話します。
出典:「育児・介護休業法 改正ポイントのご案内 P2「育児休業の分割取得」(厚生労働省)
産休育休の取り方のポイント
とてもフレキシブルな「パパの産休」ですが、自由の幅が大きいだけに「どのタイミングで取ればいいかな」と迷ってしまう家庭もあるかもしれません。
厚生労働省は次のような例を挙げています。
小崎先生は次のような取り方もおすすめしています。
【パパの産後育休】
・第2子以降の場合は出産後すぐ
上の子がいる場合は上の子どものお世話があるので、入院中も含め、パパが子育てを担当します。退院後のママが心身の回復に集中できるメリットも。
・退院後/里帰りから戻ってきてすぐ
新しい生活が始まるタイミングは、何かと忙しくなります。いろいろなことに配慮が必要な新生児育児を産後のママと一緒に過ごします。ママの食事作り、買い物、掃除などのサポートも。
【パパの育休】
・保育所に入る前後
保育所に入る準備期間と慣らし保育期間中はより大人の手が必要です。慣らし保育はできるだけ子どもに負担がかからないよう、ていねいにゆっくり進めたいので、育休をとってゆとりを持ちます。
・ママの育休のタイミングに合わせて
2人で交代して育休を取ることもいいですが、あえて一緒に取って「家族の時間」を過ごすのもおすすめです。
いつ申請すればいい?
パパの産後育休の申し出期限については「2週間前まで」、育児休暇の申し出期限は「1カ月前まで」となっています。でも実際に職場で2週間前に申し出てもいいものなのでしょうか。小崎先生に尋ねました。
「例えば今日申請したら2週間後には休んでいいということになります。これは与えられた権利なのですが、企業側からするとやっぱり人の手配や業務の担当の問題もあって大変になることもあるでしょう。産後育休から職場に戻ってきた時、お互いが気持ちよく戻れるような手はずを整えておいた方がいいのではないでしょうか。社会人としてのマナーです。いつ頃生まれるかは予め分かっていますから、分かっている段階で上司や同僚と話し合ったらいいのではないでしょうか。
無論、緊急時もありますから仕方のない時もありますが」と小崎先生。