子育て情報『「もう子どもはもてないのかも…」約3年間の不妊治療。最後にわかった原因が衝撃的だった…【体験談】』

2022年8月23日 21:30

「もう子どもはもてないのかも…」約3年間の不妊治療。最後にわかった原因が衝撃的だった…【体験談】

私は不妊治療の経験者です。結婚前から、子宮腺筋症などを患っていることがわかっていたので、「自分の体に問題があり、妊娠できないんだ」と思いながら治療を進めていました。しかし、体外受精にまで進んだとき、思いもよらないところに不妊の原因があることが判明したのです。

夫を誘ったけれど

私は生理痛がひどく、経血もとても多いです。ついた病名は「子宮腺筋症」、そして排卵しにくい体質である「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」。医者から言われたのは、「30歳になるまでに妊娠しないと、不妊治療が必要になる可能性がある」という、当時20代半ばだった私にとってはショッキングな話でした。その後、29歳のときに結婚。お付き合いのころから、夫には自分の体のことを説明していました。
そのため、結婚とほぼ同時に治療をスタート。はじめは町の産婦人科にかかり、タイミング法から試しました。

ホルモン剤を飲み、医者からの指定された日に夫を誘い……。念の為、夫の精子も調べてもらいましたが、特に異常はありません。治療を半年ほど続けましたが、まったく妊娠できません。それどころか、検査で片方の卵管が詰まり気味なこと、腟内で動いている精子が少ないことの2点が指摘されました。「やっぱり原因は私の体か……」と、絶望的な気持ちの中、医者からは大きな病院で人工受精にトライしたほうがいいと、転院を進められました。

2回の転院

2つ目に選んだ病院は、体外受精までおこなっている大学病院です。
この病院でも私・夫の検査をおこないましたが、夫側には特に不妊の要因は見つかりません。「私の体のせいで……。本当に申し訳ない……」。そんな気持ちの中、人工授精にチャレンジしましたが、ここでもかすりもしません。

通院のたびに先生が変わること、そして病院で、幸せそうな妊婦さんや子ども連れが目に入ってしまうことがどうしても耐えきれず、私はまた転院することを決意しました。最後に選んだのは、不妊治療専門の病院です。病院の評判がよく、医師が1人であること、なにより子どもやおなかの大きな妊婦さんを見なくてすむところに魅力を感じました。

この病院に通い始めたころ、ついに私は30歳を迎えてしまいました。
「もしかしたら、もう子どもを持てないかも……」マイナスな気持ちを抱えながらも、それでも気持ちを奮い立たせて通院を続けていました。

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