2022年11月4日 21:40
<長男の嫁って?>「手伝ってくれる?」笑顔で話しかけてきた義母。しかし夫が消えた直後、驚愕の…
結婚4年目のつくしは、義母やご近所さんから“不妊の嫁”と言われていました。そんなつくしが「家業を継ぎたいから、実家のそばに住んで欲しい」というプロポーズの言葉を5年前に受けたのがすべての始まりでした。
夫の家はこの地で3代続く布団屋さん。“長男の嫁”になり、“義実家のそば”に住むということで、苦労するのはわかっていました。それでも「同居じゃないなら……」と結婚を決めたつくし。しかし、引っ越し先はまさかの義母が住む母屋の隣。「敷地内同居だなんて……聞いてない」とショックを受けるつくしですが……?
笑顔だった義母がまさかの…?
「そばとは聞いてたけど……」
義実家のすぐ隣の空き家に住むなんて、同居と変わらないじゃん。
気が重くなるつくし。
「えっ……嫌?」
「あー……びっくりしたけど……大丈夫」
夫を心配させまいと笑顔を見せるつくし。
同じ敷地だけど、家業は手伝わない予定だし、それほど関わらないはず……。
そう思っていた矢先……義母がやってきました。
「つくしさん。荷解きはひろし(夫)に任せて、ごはん作るから手伝ってくれる?」
笑顔でお願いしてくる義母。
「は、はい!」
荷物を夫に任せ、足早に追いかける義母を追いかけますが、なかなか追いつきません。
「今日からお世話になります!」
義母の住む母屋に入り、つくしが挨拶をしましたが……
「……」
返事がありません。
「……? あの……」
スタスタ歩いて何も言わない義母。
「お義母さん……」
聞こえていないのか無視されているのかわからず、つくしが戸惑っていると、振り返った義母が勢い良く息を吸い込み……?
「同居じゃないなら……」