子育て情報『「まさかそんなことが命取りに?」保育士も実践!我が子を転落事故から守るためにできる予防策とは!?』

2023年1月6日 10:30

「まさかそんなことが命取りに?」保育士も実践!我が子を転落事故から守るためにできる予防策とは!?

保育士の中田馨さんが、子ども転落事故について教えてくれました。最近ニュースでも子どもの転落に関するものをよく見かけます。室内や屋外で転落事故が起こりやすい状況を確認しておくとともに、予防策なども改めて見直してみましょう!

目次

・室内で起きやすい転落に関するヒヤリハット
・屋外で起きやすい転落に関するヒヤリハット
・転落事故を防ぐベランダ対策
・家庭でできる具体的な予防対策
・保育園で行っている転落予防策


転落イメージ


こんにちは。保育士の中田馨です。子どもの成長発達とともに気をつけなくてはいけないことに、高さのある所から落ちる「転落」があります。

そこで今回は、転落事故を防ぐために保育所で行っている防止策とともに、家庭で子どもの安全な環境を考えていきたいと思います。

室内で起きやすい転落に関するヒヤリハット

子どもの転落事故の特徴(消費者庁)には下記のようなものがあります。

●子どもの発達段階によって事故が起こりやすい場所や状況が変わる

●頭部から落下しやすい(小さな子どもは体の大きさに比べて頭が大きく重心の位置が高い)

●思わぬところに登ろうとしたり、いろいろな遊び方をする

子どもが生活する環境は、その時の子どもの発達状況によってその都度変えていく必要があります。
「高いところから落ちる」というと、ハイハイや歩くことなどができ、活発に動き始めた子どものようなイメージがありますが決してそうではありません。

例えば、ねんねの時期の赤ちゃんの場合、「まだ動かない」と思い、ソファーや大人用のベッドに寝かしていたらクルリと寝返りをして落ちそうになった(落ちた)。ベビーベッドの柵をしていなくて落ちそうになった(落ちた)。ということもあります。

また、安全と思われがちな柵をしているベッドですが、つかまり立ちするようになるとベッドの中にある物を踏み台にしたり、ベッドの柵に足をかけてよじ登ろうとする子もいます。更に動くようになると、子どもの探索心はますます成長し、階段、玄関の段差、湯船、トイレ、本棚、椅子、机などを上ったり、のぞき込んだりして、ヒヤリとする場面が増えてきます。保育所で聞いた事例では、テレビ台に登ってテレビにつかまり立ちして、そのままテレビと一緒に後ろにひっくり返った!というお話もありました。

屋外で起きやすい転落に関するヒヤリハット

乳児の場合、抱っこをしていて落としてしまう場合もあります。
「え?どういうこと?」と思いますよね。私の保育所で過去あった事例です。

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