2023年1月11日 05:30
風邪の原因に!?「冬の赤ちゃんの服装」で、実はやりがちなNG行動とは?【専門家が解説】
助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、冬の赤ちゃんの服装でついついやりがちなNG行動について教えてくれました。赤ちゃんのためにと思ってやっていやことが実はNGだった……!?
冬の赤ちゃんとのお出かけ、何を着せるか迷うママも多いかと思います。寒いかも、風邪をひかせないように……とついついやってしまいがちなことが色々。
今回は、赤ちゃんの冬のお出かけの時の服装のポイントについてお話しします。
NGポイント①出かけ先が室内でも外でも同じ格好にしてしまう
外出先によっても、服装を選ぶポイントが変わってきます。野外への外出で、外で過ごす時間が長い場合などは重ね着をして暖かい服装を心がけます。下着は綿肌着のものとして、アウターは風を通し辛いナイロンやフリース素材や中綿の入ったものなどを選びます。ここで気をつけたいのが、歩き出したりはいはいやつかまり立ちなど動きが出てきた赤ちゃん。
着させすぎて歩き辛いなど活動の邪魔にならないように気をつけましょう。
服を着せすぎて赤ちゃんが暑くないかどうかは頬が赤くなっていたり、背中に汗をかいていないかで確認します。汗をかいてしまうと、身体を冷やす原因となりますので気をつけましょう。
また、赤ちゃんは頭の面積が広いので頭から冷えやすい傾向があります。毛糸やフリース素材の帽子も防寒には効果的です。
室内の場合は、暖房で暑くなることがあるので脱ぎ着のしやすいものや、低月齢の赤ちゃんの場合はおくるみや掛け物で調整しましょう。
NGポイント②抱っこ紐でのお出かけでもアウターを着せてしまう
ベビーカー移動の場合は、足元が寒くなりやすいのでブランケットやおくるみなど掛け物で調整しましょう。毛糸やフリース素材の帽子、ベビーカーの頭側のカバーを下ろして風を防ぐだけでも寒さを防げます。
抱っこひもの場合は、キルト素材の厚手の洋服や中綿入りのロンパース・アウターなどは抱っこひもでママと密着すると暑くなりやすいです。赤ちゃんに重ね着させる代わりに、ママのコートやケープなどで一緒に包まって防寒しましょう。ブランケットなどを抱っこひもにクリップなどで留めるのもおすすめですよ。足元は靴下やレッグウォーマーなどで肌が出ないようにしましょう。
電車移動などは、荷物もあまり増やしたくないし最低限にしたいところかと思います。