2023年1月17日 10:30
大人と同じじゃダメなんです!コロナ禍の新習慣、子どもが「やるべきこと」と「危険なこと」
助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、コロナ禍での新たな習慣の中で子どもがやっていいことや、注意してほしいことについて教えてくれました。コロナ禍での生活も長くなりましたね。大人はもちろん、子どもたちも自宅や園での生活の中でたくさんの新しい習慣を取り入れながら生活しています。感染予防につながる新習慣について改めて確認してみましょう!
コロナ禍で、色々と生活が変わっていく中で、新習慣になったものがあるかと思います。我が家は、夫と小学1年生の娘の3人家族です。我が家で実際に実践している習慣も含め、小さな子どものいる家庭や園などでのコロナ禍で新習慣になったものの注意点についてお話します。
赤ちゃんへのアルコール除菌や手洗いは要注意!
新型コロナウイルスの感染予防対策として習慣となっているアルコールでの除菌や手洗い。大人にとっては当たり前の習慣ですが、手の皮膚が薄く皮脂も少ない乳幼児にとっては注意が必要です。
特にアルコールでの除菌はダメージを受けやすいため、避けた方がよいでしょう。万が一、赤ちゃんが使用する際にはアルコールによって手が赤くなっていないかなど、皮膚の状況をみながら使用を検討してください。乳幼児の手洗いは、基本的には流水と石鹸の手洗いで問題ありません。石鹸の泡の洗い残しがないようにしっかり流しましょう。
アルコール除菌や手洗いは、大人と同じく小さな子どもにも徹底させたくなりますが、乳幼児や肌の弱いお子様の場合は、肌(皮膚)の状態などをみながら、上手に除菌や手洗いを取り入れて新型コロナ対策を行うようにしましょう。
我が家では、小学生になる娘は帰宅時と食事前の手洗いは、新型コロナウイルスが流行する前も心がけていましたが、声かけをしないとなかなか難しいこともありました。しかし、今は習慣化しているからか、自分から自然に手洗いをしてくれることが多くなりました。電動でハンドソープが出てきたり、泡の形が花などの形になったりと、手洗いを楽しめるグッズも増えた気がします。
我が家の場合、アルコールや除菌や手洗いなどの習慣化によって、風邪や胃腸炎などになることもほとんどなく過ごせています。新型コロナウイルス感染予防対策にしていることが、他の感染症予防にもつながっている気がします。
参考記事:「赤ちゃんにもアルコール消毒」