子育て情報『「風邪を引かせないように…」は実は眠る邪魔をしているかも!?冬の寝かしつけ前のNG行動』

2023年2月28日 17:20

「風邪を引かせないように…」は実は眠る邪魔をしているかも!?冬の寝かしつけ前のNG行動

助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、室内遊びの多くなる寒い時期の赤ちゃんの寝かしつけについて教えてくれました。「赤ちゃんがなかなか寝てくれない」、「新生児のころはぐっすり寝てくれていたのに…」とお悩みの方もいることでしょう。良かれと思ってやっている赤ちゃんへの睡眠対策が実は寝かしつけにも影響しているかも…!?赤ちゃんの睡眠に関する疑問や、おすすめの対策も紹介しているのでぜひ参考にしてくださいね。

目次

・うちの子だけ?赤ちゃんがなかなか眠らない時期ってあるの?
・生活リズムをつけるのには、午前中の活動がカギ
・室内で過ごすことが多いこの時期、寝かしつけで工夫できることは?
・まとめ


寝かしつけイメージ


赤ちゃんの寝かしつけに苦労されているご家庭は多いかと思います。室内で過ごすことが多くなる寒い時期は、さらに寝つきが悪くなることもあるようです。

そこで今回は、試してみてほしい寝かしつけのポイントについてお話していきます。

うちの子だけ?赤ちゃんがなかなか眠らない時期ってあるの?

赤ちゃんがなかなか寝つかなかったり、夜間に何度も起きるようになったという悩みは、生後4~6カ月ぐらいに多いといわれています。この時期は赤ちゃんの脳が急激に発達するころといわれ、感情や情動も発達してきます。
眠たいのに上手に眠りに入れないことで、苛立ってしまったり興奮することでますます眠れなくなってしまうことがあります。また、赤ちゃんが夜に何度も起きてしまったり、お昼寝が短くなってしまうこともあります。

「新生児の頃はよく眠っていたのに、最近はなかなか赤ちゃんが寝てくれない…」とお悩みのママやパパもいることでしょう。これは、新生児の頃はまだ出来上がっていない体内時計が、生後3~4カ月ごろから出来上がってくることが影響しています。

更に、生後2~6カ月で浅いレム睡眠と深いノンレム睡眠が交互に訪れる大人と同じ睡眠サイクルが現れはじめます。睡眠サイクルが完成してくると、それまでよく寝ていたはずの赤ちゃんが、夜に起きてしまったり、昼寝が短くなったりすることがあるのです。

生活リズムをつけるのには、午前中の活動がカギ

新生児から1歳前の赤ちゃんは、1日に12~17時間の睡眠が必要だといわれています。しかし、睡眠時間や体力には個人差が大きく、もっと短かったり、もっと長かったりすることがあります。

それぞれのお子さんにあった睡眠時間を確保するためには、生活のリズムを作るようにすることが大切です。まずは、昼間の特に午前中の活動量を増やして、身体をしっかり動かすことがポイントです。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.