子育て情報『夫は知らない「名もなき育児」に妻の悲痛な叫び。子どもを直接お世話するだけが育児じゃない!?』

2023年2月27日 21:40

夫は知らない「名もなき育児」に妻の悲痛な叫び。子どもを直接お世話するだけが育児じゃない!?

日常にあふれている、当たり前すぎて気付かれにくい「名もなき育児」。「名もなき育児」こそ、育児ストレスの原因になりやすく、パパにわかってもらいたいと思うママは多いようです。パパの育児参加について詳しい、大阪教育大学教育学部教授、小崎恭弘先生に話を伺いました。

名もなき家事ならぬ、名もなき子育てとは

「パパは名もなき育児=ママの仕事、と思い込んでいる傾向にあります。」とは、パパの育児参加に詳しい小崎先生。

「令和3年度男性の家事・育児参画状況実態調査(東京都実施)」(※)では、子育て世代(未就学児を持つ男女)の家事・育児関連時間は、1日当たり男女差が5時間20分もあることが分かりました。

「当たり前すぎる家事全部の存在に気付いて命名したのが”名もなき家事”と呼ばれる家事。掃除、洗濯、料理、片付けと、さまざまなジャンルがありますが、なかでもママたちを悩ませているのが”名もなき育児”です。”名もなき育児”は無数にあるけれど、実はパパだって、出産とおっぱいをあげること以外は全部できるんです」と小崎先生は話します。


参照)東京都令和3年度男性の家事・育児参画状況実態調査

小崎先生が解説! 名もなき育児のリアル

そんな日常に潜む名もなき育児について、小崎先生に解説いただきました。


ケース1:1人遊びのお手伝い

目次

・名もなき家事ならぬ、名もなき子育てとは
・小崎先生が解説! 名もなき育児のリアル
・ケース1:1人遊びのお手伝い
・ケース2:サイズアウトした洋服の処分や洋服の新調
・ケース3:習い事のスケジュール、保育園・幼稚園行事を把握・管理する
・ケース4:夜中、子どもに布団をかける
・パパたちが「名もなき育児」の存在を知ることの大切さ
子どもの遊び


小さい子どもが工作やお絵描きなどに1人で夢中になることもありますが、ずっと1人でできるかというと、なかなかそうはいきません。「ママ手伝って!」「あれはどこ!?」「できない!」など、ママはどんなに忙しくても呼び止められます。

小崎先生から

「家にはママもパパもいるのに、子どもはママにお願いするというご家庭は多いようです。普段接する時間がママの方が長いなど、無理もないのですが、パパだからこそ盛り上げられる遊びもあります。普段から一緒に遊ぶ時間を作っていれば、子どもはパパにも求めてくるでしょう。ママが下の子のお世話をしていたり、料理をしたりしているときは、積極的に一緒に遊びましょう。もちろん役割をママと交代したっていいんです。夫婦で話し合ってみましょう」

ケース2:サイズアウトした洋服の処分や洋服の新調

子どもはどんどん成長して大きくなります。

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