妻の料理にケチをつけるモラハラ夫。その様子を見ていた娘の衝撃的な一言で地獄へ!?
ケンタに伝えると、とてもうれしそうな様子でしたが、相変わらず「マズい料理で俺に恥をかかせるな!」と減らず口を叩いていました。
かわいそうなパパ…
それから1週間後。
自宅に招待したマキノ夫婦がわが家にやって来ました。
「パニ子、ケンタさん、今日はお招きありがとうございます。私も夫もすごく楽しみにしてたのよ」
穏やかな口調のマキノさんからお土産のケーキを受け取ったパ二美。
「ケーキありがとうございます!今日はママの作ったおいしい料理をたくさん食べてくださいね!」とあいさつするパ二美に、ケンタはわざとらしく遮ります。
「噓つきは泥棒の始まりって言うだろうが~wママの料理はいまいちなんだから、そう言っちゃ嘘になっちゃうだろうwww」
すぐさま、「おいしい料理の味がわからないなんて味オンチでは?単にママを見下しているだけじゃない!作った人に感謝できないって、本当にかわいそうなパパ」と返すパ二美に、ケンタもタジタジに……。
そんなケンタは放っておき、得意料理でマキノ夫妻をもてなすパ二子。
「どれもおいしい!」と言ってもらえて安心しますが、その横では仏頂面でワインをがぶ飲みするケンタがいました。
ギスギスした雰囲気の中、酔っぱらったケンタが「本当にこの料理がうまいと思ってます?」とマキノ夫妻に絡み始めます。
「パニ子の作った料理って、なんかマズイんですwだから俺はいつも言ってやるんです。うわマズ!まともに料理も作れないのか?ってねww」
外面のよいケンタの本性が浮き彫りになったところで、マキノ夫人が売れっ子の料理研究家であることを明かされます。
「いつもこうやってパ二子さんの作った料理をけなしているの!?ホント信じられないわ!!」
料理のプロである第三者からの制裁を受け、次第に顔が真っ青になっていくケンタ。
しまいには、パ二子が用意していた離婚話を突きつけられ、事の重大さに気づいたケンタは泣きながら家を出て行きます。
ケンタのモラハラぶりは会社でもウワサが広まり、居場所を失ったうえに多額の慰謝料を背負うことになったのでした。
妻を見下すことで精神的な満足を得ようとするのは、健全なコミュニケーションとは言えません。