「お前か!」息子が育てていたトマトを食べた犯人は、夫!驚きの言い訳とは!?<食料を食いつくす夫>
夫は、妻の料理を残さずキレイに食べてくれる、明るくてやさしい人。新婚当初、妻はたくさん食べる夫の姿を見て、「食いしん坊なんだから♡」とほほ笑ましく思っていました。しかし数年後、苦い表情で夫が食事をする姿を眺める妻……。夫は、翌日の分を想定して作ったものまで、すべて食べてしまう、“食いつくし系夫”だったのです。息子が誕生し、家庭の環境が変わっても、夫の食い意地が直ることはなく、妻は頭を抱えていました。息子が楽しみにしていたおやつや、隠しておいたものまで探しだして食べてしまう夫。家族で出かけたフードコードでは、妻が席を外している間に、妻と子どもが食べるはずのうどんを食べてしまう始末……。「あまりガミガミ言いたくない」と思っていた妻ですが、イライラが積み重なっていきます。
夫に対しては諦めにも似たような感情の妻。時折イライラさせられつつも、なんとか気持ちを落ち着かせながら過ごしていました。
数年後、息子は小学生に。
学校から持ち帰ってきたミニトマトの鉢植えを「明日、観察の宿題を済ませてから食べる!」と楽しみにしていました。
しかし翌朝、ミニトマトはなくなっており、ヘタだけがまわりに落ちていたのです。
顔をこわばらせ、涙目になる息子をなだめ、「鳥が食べちゃったのかもね」とフォローする妻。
しかし、鳥ならば実をそのままつつくはず。妻は嫌な予感がしていました……。
嫌な予感は的中してしまい…
息子が寝たあと、夫に尋ねてみると……。
「昨日……夫は酔っ払って帰ってきて、朝方に出かけたけど……まさかそんな……」
どうしても疑心暗鬼になってしまう妻は、夫に尋ねてみることに。
「庭にあったミニトマトの鉢あったでしょ。息子が育ててるんだけど、なってるトマト食べたりした?」
「あー……酔っ払ってて……でも冷蔵庫の中に食いものなかったらから。トマトはまたなるだろ?」
平然と答える夫。
「やっぱりお前か〜!!」
怒鳴りつけたい気持ちを抑え、妻は冷静に話そうと努めます。
「子どものもの勝手に食べるのはありえないって前にも言ったよね」