「内診少な目がいいです」バースプランを聞かれると、出産の記憶が蘇ってきて<無痛分娩と産院グルメ>
2020年12月、妊娠検査薬の結果を見て、第2子の妊娠が判明した白井くまさんは、新しい命が授かったことの喜びを嚙みしめていました。そして、産院探しを始めることにするのですが、1人目の出産経験を持つ白井さんには、絶対に譲れない2つの条件がありました。1つ目は無痛分娩をおこなっていること、2つ目はおいしいごはんを出してくれることだったのですが、さっそくリサーチを開始して候補を絞ることに。2つの候補まで絞り込み、どちらにするか悩んだ結果、Aクリニックを選ぶことに。すぐにAクリニックに予約を入れ、病院を受診。クリニックは外観、内観ともにとてもきれいなほか、受付の人の対応も良くホッとするのでした。
ただ、1点だけネットで見た「先生が淡々とした態度で高圧的だった」という口コミが気になっていた白井さん。実際に先生と対面すると、ギンギンな目に加え、早口で淡々と話す態度に驚いたものの、時間が経つにつれて次第に打ち解けていきました。
しかし、残念ながら、ある日突然別の先生に代わってしまったのでした。
そんなある日、助産師さんにバースプランを聞かれます。「うーん……」と少し悩むと、次の瞬間、「はい!」と勢いよく手を挙げて……?
バースプランを聞かれ、真っ先に思い浮かんだのは…

「おお、どうした!?」
「内診少な目がいいです」
その理由を助産師さんに話すと……。
「内診てそんなに痛くないはずだよ?」
「へ?」
(内診が痛くない!? 一体どんな
ゴッドハンドの持ち主だというの!?)
助産師さんの話が信じられず、
疑いの目を向けていると、
「無痛分娩希望なの?」と質問されます。
「経産婦さんだとあんまり効き目が出ないうちに
産まれちゃうかもだよ?」
「え?」
助産師さんは、「あんまり意味ないかも……」と、
その理由を説明するのですが、
無痛分娩でおこないたいという白井さんの決意はブレず。