子育て情報『「自分だけが不幸…」つらい現実から逃げるため!?夏休みもゲームざんまいの小学生<統合失調症の母>』

2023年10月6日 23:20

「自分だけが不幸…」つらい現実から逃げるため!?夏休みもゲームざんまいの小学生<統合失調症の母>

「自分だけが不幸…」つらい現実から逃げるため!?夏休みもゲームざんまいの小学生<統合失調症の母>


統合失調症の母に育てられた“わたしちゃん”。思い出せる一番古い記憶は、幻覚や妄想で騒いでいる母の姿。病気のせいもあり、家の中は汚く、自分で食事を作り食べることもしばしば。唯一の理解者である、“今のわたし”が当時のわたしちゃんの気持ちに寄り添います。被害妄想からお隣さんを攻撃したり、自分の服をハサミで切り刻んだり、日常的に奇行が続いていた母は、治療のため入院することに。その後、退院した母は、陽性症状(妄想や幻覚)がおさまり、陰性症状(元気がない、意欲低下など)が出ていました。

騒いでいた母とは一変し、やさしく語りかけてくる母に、戸惑いを感じていたわたしちゃん。

涙もろくなっているようで、わたしちゃんが初潮を迎えたことを黙っていたと知り、「教えてよ……」と涙するほど。


今まで母の異常な姿ばかり見てきたわたしちゃんは、母を信頼することができず、態度が一変した母に、怒りを感じるようになっていました。

子どもらしく甘えたいだけ

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夏休みのある日、顔が赤くなり、痛みを感じるようになったわたしちゃん。

「お願いだから病院に行って」と涙ぐみながら懇願する母に背中を押され、渋々病院に行くことに。

ひとりで訪れた病院で、医師から病状の説明を受けるも、小学生のわたしちゃんは理解することができませんでした。

「大人に一緒に来てほしかったよねー!! 子どもなんだからもっと大人に頼りたかったよね」

そう振り返る大人になったわたし。

わたしちゃんは、困っているとき、子どもらしく気持ちを出したり、頼ったりしたいと願っていました。

このころ、つらい状況から現実逃避をするため、ひたすらテレビゲームをしていたわたしちゃん。夏休みにいたっては、朝方までゲームをしていることも。

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