「何もできない子になってる!?」もう3年生なのに母を頼りすぎ?険しさ増す宿題との格闘<親と宿題>
3児のママとして奮闘するオニハハ。さんの長男・イチくんは小学生。親として何よりも驚いたのが、自分が子どものころより圧倒的に多い宿題量。親がつきっきりでないとイチくんの集中力は続かず、かといって、下の子2人の世話も、夕食の準備も放棄できない……。しかも、夫は帰宅が遅く、頼ることもできません。フルタイムの会社勤めをしながら家事に育児、さらには宿題も見ていたオニハハ。さんですが、イチくんが小学2年生になると、宿題の量がドンと増加。ついには退職を決意し、イチくんの宿題を見ることに決めたのです。
これで宿題を見てあげられる——。
会社勤めをやめたオニハハ。さんは、在宅仕事をしながら家事と育児に専念。イチくんの宿題も、その日のうちに終わらせられる日々が続いていました。それなのに……。
ひとりで頑張ることを提案したけど…
「お母さん、今日の宿題なに? ねぇ、お母さん、お母さん」
小学3年生になったイチくんは、何でもかんでもお母さんを頼るようになっていたのです。
「そろそろイチひとりでも、宿題やってみようよ」
見かねたオニハハ。さんは、イチくんに提案します。
それでもお母さんを呼ぶ声はやまず、下の子たちが保育園から帰宅すると、さらに注意散漫に。一緒に遊んでしまい、宿題どころではありません。
「イチッ!!」
2時間、3時間経っても宿題は終わらず、オニハハ。さんは頭を抱えます。
「僕も宿題やりたいんだよ。でも、楽しいものがあると気になっちゃうの」
「じゃぁ、布団しかない寝室でやりなよ」
最初は抵抗するも、イチくんはしぶしぶと寝室に向かいます。
オニハハ。さんが寝室を覗くと、イチくんはすやすやと居眠り。
しかし、仕方なく宿題に付き添うと、ゆっくり時間はかかるものの、イチくんはきちんと集中できるのです。
しかし、宿題は大量です。