「今どこにいるの?」新婚旅行の出発当日、消えた夫→「母さんと旅行してる」夫と義母は一体!?
「英語が話せるお前がいるから、母さんも安心して海外に行けるわけだし」と、頓珍漢なメッセージを連投してくる夫。
理解できない……。
「今回は『新婚』旅行だから、お義母さんは遠慮してもらえないかな……」「お義母さんと一緒に旅行するのが嫌なわけじゃなくて、今回だけは夫婦2人だけで行きたいの……」と言うのがやっとでした。
すると、夫は意外にも「そっか、ごめんね」「母さんにはうまく言っておくから安心して」とすぐに私の頼みを聞いてくれたのでした。
ほっと胸をなでおろした私。
しかし、これだけでは終わらなかったのです……。
おかえりなさい、さようなら
1カ月後、新婚旅行当日――。
昨日から家に帰って来ていない夫。
出発の時刻も近づいているのに……。私が送ったメッセージも未読のまま。しびれを切らした私は、夫に電話をかけました。
「今日新婚旅行だよ?!どこ行ったの?」
「悪いwそっちキャンセルして母さんと旅行してる」
「親孝行だし許してよw」
開いた口が塞がらなくなってしまった私。夫は私との新婚旅行をキャンセルして、義母と2人でヨーロッパに行ってしまったのです。
「新婚旅行に2人で行きたい」という私の希望を夫から聞いた義母は激怒。「あの子とは別れなさい」とまで言ったそうです。「離婚させられないためにも、母さんのご機嫌取りしてくるからさ」と言った夫。
結婚してから3カ月。私はずっと義母のお小言に耐えてきました。しかし、夫の世界の中心はいつまでたっても義母。いい年こいて、まだ親離れできていないのです。
「海外だし、母さんから目が離せないから続きは帰国してからで」「母さんは世界に1人しかいないんだ、お前みたいに代わりはいないんだよ」と夫。私の中で、夫への愛情がスーッと冷めていきました。
1週間後――。
義母との旅行から帰宅した夫から、私に「ただいま」とメッセージが届きました。
しかし、もう私はその家にはいません。
「今日まで有休取ってたよな?どこにいんの?」「腹減ったからごはん早く作ってほしいんだけど」「もしかして、まだ怒ってる感じ?」