「本当に俺の子?」「DNA鑑定をする」妊娠中も出産後も、夫が子どもを疑っていた理由は…
私は現在27歳。愛する夫と娘と一緒に楽しく幸せに暮らしています。しかし数年前はとても怒り、悲しみの気持ちでいっぱいでした。実は私は離婚を経験しており、元夫であるユキヤとのことで……。
ギャンブル好きの彼と結婚、妊娠
数年前、当時の私はユキヤという男性と付き合っていました。周囲が次々既婚者となる中で、そろそろ私たちも……とは思っていたものの、彼は大のギャンブル好き。プロポーズされた際に、賭けごとは一切やめるよう約束してもらい、私がお金を管理するようにして、ようやく結婚に至ったのでした。
結婚してから半年後、私の妊娠が判明。子どもは希望していましたし、とてもうれしく、その夜ユキヤに妊娠のことを伝えました。するとユキヤからは「え、妊娠……?」「本当に俺の子?」というまさかの言葉が。間違いなくユキヤとの子なのに、どうしてそんなに疑うのか……私は不思議でなりませんでした。
妊娠生活中も「本当に俺の子かわからない」とよく言っていたユキヤ。
そのためか、私はまったく幸せを感じることができなくなってしまっていました。
出産直後に夫が言ったのは…
出産予定日まであと少しというタイミング。私はとある用事で友だちと会っているときに産気づき、救急搬送されました。
そして数時間後、無事に出産!「産まれてきてくれてありがとう……」と愛娘の姿に思わず涙が。仕事中のユキヤも駆けつけてくれ、何だかんだ言いながらも父親になる覚悟を決めてくれたのかと思っていたとき……。
なんと彼は、「よし、この子のDNA鑑定をしよう!」とみんなの前で言い出したのです! 私は「何を言い出すの……?」と一瞬、彼の言葉を理解することができませんでした。それと同時に、医師や看護師さんなど大勢の人がいる場で堂々と言われ、恥ずかしさと腹立たしさが入り混じって複雑な気持ちで……。
DNA鑑定の結果は?
その後、ユキヤの言葉通りわが子のDNA鑑定をすることになりました。結果が届くまでは、退院して自宅に戻ってもユキヤは育児に非協力的で、娘が泣くと舌打ちまで。私の中では怒り、悲しみの感情が渦巻いていました。
その後、DNA鑑定の結果が届き……わが子はユキヤの子どもであることが証明されました。結果を見てユキヤはホッとした表情で「これで安心して育てられる~!」