不倫義姉に制裁を!兄が仕掛けた結婚10周年のサプライズ♡義姉が刻印を見て真っ青になったワケは?
今にも雨が降りそうな、不穏な空気を表現しています。雲のすきまには泡もあしらいました。はかなく消える泡は、永遠の愛など存在しないという無常観を表現。消えてしまえば夢まぼろし、愛も美も移ろいゆく、いわゆるバブルです。まさに、今の兄夫婦の状況を表しました。
内側にはイニシャルを彫っています。手渡されたルーペでじっとイニシャルを見つめる義姉。突然顔をあげ、真っ青な顔で兄を見つめました。
義姉の末路
指輪に刻印したのは彼女のイニシャルと不倫相手のイニシャルです。その場で兄に離婚を言い渡され、義姉は膝から崩れ落ちました。
兄の稼ぎで贅沢をしていた義姉。不倫相手にも家族がいるので、義姉はこの先自分で稼いで生きていかねばなりません。これまで通りの美容代はかけられないはずです。
がっくり肩を落とす義姉は、兄を失って悲しんでいるのか、不自由なく使えていたお金を失って悲しんでいるのか、私にはわかりませんでした。
兄はせっかく作ってくれた指輪が無駄になってしまったと、申し訳なさそうにわびてくれました。気の毒ですが、幸い指輪は18金。
できる限り高値で買い取って兄に渡しました。差額は勉強代にするそうです。
いつかは心も美しい女性と再婚して、今度こそ自分と相手のイニシャルが入った素敵な指輪を作ってほしい……。私は心から願っています。
義姉の幸せを願っていた兄に対し、ひどい仕打ちでしたね……。本当に大切なものは失ってはじめて気付くと言います。どれだけ自分が大切にされていたか、身をもって知るのではないでしょうか。
著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班