妊娠中の血液検査は最低3回!何を確認する?検査の日に気を付けること
この助成券を妊婦健診のときに医療機関へ提出すると費用の一部が助成され、自己負担額を抑えることができます。妊婦健診にかかる全額が助成されるわけではないので、助成券の金額を超えた差額分は、自己負担することになります。
助成券の使用は、各市区町村が妊婦健診について委託契約をしている医療機関に限られています。その医療機関は、助成券を受け取った時に配布される資料や各市区町村のホームページに掲載されているのでチェックしましょう。
助成券には、検査項目が記載されている受診券タイプと補助金額が記載されている補助券タイプがあり、市区町村によって配布するタイプは異なります。そのため、市区町村によって助成券、受診券、受診票、補助券など呼び方が違います。
妊娠中に引っ越し等で住所を異動した場合は、転入前の助成券をそのまま使用できませんので、転入先の市区町村へ必ず確認しましょう。また、里帰り出産などで委託医療機関以外で助成券を使用せず、自費で支払った場合は、住民登録のある市区町村へ償還払い(申請した口座へ返金される)の手続きをすることで健診費用の一部助成が受けられます。
詳しくは、住民登録のある市区町村のホームページ、役所もしくは保健センターで確認しましょう。
血液検査を受けるときに気を付けること
血液検査で血糖値以外の検査項目は、直前に飲食しても検査結果には特に問題はありません。しかし、妊婦健診には血糖値の検査はつきものです。そのため、検査前日~当日の飲食について指示がある場合があります。妊婦健診後に次回の健診について説明があるので、しっかり確認するようにしましょう。
検査前日や当日だけ甘いものや脂っこいものを避けたり、鉄分を多く含む食材を摂ったり、食事を抜いたとしても、検査結果には普段の食生活の影響が現れます。妊婦健診前に極端な食事制限をするのではなく、日頃から栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。また、健診や検査の待ち時間に、糖分を含むお菓子や飲み物を摂ると、普段は食事に気をつけていても血糖値が高いと判断される可能性もありますので気をつけましょう。
いつも服用しているお薬がある場合は、基本的には内服してかまいません。内服薬については、妊娠がわかったら必ず医師に相談しましょう。もし、検査の方法や結果などについてわからないことがあれば、遠慮せずに担当の医師やスタッフへ相談するようにしましょう。