自然に妊娠できる可能性を上げたい!排卵日を知る3つの方法とは
自然妊娠で赤ちゃんをと考えているのなら、排卵日を予測する方法を知っておくようにしましょう。自分の排卵日が予測できれば、妊娠しやすいタイミングがわかります。ここではどうして排卵日を知ると妊娠しやすいのか、排卵日を知る方法についてお伝えします。正しく知って、自然に妊娠できる可能性を上げてみませんか?
排卵日とは
排卵とは、卵巣の中にある卵胞から成熟した卵子が排出されることをいいます。卵子は排卵されると卵管に入り、受精するために卵管の端に部分にある 卵管膨大部(らんかんぼうだいぶ)で一時的に精子を待ちます。その後、精子に出会わなくても、卵子は卵管を通って子宮へ運ばれていきます。この流れが起こる日が「排卵日」です。
排卵日までに女性の体は妊娠のために準備をし、排卵日には、女性の体は女性ホルモンの働きによって受精卵を出迎える準備、つまり妊娠をするための準備が整っている状態になります。
卵管の中で受精した受精卵が子宮に運ばれて無事に子宮に着床すれば妊娠成立となります。排卵時期の子宮は、妊娠するために内膜の厚みが増して受精卵のためのベッドのようにふわふわになり、受精卵が着床しやすくなっています。
もしも、受精卵が着床しなかった場合や妊娠が起こらなかった場合は、子宮の内膜は月経のときに血液とともに体外に排出されます。月経とは、次の受精卵を迎えるために新しくベッドメイキングをするシーツ交換のイメージです。
妊娠しやすいタイミングとは?
妊娠するための条件として、
・卵子が排卵されて卵管内に入ること
・精子が卵管で待機していること
・卵管で受精した受精卵が子宮内膜に着床すること
が必要です。この条件から考えると、排卵日当日が1番妊娠しやすいと考える人が多いかもしれませんが、排卵日は1番妊娠しやすいタイミングとはかぎりません。
精子は射精後、膣から子宮頸管、子宮内、卵管へと難関を突破して、数万匹いた精子は難関を突破することができた、ほんの数匹になります。卵管までたどり着いた精子は、卵管膨大部で卵子が来るのを成熟しながら待ちます。
この成熟には数時間必要で、成熟後に卵子の殻を破って受精するための酵素が完成します。
ここで大切なのは、精子と卵子それぞれの寿命です。