「手伝いすぎたせい?」インスタに影響され心配性に…。自分でできることが少なくなってしまった息子
私には3歳になる長男がいるのですが、これまでの育児で後悔していることがあります。それは「もし長男がいなくなったら」という気持ちが大きく、長男がひとりでできそうなことなのに何でも私がしてあげてしまったことです。それが長男にとってよかったことなのか今でも不安になることもあります。
初めての育児で参考にしたインスタグラム
初めての育児で悪戦苦闘しながらも、よく参考に見ていたのは同じくらいの子どもをもつママインスタグラマーさんの投稿でした。母や義母や友人に聞きたいけれど聞くまでもないかな……というちょっとした悩み事は、インスタグラムに答えがあることが多かったのです!
手っ取り早く解決法を知りたいという思いもあって私はインスタグラム信者になり、暇さえあればインスタグラムを見ている……なんてことが多かった気がします。
あるインスタグラムの投稿に衝撃を受けて
長男が生後8カ月になりハイハイをできるようになって間もないころ、インスタグラムを眺めていて自分の考えが変わる投稿を見かけました。それは、子どもを幼くして亡くしてしまったという親御さんの投稿です。私は「自分の息子がもしいなくなったら……」と自分のことのように置き換えて考えてしまい、長男のことがますます愛おしくなりました。
それからというものの、長男のためと思い、何から何までしてあげていたように感じます。せっかく長男が動けるようになって行動範囲が広がってきたのに、私はすぐに手を貸してしまったり、危険そうだったら行動を止めてしまったり、長男の行動を妨げてばかりでした。
手伝ってもらうことが当たり前な長男
現在3歳になった長男は同じ月齢の子と比べて、ひとりでできることが少ないような気がします。ごはんを食べることもズボンをはくこともできないし、公園で遊ぶときも、怖がってなかなかひとりで滑り台を滑れないことがあります。
これは本人の性格もあるのかもしれませんが、私がサポートし過ぎた結果、長男の可能性を狭めてしまったように感じます。
もう少し、いい意味で適当に育ててもよかったのかもしれません。
長男に対しこれまで私がしてあげたことは変えられませんが、これから私がすべきことは「手伝ってあげることより見守ること」