子育て情報『不妊症って?不妊の原因から不妊症検査と不妊治療の方法を医師が解説』

不妊症って?不妊の原因から不妊症検査と不妊治療の方法を医師が解説

 

男性の不妊の原因

男性にみられる不妊の原因には、次のものがあります。

■精子の形成に問題がある場合
精子の数が少なかったり、精子の運動性が悪かったりすると、不妊症の原因になります。
<原因となる疾患>
・精索静脈瘤(精巣周辺の陰嚢部に発達した静脈のこぶ)
・染色体異常
・停留睾丸(陰嚢の中に睾丸が入ってない状態)

■射精に問題がある場合
過去の炎症(精巣上体炎)などにより精子が通る管が詰まっている場合があります。精子がペニスの先端まで通る道が詰まっていると、射精しても精子が排出できません。

■男性の性機能に問題がある場合
ストレス、動脈硬化や糖尿病の疾患の原因などなんらかの原因でペニスの勃起に問題が生じることを性行為がうまくいかなくなることがあります(ED:勃起障害)。

■加齢による影響
男性は35歳ごろから、精子の質の低下が起こります。

不妊症検査の内容と費用

日本生殖医学会では、不妊期間を1年として不妊症と診断し、検査と治療を開始したほうが良いとしています。

■女性に対する検査
産婦人科の不妊外来を受診した際に、問診により、既往歴、月経周期、喫煙、飲酒などの生活習慣などが質問されます。その後、診察して以下のような検査がおこなわれます。

・内診・経膣超音波検査
超音波プローブを腟に挿入して、子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣のう腫などの病気の検査をおこないます。病気の疑いがある場合は、さらにMRI検査や腹腔鏡検査をおこなうことも。

・子宮卵管造影検査
子宮の入り口から造影剤を注入し、子宮の形に異常がないか、卵管の詰まりがないかを調べる検査です。子宮卵管造影により治療的な効果もあり、卵管の通りがよくなることもあります。

・ホルモン検査
血液検査では、女性ホルモンの分泌や甲状腺の機能などを調べます。月経周期にあわせて検査がおこなわれます。

・AMHアンチミュラー菅ホルモン検査
卵巣の予備能力や卵がどれくらいあるのか予測でき、卵巣年齢を知る検査です。

・性交後試験・フーナーテスト
性交渉をおこなった翌日に受診し、女性の子宮頸管粘液を採取して、その中に運動している精子が進入しているか、精子の数や運動率を調べます。体調によっても精子の状態は変化しますので、数回だけの検査することもあります。

・クラミジア抗体検査
感染症の原因でもあるクラミジアは卵管をくっつけてしまうため、血液検査によって感染の有無を調べます。

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