うんち汚れがラクに落ちる!ママたちが困っていた肌着や洋服の洗い方
赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんからのメッセージです。
こんにちは。助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本です。今日は赤ちゃんのゆるゆるうんちがおむつから漏れて下着や洋服を洗うのが大変なママへ、汚れの簡単な洗い方のコツを教えます。布おむつを使っているママたちにも必見です!
固形のうんちを落とす
最初に洋服についた固形のうんちをティッシュなどで取り除きます。次に取りきれなかったうんちは、こすらずに洗面器に水をためて降り落とします。落ちずらい場合は流水で流します。
最初にこすったりしてしまうと繊維の奥に入ってしまい落ちづらくなるので注意しましょう。
洗う場合の水温に気をつけて!
うんちのついた衣類を洗うときは、必ず40℃以下のぬるま湯、または水を使います。うんちのたんぱく質は、50℃以上の温度では固まって落ちにくくなります。また、たんぱく質は時間が経ってしまうと、固まったり変質したりして落ちにくくなりますので、すぐに洗濯できない場合でも、できるだけ早く予洗いだけでもしておきましょう。
洗ってつけておこう!
うんちはたんぱく質なので、ボディシャンプーや食器用洗剤のほうが落ちやすいことがあります。また、衿(えり)汚れ用など、たんぱく質を落とす作用の強い洗剤なども効果的です。
洗ったあとも、黄色いシミが残るようでしたら1〜2時間程度、漂白剤や重曹水につけおきします。そのあとは、洗濯機で洗うか手洗いをしてください。
天日干しで黄色いシミが消える!
干すときは、太陽の下で天日干しにしてください。紫外線で、黄色いシミの原因のビリルビンが消えていきます。殺菌作用もあります。私は、布おむつを使っていたのですが、天日干しで黄色いシミがきれいになったのには驚きました。
うんち漏れは、洗濯の手間が増えて大変ですよね。前回のうんち漏れを減らす方法と合わせて、参考にしてみてくださいね。
監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」