七五三で、ママも着物デビュー♪ 着付け講師の資格を持つママが教える、卒園式や入学式にも着られる1着の選び方
七五三で、ママも着物デビューしてみませんか?
もうじき七五三。子どもの衣装は「和服かな?ドレスかな?」、「男の子だからカッコイイ、羽織&袴をつけさせたい!」などとずいぶん前から画策していることと思います。
ところで、ママの着るものってどうします?スーツ?ワンピース?
でも、でも…。子どもが和服を着るならば、ママだって和服を着てみたいと思いませんか!?
というわけで、着物デビューをめざしたママのために、「はじめて作る、ママの着物」について書いてみたいと思います。
実は着付け講師の資格を持っています!
その前に、ちょっと自己紹介を書かせてください。実は、私、着付け講師の資格を持っているんです。それこそ七五三の独特の着付けや、成人式で結ぶ「ふくら雀」や「文庫」、花嫁衣装の「立て矢」なども練習してきました。
でも、3人目で娘が産まれるまで、全然この特技を活かせなかったんですよね。今年の秋は、末っ子が数え年で3歳。いよいよ母娘で着物を楽しめる!と今からウキウキしています。
そもそも、「着付けを勉強しよう」と思ったのは、長男が卒園を迎える年。「卒園式で着物を着たい!」と思い、着付けのできる祖母にお願いしたところ……。
「もう体力的にできない」と突然のギブアップ宣言。というコトから自立を志したワケです。
その時は、「訪問着」と「袋帯の二重太鼓」のみ、短期間で特訓してできるようになりました。ここから着物の面白さにはまり、細々と6年くらい勉強してきました。最近、友禅染めにも手を出して、本当にマイペースにですが勉強を重ねています♪
ちなみに、七五三でママが着る「訪問着」と「袋帯の二重太鼓」なら、5~6時間みっちり特訓すれば着れるようになりますよ。
はじめて作る着物、どんなものを選べばいい?
着物にはいろいろな種類があります。訪問着、色無地、付け下げ、小紋…。でも、突然こんな言葉が出てきても意味が分かりませんよね。
洋服でいえば、「フォーマルのスーツ」「きちんとしたワンピース」「カジュアルなニット」「喪服」「カジュアルワンピ」などを、TPOで使い分けます。着物も同じ。TPOによって、着ていく着物や帯が異なってきます。着物を着ようと思ったら、着物と帯だけでなく、襦袢や足袋、草履、帯締めなどの小物類や紐などの道具類も必要。それらすべてを揃えると、かなりの出費です。
七五三、入園式、卒園式、入学式、ついでに卒業式まで「コレさえあれば!」