2017年1月24日 14:00
第三回 誰かに話したくなる、このアイテムのココがすごい! 世界的ベビーブランド・ベビービョルンにインタビューしてきました
深井さん:ネックレス部分だけでなく、注目してほしいのが、スタイ部分のカーブです。横からみていただくとわかると思いますが、すべての赤ちゃんにフィットするよう、研究を重ねて絶妙なカーブを作り出している。
子どもって、食卓に座ってずっと前を向いているわけではありません。いきなり振り向いたりしたときにも、必ず顎の下からスタイがずれないよう、お腹の3Dのふくらみにフィットする設計なのです。
―――広くて深いポケットが食べこぼしをキャッチしてくれているのだと思っていました。3D構造に秘密があったのですね。
深井さん:スタイって、装着時はいいのですが、子どもが動くとどうしても遠心力でズレてしまう。ビョルンのスタイは、ライフジャケットのようにピタッと前面でフィットするように作られています。
今でこそ、同じような素材を使ったスタイは他社メーカーさんからも出ていますが、この設計はビョルンでなければできないものだと思います。
―――素晴らしい!ママたちの間でも、このアイテムのどこがどうすごいのか、という話で盛り上がると思います。ひとつひとつのこだわりをうかがうと、アイテムへの愛着も湧きますね。
深井さん:ごくまれに、「長い間保管していたら、曲がってしまいました」という声がありますが、そんなときはお湯に入れておくと元通りになります。長く使っていただけるのは嬉しいことです。
ママも嬉しい&子どもが食べる楽しさも考えられたプレート
―――ほかに、お食事アイテムでこだわりがあるものはありますか?
深井さん:プレートにも、もちろんビョルンならではのこだわりがあります。赤ちゃんがご飯を食べるときに、ママが困ることって何ですか?
―――まずは食べこぼし!あとは、お皿に手をかけてひっくり返り、おかずが宙を舞ってしまったりしますね。楽しく食べてくれたらいいのですが、食後の片付けには一苦労です。
深井さん:そうなんです。赤ちゃんは予測不能な動きをしますから、お皿をひっくり返す・持ち上げるなど茶飯事ですよね。ビョルンのプレートは、「ひっくり返らない」「持ち上がらない」「すべらない」。赤ちゃんがするであろう動きを予測して、そのすべてのリスクに備えたデザインをしているのです。
―――本当だ!確かにこれは、ただのプレートじゃありませんね。このクローバーの形も可愛いですが、これにも意味があるのでしょうか。