「小学1年生」について知りたいことや今話題の「小学1年生」についての記事をチェック! (1/18)
中学校の「高校調べ」の授業で進路を考え始めましたUpload By もっつんタクはこの春に中学を卒業しました。義務教育の期間はとても長かったようで短かかったような不思議な気分です。春からは、全日制の工業系の高校に進学します。進路が決定するまでは心配事が多く、私のほうがハラハラする事が多かったと思います。中学に入学した3年前はタクも私も、毎日の学校生活をおくることで精一杯で、将来の事を考える余裕がありませんでした。しかし、高校調べの授業や卒業生の母校訪問などが始まり、進学先を考えるクラスメイトが増えてくるとタクもぼんやりと将来の事を考えるようになっていきました。小さい頃から精密機械や鉱物が大好きで手先が器用なタクは、普通科ではなく専門的な勉強をしたいと考えているようでした。それは私たち親も同じ気持ちで、高校卒業後に就職活動をすると仮定したら専門知識を付けたほうが良いだろうと思っていました。ASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)の特性があるタクは、長く担当してくれている主治医の先生や相談員の方から「将来は障害者雇用ではなく一般雇用で働くことになるだろう」とお話があり進路の参考にしました。高校調べの授業で見つけた高校の中から、タクと一緒に高校のWebサイトなどを見ながら、学べることや通学方法などを確認しました。高校でのサポート体制などは特別支援学級の担任の先生から情報をいただくこともでき、今までの卒業生の進学先なども参考にしながら希望の高校を数校選ぶことができました。そして中学3年生の夏休みからタクの希望で塾に通い始めました。勉強が解けるようになってノリノリに!「僕って天才かも!」Upload By もっつん勉強が好きではなかったタクが自ら塾に通いたいと言い出した時には、夫婦そろってびっくりして信じられませんでした。机に向かって1つの事に集中するのが苦手で、今まで宿題をするにも苦労をしてきたのに学校の課題にプラスして塾で勉強できるのか心配になりました。クラスの勉強が得意な子がすすめてくれた塾に行きたいとタクはやる気に満ちていました。入塾前の面談で特別支援学級に在籍していることや普段は薬を服用して生活していること、授業態度などに関する心配事を伝えた上で、快く迎え入れてもらいました。タクには「途中で辞めたくなったらすぐに親に相談すること、絶対に授業の邪魔になるようなことをしないこと」というのを条件にして、見学に行ったあとに即日入塾しました。塾の費用は家計にとって大きいものでしたが、タクは入塾後に成績が上がり、成長が感じられました。その塾は、教材の工夫や褒めて伸ばすというやり方に特徴があり、自分自身の成長を実感できたのが良かったのだと思います。「問題が解ける気持ちよさ」を楽しんでいる様子が伝わってきました。そして学校の先生と親以外に褒められるという経験が、タクの普段の行動にも良い影響があったようです。年齢を重ねたのもあるかもしれませんが、以前よりも会話がスムーズになり、自制心も育まれたと思います。気になる行動も減り、定期的に相談をしている家庭教育センターの職員さんも気づいてくれるほどに落ち着いていられるようになりました。プチご褒美作戦では「ヤル気が出る香り」と出合えました!Upload By もっつん日々勉強を頑張りつつ、中3の夏休みには3校の見学に行きました。第一希望の学校に見学に行った際は、電子機械やプログラミング体験をしました。その時の雰囲気がとても良くてタクが大勢の学生と一緒に真剣に取り組んでいる姿を見て私もワクワクした気持ちになりました。この高校見学の日を境に、タクは高校生になるということを強く実感しているようでした。ただ、どうしても勉強のやる気が出ないダラダラしたい日もあるようで、私も工夫をしました。例えば、「プチご褒美作戦」。学習で得られるものは自分の学力だと分かっていても、いまいち実感がわいていない時は、小さいご褒美が効果的でした。おやつや夕飯のリクエストなどいろいろと試しましたが、一番良かったのは「お母さんの持ってる香水を少し分けてあげるよ」というものでした。周りのお友だちの間で香水をつけることがブームになっていた時期だったので、安いアトマイザーに小分けしてあげると喜んでいました。試香して好みのものを探すのも楽しそうで、ご褒美を渡したあとは少しずつ香りを楽しんでいるようでした。勉強の達成感と香りの記憶が結びついて「やる気が出る好きな香り」ができて良かったと思います。そのほか、勉強机を壁に向けて視覚情報を減らすことや、イヤーマフやタイマーを使うのも有効でした。学生生活も一区切り、心の余裕を大切に歩んでいきます!Upload By もっつんそして、無事に第一志望の学校に合格することができました。小学校の入学式の時は補助の先生に手を引かれて入場してきていたタクですが、立派に成長している姿を見ていると感慨深い思いです。高校は義務教育とは違うので、中退や退学の心配もあります。しかし生きている限り心配事はつきもの。あまり先のことは考えすぎずに少し先のことを中心に考えると、親として心に余裕を持てると実感しています。高校生活では親の目が届かない時間も多くなりますが、先生としっかり連携をとってタクが充実した学生生活が送れたらいいなと思います。タクが小さい頃に周りの先輩ママに言われた「成長と共に気になる行動は少しずつ減っていくよ」という言葉は、昔の私にとってはあまりにも遠い未来の現実味がない話でしたが……今こうやって成長したタクを見ると、あの言葉通りになったのかなと思います。つらくて何度も逃げ出したくなる日もあった育児でしたが、今度は私がタクからいろいろと学びながら、育児に悩む方へ向けて前向きに情報発信していきたいなと思います。執筆/もっつん(監修:新美先生より)息子さんの高校進学までの進路選択と受験までの変化や成長について詳しく聞かせてくださりありがとうございます。タクくんは精密機械や鉱物が大好きで手先が器用とのことで、ぴったりの工業系の高校という目標が見つかったことはとても良かったですね。学校見学などがきっかけで、自分がここに行きたいと思える目標やモチベーションが明確になると、今までの姿とガラッと変わって頑張れるというお子さんは多いです。そこまでフィットする目標が見つかるとは限らないので、そう思える場所が見つかったのはよかったです。また塾の学習のしかたも、タクくんに合っていたのでしょう。学習した分、成績に反映されると、自信もモチベーションもアップしますね。ADHD(注意欠如多動症)傾向の方は、長期的な目標が行動につながりにくい傾向があるので、プチご褒美作戦もよい方法だったと思います。特にADHDの方の多動は思春期頃に少し軽くなり、それ以前に比べて物事が客観的に見られるようになることが多いです。またASD(自閉スペクトラム症)の方も、思春期前後に、他者視点が見えるようになり、折り合いをつけられるようになって学校でのトラブルが減ることも多いです。本人のことを尊重して、適切なサポートをしていくことで、小学校低学年頃には心配が尽きなかった方が、中高生ぐらいになって急速に大人びていくということはよく経験します。もっつんさんの適切なサポートがあったからこその、タクくんの成長があったのだろうと感じました。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2025年03月27日春から小学一年生!アレやコレやの準備に追われております。同じ状況のママもいらっしゃるはず…皆さまお疲れさまでございます。そんな中ふと「学校に何履いていく?」問題が浮上。毎日履くものなら足にフィットした、身体をきちんと支えてくれる良い靴を履かせたい。更に言うと洋服のスタイルに合うものがいい…!そんな両者が叶うデザインを購入したのでご紹介させていただきます!【無料】〈IFME〉計測会がおすすめ! 足のサイズ、形、骨盤の状態が一度にわかる〈IFME〉は、「子どもたちの健やかな成長を育む」をコンセプトに子どもたちの生活習慣や環境にも目を向け、大切な足の発育をサポートするブランド。我が家は子どもが2.3歳の頃、保育園に入るタイミングで何となく足に良さそう!という気持ちで購入したのが最初でした。今回、初めて計測会に参加。早速測って貰うと、計測時間はものの数秒!サイズだけではなく、足の形から骨盤の状態までデータで見ることができたので驚きました!これなら小さいお子さまでも簡単に計測できそう◎娘は、ほそめ・かかと重心・ハイアーチ(甲高)傾向との結果!その場で専門家の方から足の指で物を掴む動きをしてみたり、重心が後ろに行かないように意識してみてくださいとのアドバイスをいただきました。(大人もできるようで私もやってみたかった…!)計測は、〈IFME〉各店でも行ってるそうなのでご興味ある方はぜひ!※〈こども ビームス〉では会期中のみ〈IFME×こども ビームス〉のコラボスニーカーが可愛いうえに機能的!今回のお目当ては、〈こども ビームス〉とのコラボスニーカー。バレーシューズのリボンのような光沢感のあるテープが可愛い!どんな洋服にも合わせやすそうなブラック・グレー・ホワイトの3色。ブラックと悩みながらグレーが程よく品があり、また砂よごれが目立たなそう!という点からグレーに決めました!(ブラックも追って買うと思います笑)夏が近づくと足のムレが気になる娘にとって、素材がメッシュという通気性の良い点も購入の決めてとなりました!(洗う時も早く乾きそうで何より涙)履き口は大きく開いて、止めるのも楽ちん。小さいお子さまが自分で履き始める時にも履きやすそう!サイズは15cm〜22cm展開。肝心の機能面は屈曲性バツグンのソールを2つ組み合わせているとのことで期待大です◎箱も可愛い〜。収納箱としても使えるデザイン!〈こども ビームス〉での計測会では、こんな可愛いノベルティも貰えました☺︎今回、実施された計測会は終わってしまいましたが、商品の取り扱い自体は〈こども ビームス〉店頭とオンラインサイトに引き続きあるとのことでお早めにです〜※〈IFME〉店舗では常時計測を行っているようです。以上、新生活おすすめスニーカーでした!これで毎日、快適安心に外遊びを楽しんで貰えそうです☺︎【おまけ】〈IFME×こども ビームス〉のバレエシューズ型上履きもおしゃれ靴の指定の無い保育園や学校でしたらこんなバレエシューズ型の上履きも良いですね♪
2025年03月26日お笑いトリオ・パンサーの尾形貴弘の妻・尾形あいさんが21日に自身のアメブロを更新。娘・さくちゃんが小学1年生になるときに不安だったこと明かした。この日、あいさんは「もうすぐ2年生になるさくちゃん」と切り出し「一年前の、『まだ全然年中さんくらいな感じだけど、これで学校生活大丈夫なの?』って心配で不安だったあの頃が嘘みたいに」「しっかり成長してます」と報告。「この様子で一年生大丈夫か不安だよーってコメントをいただくのですが、、、私もまさにその不安をずっっっと持っていました」と明かした。続けて「トイレ一人で行ける?ちゃんと休み時間とかに行ける?って不安」があったといい「入学式こんな泣いて行ったんだよ?」と泣き顔のさくちゃんの姿を公開。「不安しかなかったんだけど、、この一年でめちゃくちゃ大人になりました」と明かし「さくちゃんねー、って言ってた娘が友達の前でウチねー!って言うようになったりしました!笑」とさくちゃんの様子について報告した。また「まだまだ心配ばかりで。二年生大丈夫かな??ってなりますが」と述べるも「ひとまず、楽しく過ごせているので、問題なしです」とコメントした。最後に「さくちゃんは3月生まれなので、同じ学年でも1年くらい違ったりして、本人も色々もどかしさを感じる場面はあるみたい」と明かしつつ「私もまだまだその辺は許容範囲だと、ドシっと見守る努力をしてます!」とつづり、ブログを締めくくった。
2025年03月23日選び抜かれた「1073R-1 乳酸菌」を使用し、発売以来愛され続けている「明治プロビオヨーグルトR-1」が、人気女性ボーカルグループ、Little Glee Monsterとコラボレーション!この春、新たに小学1年生になる子どもたちの毎日の通学が、楽しくなるような応援ソング「Run」を制作。3月19日(水)発売のLittle Glee Monster のニューアルバム「Ambitious」の収録楽曲として配信もスタートしました。ドキドキとワクワクでいっぱいの新・小学1年生たちが、毎日元気に登校できるように、そして充実した学校生活を送っていけるように願いを込められて制作されました。みんなで踊って、親子で歌って「さあ、よーいドン!」と楽しく学校に行きたくなる一曲です。▼「子どもたちの体調応援プロジェクト」「明治プロビオヨーグルトR-1」では、生活環境が変わり、心身が不安定になりやすい新入学シーズンに着目。「Run」の制作をきっかけに「子どもたちの体調応援プロジェクト」を始動。子どもたちの健やかな毎日を「体調管理」の面から支えるさまざまな取り組みを展開予定。 特設サイト: MVではLittle Glee Monster のメンバーと人気子役の永尾柚乃ちゃんが一緒にダンス!「Run」のミュージックビデオには、ドラマ「ブラッシュアップライフ」で一躍注目された天才子役、永尾柚乃ちゃんが出演。Little Glee Monsterと初共演しています。小学一年生に扮した永尾柚乃ちゃんがミニチュア世界に登場。朝、洋服に着替えて元気に登校するところからストーリーはスタート。通学路でさまざまなハプニングが巻き起こる中、Little Glee Monster の応援に支えられながら、頑張って登校していく様子が描かれています。エンディングシーンでは柚乃ちゃんがリトグリと一緒に高難易度の“ランランダンス♪”に挑戦!MVのメイキング&インタビュー動画も見どころ満載!「Run」のMVでサーフボードを乗りこなすシーンに挑戦した柚乃ちゃん。メイキングでは、どんなシーンでも全力で取り組む柚乃ちゃんの姿が印象的です。また、柚乃ちゃんとリトグリメンバーが、お互い声を掛け合い楽しみながら本番にのぞむダンスシーンの裏側も必見。サーフボードに乗るシーンはボディスーツ姿のアクション部のスタッフが柚乃ちゃんを持ち上げ、アクションに挑戦。鏡の前で振付の最終チェックをする柚乃ちゃんを見たリトグリメンバーは、その上手さに「すごい!」と拍手していたそう。ダンスシーンは何度も振付を確認してから、いざ本番へ。OKテイクでは両手を上げてみんなで大喜びする一幕も。インタビュー動画では、柚乃ちゃんがMV出演を知った時の感想や、リトグリメンバーが楽曲「Run」に込めた思いなどが語られています。■メイキング&インタビュー動画「RUN」は新入学する小学生のドキドキ&ワクワク感を表現したような、疾走感溢れる楽曲。お子さんと一緒に歌って踊って、新生活を楽しくスタートしてみませんか?「子どもたちの体調応援プロジェクト」始動に合わせて、明治プロビオヨーグルトR-1 公式X アカウントでは、抽選で明治プロビオヨーグルギフト券2枚が500名に当たるキャンペーンも実施中。あわせてチェックしてみてくださいね。■X フォロリポキャンペーン「はじめましょうランランランR-1」●明治プロビオヨーグルトR-1 公式Twitter アカウント@yogurt_r1: ●応募期間2025年3月18日(火)10:00~4月18日(金)23:59●参加方法1.明治プロビオヨーグルトR-1 公式Xアカウント(@yogurt_r1)をフォロー2.対象の投稿をリポスト●当選者特典500名 : 明治プロビオヨーグルギフト券2枚プレゼント▼「Run」特設サイトURL ▼「Run」ダウンロード/ストリーミングリンク
2025年03月21日渋谷区立猿楽小学校の6年生による自主制作映画『冬の向日葵』の特別上映会が、3月14日にTOHOシネマズ 渋谷で開催された。この上映会は、未来を担う子どもたちに向けた東宝グループのサステナビリティプロジェクト「TOHO CINEMAS BOAT」の取り組みの一環として実施。2024年3月に渋谷区の探究学習・シブヤ未来科の授業の中で行われたTOHOシネマズ 渋谷での映画館体験プログラムに参加した当時小学5年生だった児童たちは、シブヤ未来科のテーマである「代官山から世界へ」を実現するため、映画を通して代官山の魅力を世界に発信することを発案し、1年間の授業を通して短編映画『冬の向日葵』を制作し上映することに取り組んできた。TOHOシネマズはこの活動に賛同し、「将来のお客様と未来の才能の創出」というサステナビリティ方針の具体目標の実現のため、上映スクリーンを提供して上映の機会を用意するなど、舞台挨拶の実施に向けて全面的に協力した。児童の家族や学校関係者を対象に行われた舞台挨拶付き上映会では、チケットの売上金をすべて来場者へのポップコーンセットのプレゼントとして還元したため、ポップコーンとドリンクを抱えて笑顔でスクリーンに入場する姿が印象的だった。また舞台挨拶は司会も登壇者も全員が6年生の児童ということもあり、初めての経験に緊張している様子が伺えた。舞台挨拶後の本編の上映では、観客だけではなく制作した本人たちも大きなスクリーンでの上映に食い入るように鑑賞しており、上映後は集まった全員が感動している様子で大きな拍手が沸き起こった。なお「TOHO CINEMAS BOAT」は、他エリアや他県での実施も今後視野に入れているという。「TOHO CINEMAS BOAT」の詳細はこちら:
2025年03月17日今大会、目が離せない注目のセンバツ投手を紹介!沖縄尚学(沖縄)1年・末吉良丞は、1年生ながら名門のエースを務める本格派左腕。(動画:8:15〜)【沖縄尚学高校の秋季大会をプレイバック】
2025年03月17日由紀子は小学1年生の息子を育てるママ。毎日家族と幸せな日々を過ごしているが、1つだけ悩んでいることがあった。それは近所に住んでいる義母がしょっちゅう家にやってきては、夫の子ども時代の洋服を押し付けてくることだ。どの服も30年程前の物のためボロボロで、ゴミ同然のものもあった。困り果てていると、ある日義母からさらにとんでもない物を渡される羽目に!?.由紀子は小学1年生の息子を育てるママ。毎日家族と幸せな日々を過ごしているが、1つだけ悩んでいることがあった。それは近所に住んでいる義母がしょっちゅう家にやってくることだ。.さらに厄介なのが、突然やってくるだけでなく、毎回のように夫の子ども時代の洋服を押し付けてくることだ。どの服も30年程前の物のためボロボロで、ゴミ同然のものもあり、由紀子は困り果てていた。.義母から渡されたものとは!?この後、ドン引き級のプレゼントの全貌が明らかに!原作:mamagirl編集部作画:hazumi
2025年03月13日小学校入学を機に、発達支援施設の利用を開始しのくんは発達障害グレーゾーンの6歳の男の子です。現在小学1年生で、通常学級に籍をおいています。小学校へ進学するにあたり、一番不安だったのが、放課後のしのくんの居場所でした。私は仕事をしているので、仕事の日に合わせて放課後等デイサービスを利用することにしました。しのくんが利用している施設は、児童発達支援と放課後等デイサービスの両方を運営していたため、未就学期から児童発達支援の利用を開始したことで、放課後等デイサービスの枠を優先的に案内してもらうことができました。小学校入学という環境が激変する時に、慣れた環境でスムーズに利用を開始できたのは、しのくんにとってもよかったのではないかと思っています。しのくんの通う小学校は集団登校をする決まりになっています。小学校に通い始めてもうすぐ1年になりますが、朝はまだ登校に不安のあるしのくんと一緒に手をつないで学校へ行っています。下校時は自力で帰ってきていますが、心配ないとは言い切れないのが正直なところです……。しかし、放課後等デイサービスに行く日は、家まで送ってもらえるので非常に助かっています(送迎があるかは放課後等デイサービスによって異なります)。Upload By keikoまた、しのくんは発語が遅かったので、2歳から「ことばの教室」がある病院に通い、月に1回のペースで言語聴覚士の指導を受けていました。この「ことばの教室」は小学校入学のタイミングで卒業となり、相談先が減ってしまい心細く思っていましたが、放課後等デイサービスでは宿題もみてくれて、療育的な支援もしていただいているのでとても心強いです!利用した日には、その日の様子について写真と共に詳細を教えてもらえます。Upload By keikoしのくんの通っている放課後等デイサービスは、夏休みや冬休みなどの長期休暇中も利用することが可能です。長期休暇の時は普段より預かり時間が長く、朝から夕方までみてくださるので、とても助かっています。活動の一環で工場見学や室内遊園地に連れて行ってくれたり、夏は流しそうめんなどのイベントもあったりと、放課後等デイサービスの先生方には感謝しかありません(預かり時間や支援内容は放課後等デイサービスによって異なります)。2学期から通級指導教室を利用。どんなことをしている?しのくんは小学校の通常学級に在籍していますが、一斉指示が入っていきにくい傾向があるため、2学期から通級指導教室を利用することになりました。週に1回、学校内の別教室に移動して個別で支援を受けています。通級指導教室に通う前は、苦手な科目を個別で指導してもらうのかな?と思っていましたが、そうではなく、しのくんが苦手な短期記憶(特に聴覚的な記憶)を強化するトレーニングや、体の動かし方のトレーニングなどを行ってもらっています。通級の先生から授業のフィードバックやアドバイスをいただけるので非常に助かっています。通級の時間になると、通常学級の教室まで先生が迎えに来てくれるのですが、本人は特に友だちの目を気にすることもなく、「行ってきまーす!」と元気いっぱいで通級に行くらしいです。Upload By keikoまた、つい最近まで、国語が苦手なしのくんに対して、国語の時間は補助で先生がついてくださっていたようです。2月から先生の補助がなくなってしまったので、しのくんに不安はないか聞いたところ「やるしかないわと思って、頑張ってる」と言っていました。成長を感じます。Upload By keiko進級に向けて現在しのくんは、放課後等デイサービスと学校の通級指導教室で支援を受けつつ、苦手な部分をサポートしてもらうことで、通常学級でも大きな困りはなく過ごすことができています。また、月に1回のペースで担任の先生とも面談していただけるので、学校での様子もよく分かりますし、こちらが不安に思っていることも伝えやすいと感じています。たくさんの新たな相談先ができたことで、親としても安心感につながっています。これから学年が上がるにしたがって、さらに困りごとが出てくるかもしれないですが、その都度相談に乗ってもらえる環境があるので過剰に不安を感じることはないと思います。周りのサポートには感謝しかありません。家庭と学校、放課後等デイサービスと連携しながら、これからもしのくんを見守っていきたいと思います。執筆/keiko(監修:井上先生より)しのくんのように担任の先生が月に1回面談してくれるのはとてもいいですね。お母さん、担任の先生、通級の先生、放課後等デイサービスの4者が、互いに相談しやすい雰囲気を感じられました。家庭と教育と福祉の連携「トライアングル」プロジェクトを政府も進めているところですが、しのくんのケースは理想的な形だと言えるのではないでしょうか。これからしのくんが2年生になると学習内容の抽象度が上がったり、担任の先生が変わったりという不安要素もありますが、個別の教育支援計画なども見直しながら、このネットワークを存分に活用して「チームしのくん」が続いていくといいと思います。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2025年03月13日「特定非営利活動法人スポーツを通じて入間市を盛り上げる会」(所在地:埼玉県入間市)が運営するサッカークラブ「IRUMA CITY Football Club」は、小学5年生から中学1年生の選手たちがサッカー遠征としてスペインに行くため、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にてサポートを募るプロジェクトを2025年3月21日(金)まで実施しています。遠征には一人70万円の費用がかかるため、負担を少しでも軽減したいと考えています。未来ある選手達の大きな挑戦を少しでもサポートしていただけたら嬉しいです。《プロジェクト詳細》 JFAクラウドファンディングTOP■クラウドファンディングに挑戦した背景私たちのクラブは、地域の子供たちにサッカーを楽しむ場を提供しながら、選手達の成長を支えてきました。しかし、国際遠征という大きな挑戦は、費用の面で多くの家庭にとって負担となります。一人70万円という遠征費用を少しでも軽減し、すべての選手が参加できるようにしたいという想いから、クラウドファンディングを立ち上げました。皆様のご支援が、選手達の夢への一歩となります。■スペイン遠征についてこれまで、IRUMA CITY Football Clubは地域大会での優勝や、数々のトレーニングキャンプを通じて選手達の育成に力を注いできました。スペイン遠征に向けては、選手達の技術向上を図るために特別なトレーニングプログラムを実施し、文化や言語の基礎知識も学んでいます。また、現地での交流を深めるために、スペインのサッカークラブとの連携も準備中です。IRUMA CITY Football Clubの選手達は、サッカーを通じて多くのことを学び、成長しています。今回のスペイン遠征は、選手達にとって将来の可能性を広げる大切なステップです。皆様の温かいご支援が、選手達の夢を後押しします。選手達の挑戦を共に支え、未来を切り拓く力となってください。どうかご協力をお願いいたします。■リターンについて5,000円 :お礼のメッセージ(動画)15,000円:お礼のメッセージ(動画)・スペイン遠征関連のSNSにお名前掲載30,000円:お礼のメッセージ(動画)・チームマフラータオルの提供50,000円:スペイン遠征の報告会にご招待・チーム公式ホームページにお名前掲載※他のリターンや詳細はプロジェクトページをご確認ください。JFAクラウドファンディング■プロジェクト概要プロジェクト名: 未来のスター選手を支援!スペイン遠征プロジェクト#JFAクラファン期間 : 2025年2月10日(月)~3月21日(金)23:59URL : 【法人概要】法人名 : 特定非営利活動法人スポーツを通じて入間市を盛り上げる会所在地 : 埼玉県入間市大字野田1497番地1 アクトヒルズ202設立 : 2019年12月12日公式サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年03月12日はじめまして!mamagirlフレンズになりました中学1年生と小学2年生の男の子ママのmiiです♡お出かけや食べることが大好きなので、皆さんにたくさんのHAPPYな情報をお届けしていきたいと思います!今回は新宿にある京王プラザホテルのストロベリースイーツブッフェを体験してきましたので、ご紹介します♪ガーデンピクニックが五感で楽しめる!今回のブッフェのテーマが「ガーデンピクニック」ということで、店内に入るとまず始めにとてもかわいらしいバスケットをいただきました!受け取った瞬間からもうワクワクが止まりません♡これだけでもピクニック感満載ですが、店内のガーデン風の装飾が、さらにピクニック気分をUPさせてくれます!今回はストロベリースイーツが14種類、肉料理や魚料理、サラダなどのセイボリーが日替わりで約10種類と、盛りだくさんのメニュー内容となっています。さらには、自分自身で好きなものを好きなだけ詰め込んでオリジナルパフェを作れる「クラフトパフェ」も!“味覚”以外の五感要素である“触覚”や“視覚”を意識した、「作って楽しい」「見て楽しい」体験ができちゃうんです♪できたてスイーツのオンパレード!生搾りモンブランに賞味期限120秒スイーツ!?お昼の時間帯ということもあり、本当はサラダやお肉料理から食べたいところでしたが、目の前にたくさんのスイーツが並んでいたので、思わず真っ先にスイーツコーナーに行ってしまいました(笑)。どれもこれもおいしそうで、何より1つ1つのクオリティの高さにびっくり!ケーキ屋さんでそのまま売っていそうなクオリティのケーキを好きなだけ食べていいのかと、思わずホテルの方に聞いてしまいました(笑)。さらに驚いたのが、できたてのスイーツが食べられること!絶対に体験してみたかったのが、生搾りいちごモンブラン!目の前で仕上げてくれる様子は、思わず動画に撮りたくなります♡他にも、賞味期限120秒!?店内のオーブンで焼き上げた“極上ふわふわ感”が楽しめるいちごスフレや、トロ~リ食感が楽しめるいちごフォンダンショコラなども食べられます。気になるスイーツを盛り付けて、いざ実食!もう全てがかわいくて、見ているだけでお腹も心も満たされそうでしたが、見た目だけでなくどれもこれもおいしくてびっくり♡特に感動したのが、賞味期限120秒のできたてスフレとフォンダンショコラ!熱々のふわふわとろとろで本当においしかったです!スイーツ以外のセイボリーメニューもたくさん食べちゃいました♪特においしかったのが、鶏ガラと豚骨からだしを取ったピリ辛白湯スープのアジアンヌードル!辛いものが苦手な私でも食べやすい辛さで、とてもおいしかったです♡スイーツだけでなく、ご飯ものも約10種類もあるのがうれしいですよね♪好きな物だけをたっぷり詰め込んだオリジナルパフェ作り!そしていよいよ締めは、この日1番楽しみにしていたクラフトパフェ作り体験!アイスやトッピングも盛りだくさんで、作る前からワクワクが止まらなかったです!完成したパフェがこちら♪何をどんな風に詰めて盛り付けていこうかものすごく悩んで苦戦しましたが(笑)、とてもかわいく作れて大満足です♡最後はかわいいフォトスポットで記念撮影♡お腹いっぱい食べた後は、入口にあったガーデンピクニック風のフォトスポットで記念に写真を撮りました♡装飾が本当にかわいくてSNS映えもばっちりです♪120分間でお腹も心も満たされ大満足な1日でした♡今回は大人だけで行きましたが、キッズも大歓迎とのことで子ども用のカトラリーも用意されているので、子連れで行くのもオススメ!実際に店内には子連れで来ているママたちがいましたよ。ぜひ家族やママ友たちと、ストロベリースイーツブッフェでお腹いっぱいいちごを楽しんでくださいね♡◆「ストロベリースイーツブッフェ」・期 間:2025年1月15日(水)〜5月6日(火・祝)・会 場:京王プラザホテル2階/オールデイダイニング<樹林>(東京都新宿区西新宿2-2-1)・アクセス:JR・私鉄・地下鉄各線「新宿」駅西口から徒歩5分。都営大江戸線「都庁前駅」からB1出口階段を上がってすぐ・料 金:大人6,000円、小人(4 歳〜小学生まで)4,000円※3歳以下は無料※記載の料金は全てサービス料・税金込・時 間:平日(1)14:00〜16:00(2)14:30〜16:30土日祝日(1)15:00〜17:00(2)15:30〜17:30※ドリンクは30分前ラストオーダー・内 容:<スイーツ>焼きたてバニラスフレ 〜いちごクリーム添え〜/いちごのフォンダンショコラ/絞りたて いちごのモンブラン/いちごのエクレア/いちごのロールケーキ/ムラングシャンティ/いちごのクレームブリュレ/ピスタチオのかき氷 いちごのエスプーマ仕立て/クラフトパフェ ほか<セイボリー>とろけるラクレットチーズ/肉料理/魚料理/いちごジャムとハムのサンドウィッチ/サラダ(いちごドレッシング)/アジアンヌードル/京王プラザホテル伝統のカレー/揚げ物/蒸し物 ほか<ドリンク>いちごみるく(Hot)/ストロベリーティー(Hot)/ストロベリースカッシュ(Ice)※期間中、メニュー内容は予告なく変更する場合がございます。イベントページURL:ご予約、お問い合せ:(03)5322-8151【レストラン予約 10:00〜20:00】
2025年03月11日体を動かすのが大好きな小学1年生の子どもとよくお出かけしているので、その時のことをレポートしていけたらいいなと思います!雪が積もらない愛知県でも雪ソリすべりができる!「旭高原元気村」お出かけはパパの前日の一言から決まりました…よくInstagramで娘とのお出かけ場所を検索してくれるパパ。いつも公園だったので今日もどこかの公園かと油断しておりました…。私達の住む愛知県西部は、雪が年に1、2回チラチラ降るかくらいなので雪ソリは初体験!娘はルンルンでしたが、雪関連の装備は無知な私。何も持ってきてないよ!とヒヤヒヤしていましたが…当日でも子どものウェア一式と大人のグローブ、ブーツはレンタルできました!ただ、今回は幸いにも予約無しで借りられたのですが、前日までに予約が必要なので確認しておくと安心です!これ全部、人工の雪なんです!ホースから常にできたての雪が出ている場所もあり、ソリ以外にも雪玉やかまくらなども作れました。人工雪は少し大きめの霰(あられ)のようで、天然の雪より形が保たれていて不思議な感覚でした。大人も子どももソリが楽しめる旭高原元気村、ぜひお出かけしてみてください!旭高原元気村の詳細はコチラ〒444-2843豊田市旭八幡町根山68-1営業期間:12月上旬~3月31日(その年により変動があります。)営業時間:AM 9:00~PM 4:00入場料:一般500円(3歳以上一律)/団体(20名以上)400円
2025年03月07日株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山県岡山市、代表取締役会長兼社長:岩瀬 大輔)の提供する「進研ゼミ」の小学1年生向け講座「チャレンジ1ねんせい」は、3月の卒園シーズンを迎える親子に向けた特別ムービー「つないだ手を離す時」篇を公開します。本ムービーでは、全国の幼稚園・保育園で卒園ソングとして親しまれている進研ゼミ発の楽曲『たいせつなともだち ~しんゆうver.~』を使用しています。進研ゼミ小学講座「つないだ手を離す時」篇: トップ画像【「つないだ手を離す時」篇 詳細】■ストーリー:“登園までの手をつないで歩く道”がテーマ本ムービーは、卒園式に出席した親子の姿から始まります。父親の視点で描かれるのは、手をつないで登園した日々、寝かしつけに苦戦した夜、朝の準備でヘアセットに苦戦した時間、そして子どもが初めて「ぱぱ」と書いてくれた瞬間など、日常の中にある何気ないけれど大切な思い出の数々。そしてラストシーンでは、父親が娘を見送る側へと変わる瞬間が描かれます。本ムービーを通して、卒園という節目を迎えるこのタイミングで、一度立ち止まり、親子でこれまでの時間を振り返る機会をお届けします。■カット画像:カット画像1カット画像2カット画像3カット画像4カット画像5カット画像6■概要タイトル: 「つないだ手を離す時」篇(約1分半)放映日時: 2025年3月3日(月)~動画URL : 歌 : 『たいせつなともだち ~しんゆうver.~』 フリーダウンロード可能です。【先輩父・母が振り返る「幼児期の子育て」調査】■約6割が手をつなぐ回数が減ったと回答。Q. 保育園、幼稚園の時と比べて子どもと手をつなぐ回数は減りましたか?(SA,n=208)Q1-1. 保育園、幼稚園の時と比べてお子さんと手をつなぐ回数は減りましたか?Q. 保育園、幼稚園の時と比べて子どもと2人きりになる時間は減りましたか?(SA,n=208)Q2-1. 保育園、幼稚園の時と比べてお子さんと2人きりになる時間は減りましたか?保育園、幼稚園の時と比べて子どもと手をつなぐ回数、さらに2人きりになる時間が「減った」と半数の人が回答。(手をつなぐ回数が減った:60.6%、2人きりになる時間が減った:55.3%)<調査概要>●期間 :2025年2月21~24日●回答数 :208名(男女比:男性 50%、女性 50%年代比:30代 53.3%、40代 46.7%)●属性 :(1)2025年2月現在、小学校1年生の子ども(第一子)がいる(2)共働き世帯(両方ともフルタイム)●調査方法:インターネット調査(調査会社:マクロミルが実施)●データの数値はすべて%【進研ゼミ小学講座 <チャレンジ1ねんせい>より】今回実施した調査結果より、「小学校入学後、約6割が手をつなぐ回数が減った」と回答していることから、<チャレンジ1ねんせい>では、入学までの親子の時間をより大切にしてほしいという想いと、これから1年生になって自立していくお子さまの、「初めての勉強」を応援したい気持ちから、本ムービーを制作しました。この春1年生になるお子さまの、一生に一度しかない「卒園」が、親子ともに思い出に残る素敵な瞬間になれば幸いです。<チャレンジ1ねんせい>は、たくさんの「初めて」と出合う1年生が、毎日楽しく過ごせるように、4月号から生活・学習の両方をサポートしていきます。これからも、長期にわたりたくさんのお子さまと向き合って作り上げたこだわりの教材と、ほめて伸ばす学習法で、全国の小学1年生を応援します。URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年03月05日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツで子育てをしている主婦のぱん田ぱん太です!私はこうしてウーマンエキサイトで漫画を連載しているだけでなく、自身のブログ、SNS、書籍などでも描いた漫画を皆さんに読んでいただいています。「毒親」に関する知識は、仕事にもプライベートにも有用で重要なものなのです。そうしてお勉強した内容で、気になったものが一つ。「子供に手を上げる」「侮辱する」「育児放棄をする」といったタイプの毒親が最悪なのは、分かりやすい。一方、「過干渉」タイプの毒親もいます。過干渉ってそこまでNGなのかな?と最初は思っていましたが、実は「過干渉」タイプの毒親は、子供の心にとても強い悪影響を及ぼすのだそうです。我が子が心配で、道を修正してあげたり、助けてあげたりしたくなるのは親心ですよね。だけどその度が過ぎると、子供は「親に信頼されていない」と自信を失い、それが長期的な自己肯定感の低さや、自分を信じられない価値観につながってしまうのだそうです。果たして「過干渉」に、ある程度の基準のようなものはあるのでしょうか?通学路かつ子供が多い住宅街の割に、どうも危険な道が多く……。家との距離は徒歩5分ほどとかなり近いのですが、私は送迎を欠かさないようにしています。言った直後にはっと気付く…。「あなたが心配なのよ」のようなネガティブっぽいワードをなるべく使わないように説明してみることに。すると、フリッツ君の方から質問が。親から押し付けるのではなく、子供が望むのであれば、なるべくかなえてあげたいもの。あ、すみません、それはさすがに自立してください(笑)私はこれからも勉強をして知識をつけます。そして小学校の送迎はしばらく続けますが、親としてしっかり彼の能力を見極め、さまざまな事を教えながら信頼し、少しずつ少しずつ自立できるようにお手伝いをしていきたいと思います!
2025年03月01日パラパラ漫画家の鉄拳が27日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】パラパラ漫画家・鉄拳 幼少期のパチンコの思い出を披露!「大人になって、ようやく分かりました。」「本番では、やっぱり緊張しましたが、仲のいい3人なら出来る!と振り切って踊り歌いました。これが意外と大ウケ、後に踊りをマネする人もいたり、歌を口ずさむ人もいたり。大好きな先生にも褒めてもらったり。僕はこの3人だったら、何でもやれそうだなぁと思っていました。」と綴り、1枚のイラストをアップした。どうやら小学校のお楽しみ会の思い出について語っているようだ。幼いころから人を楽しませる経験を積んでいたからこそ、タレントや漫画家として人を楽しませる職業につこうと思ったのだろう。 この投稿をInstagramで見る 鉄拳/Tekken(@tekkenparapara)がシェアした投稿 この投稿には「楽しくてよい思い出なんですね。鉄拳さんの学校では広い範囲の子供が集まる地域なんですね」などの称賛のコメントが寄せられている。
2025年02月28日演歌歌手の藤あや子が20日に自身のアメブロを更新。小学5年生の頃からファンだった“レジェンド”との2ショットを公開した。この日、藤は「元祖アイドル レジェンド野口五郎さま」と歌手で俳優の野口五郎との2ショットを公開。18日と19日に東京オペラシティ コンサートホールにて開催されたGORO NOGUCHI CONCERT TOUR 2025『THE SONGS~通り過ぎた者たち~』に演歌歌手の原田悠里と行ってきたことを報告した。続けて、野口について「小5からのファンですが この方は今だに進化が止まりません」(原文ママ)とコメント。「スタイルもそうですが何よりも『声』 研ぎ澄まされた美しい声がロングトーンで伸びる」と絶賛し、原田が「これ本当に生歌!?」と驚いていたことを明かした。最後に「改めて小5の自分がこのような才能のある方のファンになったことを褒めてあげたいと思いました」とコメント。「優しいお人柄とチャーミングなトークも最高でした」「ありがとうございました」と感謝の言葉をつづり、ブログを締めくくった。
2025年02月21日平均的な成長をしていた乳幼児期。しかし発語が遅く、1歳半健診で様子見にわが家の息子のトールは、小学1年生の時にASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)の診断を受けています。生まれた時には特に異常はなく、おすわりや寝返り、身長・体重なども、ずっと平均的なスピードで成長していました。しかし、言葉に関しては通常の目安とされる時期になっても出てくる気配がなく、1歳半健診の頃にもまだ発語がありませんでした。1歳半健診の事前アンケートで、「わんわんなどの意味のある単語をしゃべりますか」という質問項目があったのですが、それだけ「いいえ」の回答になりました。1歳半健診で保健師さんと相談した結果、発語の遅れがあるので定期的に様子を見ましょうということになり、2〜3か月に1回のペースで自治体の保健師さんと面談を行うことになりました。Upload By メイ癇癪、多動、他害……言葉の発達以外にも気になる点がその頃のトールは、自分のやりたいことへの欲求が強く、止められるとひどく癇癪を起こしたり、外に出掛けると私から離れてすぐに自分の行きたいところに走って行ってしまったりしていました。私はそんなトールと1日中2人きりで過ごしていたので、対応の仕方など悩みも多く、保健師さんとの面談ではいろいろな話を聞いてもらっていました。Upload By メイ発語に関しては、目安の時期からは遅れたものの、だんだんと出てくるようになりました。平均的な発達の子どもが2語文を発するようになる頃には、トールも意味のある単語をしゃべるようになっていました。保健師さんも、平均的な発達の時期から遅れてはいるけれど、トールなりのスピードで少しずつ成長が見られるということで、現時点ではまだ療育は考えず、このまま様子を見ていくことを勧められました。わたし自身は、トールの発語が遅いことを、そんなに悩んでいませんでした。当時は、トールの他害や癇癪が激しかったこともあり、年齢の近い子どもとの交流がほとんどなかったので、周りの子どもとトールを比べることもありませんでした。ただ、トールがほかの子よりも癇癪などが激しいということは、わたしも自覚していたので、何かしなければいけないという気持ちはありました。本などで発達障害のことも知っていたので、もしかしたら発達障害か、そうでないとしても同じような特徴を持っているかもしれないと思っていました。Upload By メイ発達の遅れや特性に気づきながら、療育を受けなかった理由そこまで考えていてすぐに療育などにつながらなかった理由は、やっぱり保健師さんからの、まだそこまで考えなくてもいいんじゃないかという意見が大きかったです。しかし、それだけが理由ではなく、わたし自身も積極的に療育に連れて行こうという気持ちになれませんでした。療育のイメージが湧かなかったというのもありますが、療育に行くとどうしても年齢の近いほかの子どもたちとの交流があると思ったからです。癇癪が激しく、他害が出やすいトールを、同じ年代の子の輪の中に連れて行く気力が、その頃の私にはどうしても出てきませんでした。そんなわけで、トールの発達の遅れや特性の強さには気がついていたものの、当時は療育機関には通いませんでした。その代わり、本などで発達障害のことを自分なりに勉強し、声かけの仕方などを工夫し、対応を変えていくようにしました。当時の決断に後悔なし!小学6年生になった今感じることもっと早く支援に繋げてあげるべきだったという意見もあるかもしれませんが、わたしはそういう後悔はしていません。あの頃の自分にできることを、自分で選んでしていたと思うからです。今、トールは特別支援学級に在籍していて、放課後等デイサービスに通っています。私以外にも支援という点でトールに関わってくれる人がいることは、とてもありがたいことだと感じています。周りの人の力も借りながら、これからもトールの成長を見守っていけたらと思っています。Upload By メイ執筆/メイ(監修:新美先生より)1歳半健診のときに発語の遅れがあったものの、実際に診断を受けたのは1年生のときだった経緯について詳しく教えていただきありがとうございます。トールくんは1歳半で発語の遅れがあり、その時から保健師さんと面談をされてその都度の相談をされていたのですね。その後ことばは増えていったものの、メイさんとしては癇癪など発達特性の強さを感じて、本を読むなどして対応のしかたを工夫されていたのは素晴らしいですね。発達障害の診断時期については、一般的に早期のほうがよいと言われることもあるのですが、実際にはケースバイケースです。発達障害の診断はあいまいなところも多く、生来の特性の強さだけでなく、環境との兼ね合いで本人や周りが困っているかという要素に左右される面もあります。発達障害は「治す」という性質のものでもないので、がんなど治療可能な病気とは、早期発見の必要度は全く異なるものです。一般的に早期発見、早期療育がよいと言われるのは、ご本人の特性に合った対応が早く分かったほうが、ご本人や保護者・周囲の方たちにとって困ったり、不安に思ったりすることが減るという意味合いが大きいです。メイさんの場合、保健師さんに相談したり、ご自身で本を読んで工夫をしたりして十分対応できていた時期には、療育を求める必要性を感じていなかったのでしょう。その時期に、受診や検査を受けることを強く勧められても、かえって戸惑われたかもしれません。振り返っても、後悔なしと言い切れるのは、メイさんがトールくんの子育てをしっかり考えて必要なことをご自分で決めてきたからなのでしょう。素敵です。診断は一概に何歳ぐらいがいい、いつまでにと決められるものでもなく、それぞれにちょうど良い時期やタイミングがあるので、地域の体制としては、検査や診断が受けたいというニーズがあった際にはできるだけ速やかに、しかるべき機関につながれる体制をつくっておけることが理想だとは思っています。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2025年02月18日息子の特性と診断までの道のり現在高校1年生の息子は小学1年生の6月、ADHD(注意欠如多動症)、ASD(自閉スペクトラム症)と診断されました。知的障害(知的発達症)はありません。「元気で活発な男の子」だと思っていましたが、年長の時に担任の先生から「落ち着きがない」と指摘を受けました。小学1年生で児童精神科を受診、初診日からコンサータの内服を勧められ、びっくりした覚えがあります。今回は息子の服薬歴、そして今の服薬状況についてお話いたします。どなたかの参考になれば幸いです。※服薬については個人差が大きいので、使用の際は必ず医師に相談し、医師の判断に従ってください初診でコンサータを勧められた息子は「勉強に集中できるなら、お薬飲みたい!」初診時、息子は診察室に興味津々でした。部屋にある箱庭やおもちゃが珍しかったようで、医師から「座るように」と言われ一度は座るものの、直ぐに立ち上がって診察室をうろうろ。そんな様子を見て「多動性がかなり強いですね。指示がなかなか入りませんね」と先生。放置すれば多動性と不注意で、登下校時に交通事故にあったり、学校の窓から落ちたりと事故が起こる可能性が高いと指摘されました。まずは内服して、多動性を抑えましょうと勧められました。Upload By ユーザー体験談息子には「授業に集中して勉強するために、お薬が必要なの。それと、あなたはときどき信号機を見ないで横断歩道を渡ろうとしてしまうよね。この薬を飲むことで落ち着いて行動できるようになるから、交通事故も防げるよ」と説明しました。息子は、自分の特性を何となく理解したようで、「勉強に集中できるなら、お薬飲みたい!」と言い、こうしてコンサータの服用を始めました。ただ、息子には副作用が強く出たのです。Upload By ユーザー体験談コンサータの副作用で1か月で体重が5kgも減。ストラテラやインチュニブを試すも効果が出ず医師から副作用が出る可能性はもちろん説明をされていましたが、息子の場合、かなり強く出てしまいました。腹痛、食欲不振で給食が半分以下しか食べられず、1か月で体重が5kgも落ちてしまいました。息子は「給食を全部食べないと最後のデザートを食べてはいけないという決まりがあるから、僕はいつも食べられない……」とベソをかいていました。給食の時間は、息子にとって、とても苦痛な時間になってしまったようです。私も養護の先生から、毎年の健康診断後に呼び出しがあり、「家でちゃんとバランスのよい食事をとっていますか?」と指導をされました。体重は5kg落ちてからその後は減っていないとはいえ、私としては、偏食の息子に合わせて食べられる魚料理をできる限り多めにつくったり、ソースがほかのものに混ざるのを嫌がるため注意深く盛り付けをするなど頑張っていたので、否定されているようで悲しくなりました。Upload By ユーザー体験談薬を変えようとストラテラ、インチュニブを試したこともあったのですが、薬を変えると多動が顕著になり、救急外来を受診するほどの大けがもしてしまったため、コンサータの服用を続けるしかありませんでした。新薬ビバンセの治験が開始。少しでも副作用がなくなれば……という思いで参加息子が高学年になった頃、新薬ビバンセの治験が始まりました。医師から勧められ、少しでも副作用が軽減されれば……と参加を決意しました。幸いなことに息子にビバンセは合っていたようで、腹痛などの副作用が軽減されました。息子は「お腹が痛くないからうれしい」と話し、私も本当にうれしくて……。しかし、長年の小食生活が影響してか食事量が増えず、なかなか体重は増えませんでした。ですが、少しずつ食べられる量を増やしていけるようになったので、本当に良かったと思っています。これ以降息子はビバンセを服用し続けています。高校生になった息子と課題。わが家の飲み忘れ対策診断を受けた時は、「成長とともに、多動が落ち着いてくる場合もあります。そうすれば、内服を中止することもできます」と説明を受けましたが、高校生になった現在も薬が息子にとっての「命綱」であると実感しています。毎朝ビバンセを内服していますが、土日などは飲み忘れがちで、「なんだか息子がイライラしてるなぁ……。」と思って確認をすると、飲んでいなかったということがほとんどです。Upload By ユーザー体験談そういう場合、すでに癇癪を起こしている状態ですが、内服忘れに気づいたときには、早急に飲むように促しています。息子自身も、薬を飲まないとイライラすることが分かっているので、素直にすぐ飲んでくれます。今は、1週間分の薬を私が薬箱にセット。息子には、夕食後に翌日1日分の薬を箱から出してセットしてもらう訓練をしています。しかし、セットも忘れるし、飲み忘れもあるため、親なきあと、息子自身が病院を受診したり薬を管理することは難しいのかもしれないと感じています。中学3年の冬には精神障害者保健福祉手帳3級を取得しました。将来を見据え、障害者雇用やグループホームの利用も視野に入れています。これからも息子の成長を見守りながら、彼の特性に寄り添い、息子が安心、安定して、少しでも自立した生活を送れるよう、家族一丸となって支えていきたいと考えています。イラスト/keiko※エピソード参考者のお名前はご希望により非公開とさせていただきます。(監修:鈴木先生より)コンサータの食欲低下の副作用が80%程度だとするとビバンセは60%程度でコンサータよりは食欲低下の度合いが低いと一般的には言われています。それでも食欲の低下が気になるようでしたら私の外来では、モサプリドなど胃食道逆流を防ぐお薬を併用しています。ストラテラは食後であれば吐気を抑えられますが食事抜きで服用すると副作用の吐気が出て食欲低下につながります。どうしても体重が気になる場合は胃腸系副作用の少ないインチュニブに変更しています。コンサータとストラテラで内服する薬の数が多い場合は怠薬につながるため1日1回1カプセルで済むビバンセに変更することが多いです。ビバンセは夕方の効果がコンサータに比べて良いと言われています。コンサータ・ストラテラ・ビバンセはカテコールアミンの補充ですが、インチュニブはシナプス間の情報伝達促進の作用があります。前三者はシナプス前(神経伝達物質)に働くのに対し、後者はシナプス後(受容体)に働き、作用する場所が異なります。そのため、ビバンセ+インチュニブの組み合わせで治療しているお子さんも多いです。コンサータやビバンセは資格のある医師と薬剤師しか処方できず、登録カードをつくる必要があります。ビバンセは18歳未満から服用していれば18歳を過ぎても服用し続けられます。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2025年02月17日アイドルグループ・CUTIE STREETの川本笑瑠と桜庭遥花が、東京・渋谷のPontaパスStationで行われた1日カフェ店長イベントとトークショーに登場した。「PontaパスStation」は、「おトクなクーポンを通じて、今まで体験してこなかったことを始めるきっかけになる場」をコンセプトに、2024年10月2日から10月13日の期間で開催され、のべ1万5,000人以上が来場した。今回はその第2弾として、「“あげすぎ!”とバレンタイン」をテーマに、ローソンの人気商品「MACHI cafe」のホットカフェラテや明治ミルクチョコレートのオリジナルスリーブ作り体験のほか、渋谷の街で様々な体験を楽しめるクーポンのプレゼントも。また、Pontaパスのスペシャルアンバサダーを務めるKAWAII LAB.のメンバーも前回に引き続き登場し、1日カフェ店長やバレンタインデーを応援するトークショーで「PontaパスStation」を盛り上げる。○CUTIE STREET川本笑瑠&桜庭遥花、1日カフェ店長でファンと交流6日に行われた同イベントには、スペシャルアンバサダーを務めるKAWAII LAB.からCUTIE STREETの川本と桜庭が登場。1日カフェ店長イベントでは、カフェラテが提供されるまでの間、抽選で選ばれたファン1人ずつとのコミュニケーションを楽しんだ。その後、「好きをあげすぎ」をテーマにしたトークショーを実施。1日カフェ店長を終えた感想を聞かれると、桜庭は「前回よりたくさんお話しができて嬉しかったですし、カフェラテを飲んでみんな温まってくれたらいいなと思います」とコメント。川本も「前回店長やったときより、店長っぽかったよね? とっても楽しかったです」と笑顔で話した。グループとして初めてのバレンタインを迎えるCUTIE STREET。川本は「ちょうど最近メンバーと『バレンタイン何する?』と話していて、メンバー同士で交換したいね! と話していました」と明かす。交換するものについて聞かれると、「暇だったら作ろうかな!」と手作りに意欲を見せる桜庭に対し、川本は「作る……? えみは作らない! 買ったのでもいいかな(笑)」と話し、笑いを誘った。バレンタインに手作りをしたことがあるかという話題に及ぶと、料理が苦手だという川本は「計るのとかめっちゃ嫌いで……(笑)。思い出は小学6年生のときに友達にクッキーをあげようと思っていたんですけど、バターの分量とか量るのが面倒くさくて適当にやったら、噛めないカチカチのクッキーができて、結局あげれなかったです」とバレンタインのエピソードを明かした。
2025年02月13日「学校に行けない」状態から、付き添い登校へ次女が小学校への通学を再開できてからは、次女の希望で朝はずっと付き添い登校でした。Upload By まりまり私自身仕事もあったので、毎朝次女に付き合って登校するのは負担に感じていましたし、正直いつまで一緒に登校するのか?やめ時はいつなのか?というのがよく分かりませんでした。結局、次女の気持ちを最優先にして、次女が納得いくまで付いていくしかないと思い、付き添い登校を続けていました。運動会の練習を機に、朝起きられなくなってきた次女5年生の1学期から五月雨登校ながらもなんとか学校に通っていた次女。夏休みでゆっくり休めて、2学期は比較的スムーズに登校することができていて安心していました。ただ、運動会の練習が始まってからは、胃痛を訴えるようになったり、朝起きられなくなってきたりと、あまり良くない状態が続くようになりました。Upload By まりまりそれでも、次女の休みは増えることなく(週1回くらいでキープ)、なんとか運動会の練習に参加することはできていたし、運動会自体は楽しみにしていたのでした。私が見ている限り、この時の次女は以前より少し身体面でも精神面でも体力がついてきたように感じていたので、心配ながらも見守っていくことにしました。朝起きられないことで険悪な雰囲気に…次女が不安ながらも運動会を楽しみに練習を頑張っていて、でも疲れて朝起きにくくなっているというのは見ていてよく分かりました。ただ、次女が朝起きられずに出発時刻が遅くなると、私が仕事の時間に遅れてしまうことになります。それでは困るので、次女に私の仕事のことも伝え、少し早めに起こすことに。次女もそのことについては理解してくれていましたが、私が焦ってイライラしていると、次女も急かされていることでイライラ……。朝の時間が険悪なものになってしまったのでした。Upload By まりまり今となっては、疲れている次女に対してもっと余裕をもった対応ができれば良かったと思いますが、この時は変わらず五月雨登校が続いている次女の状況をストレスに感じていたり、仕事への責任感もあったりで、どうしても余裕のある対応ができませんでした……。次女が一人で登校するようになったきっかけそんな中、次女が一人で登校するようになったきっかけは、私の寝坊でした。Upload By まりまり朝に大寝坊をしてしまい、「このまま次女を送って行ったら確実に仕事に間に合わない……!」となり、次女に一人で行けるか聞いてみたところ、少し戸惑った様子でしたが了承してくれました。こうして5か月ぶりくらいに、次女は一人で学校へ行くことになりました。翌日の朝、一緒に登校しようと次女を誘うと、「大丈夫、一人で行ける」とここで急に付き添い登校が終わりを告げることになりました。その後…最初は、イライラしていた私に気を遣っているのかな?無理してないかな?と思い、何度か次女と話し合いましたが、「もう大丈夫」と。Upload By まりまりストレスを感じながらも運動会を無事にやり遂げ、その後も現在まで一人で登校を続けています。たまたまの無理やりなきっかけでしたが、次女の気持ちを切り替える良い機会になったようでした。このきっかけがなかったらいつまで付き添っていたのか、何をきっかけに変化が訪れていたのかは全く分かりませんが、なにかしら良いタイミングだったのかもしれません。人生ではじめて、寝坊して良かったと思いました!執筆/まりまり(監修:初川先生より)付き添い登校の終わりについてのエピソードをありがとうございます。五月雨登校や付き添い登校は、まりまりさんも書かれているようにいつまで続くんだろうか……と大人が焦ったり、途方に暮れたりすることもあると思います。朝は大人も子どもも気持ちに余裕がないことが多く(だって、これから長い一日が始まるので、よほど楽しみであれば別ですが、そうでないなら、おっくうな気持ちがあることも多く、ましてや行きたくないなぁという気持ちがあるとなおのこと。そして大人の場合仕事は責任が伴うので時間を気にする度合いが高まりますね)、落ち着いている時なら話し合えることも、ついとげとげイライラつんつんしてしまうこともあるでしょう。さて、次女さんの場合には、まりまりさんが予期せぬ大寝坊をしたことをきっかけに一人で登校できるようになったとのこと。わざとではないその大寝坊が奏功したのでしょう。そして、一人で行ってみたら意外と大丈夫だったからこそ、翌日以降も一人で行けたと感じます。そこまでの付き添い登校でエネルギー的にも十分に充電されていたのだなと感じます。もし、一人で行ってみて、とてもつらい思いをしたというのであれば翌日はまた付き添い登校になるかもしれないですし、もしかしたら休みたいと言うかもしれません。こういう局面では、予想しきれない、想定しきれない要素がたくさんあるので、単に保護者が寝坊したらお子さんが一人で登校できるというほどの法則性はないでしょう。何がきっかけでお子さんがステップアップするかは、予想しきれないですが、しかし、一つ言えるのは、ずっと同じことが永遠に続くほうがよほど難しいというか、良くも悪くも何かしらハプニングやぐんと成長するタイミングが来るのではないか、という感じがします。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2025年02月01日小学校での生活を振り返ってUpload By もっつん息子のタクは小学1年生の時にASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)と診断されました。小学校の6年間は長いようであっという間でした。子育てと仕事、タクのサポートや習い事など大変かつ充実した日々を送っていました。高学年の頃のタクの学力は、真ん中くらいだったのではないかと思います。好きな教科や分野はすごい記憶力を発揮してどんどん理解できるのに対して、苦手意識のある教科はほとんど学習拒否状態でした。例えば算数の暗算や公式の暗記は得意ですが、筆記が苦手なので途中の式を何度言っても省略して減点になってしまったり文章問題になると意図が読み解けずに固まってしまったりすることがありました。そんなタクをなんとか机に向かわせてくれたのが、特別支援学級という居場所でした。授業参観で何度も見学に行きましたが、タクに構いすぎず放任しすぎずちょうど良いタイミングでアドバイスの声かけをしてくださる先生を見て「さすがだなぁ」と感心しました。おかげで学力テストを受ける際は得意教科は通常学級で受けることができました。仲が良い友だちと点数を競い合ったのは、タクにとって学習への自信がつくきっかけになったと思います。学習面以外でも学校での過ごし方は高学年になるにつれて、分かりやすい問題行動は目立たなくなっていきました。家庭で全力で向き合ってきたことに加えて、特別支援学級で過ごした時間がタクの情緒も成長させてくれたのだと思います。通常学級に戻りたいと思っていたあの頃Upload By もっつん小学1年生の後半にスクールカウンセラーの先生と相談しながら特別支援学級へと転籍を決めたわが家ですが、「学力と生活態度次第で通常学級に戻れるかもしれない」ということだけが当時の私には希望のように思えていました(入学した時が通常学級だったのでタクの本来の居場所だと思い込んでいました)。早く通常学級で過ごせますように……と思いながら、3年生・4年生と進級する度に引き続き特別支援学級が相応しいと学校から知らされる度に落胆していました。今となっては特別支援教育への知識や理解が乏しく、気持ちの余裕がなかったからそんな思考になっていたのだと分かります。ですが、当時はマイナス思考になってしまうことについて、さらに悩むというループに入ることもありました。そして5年生・6年生へと進級する頃にはだんだん受け入れられるようになっていきました。途中で何度も大きなトラブルが起きて投げ出したいほどつらい時期もあったけどなんとか乗り越えて、ありのままのタクを受け入れる覚悟が積み上がってきたのではないかと思います。中学校進学に向けて6年生の後半に学校で面談した際に「中学校も引き続き特別支援学級が相応しい」と言われた際には何の躊躇もなく受け入れられました。タクにとって過ごしやすくて、実力を伸ばしてくれる環境が何よりも大切だと実感した結果だと思います。ちなみにタク本人は「どっちでもいい」と言っていました。タクにとっては特別支援学級で学習することはとても自然な日常になっていたので、中学でもこの調子で過ごしてほしいと思いました。中学校でも特別支援学級?Upload By もっつん小学生から中学生になる際に心配なことはたくさんありました。学習内容が難しくなり授業時間も伸びるので、今まで以上に困難を感じるのではないか?慣れ親しんだ支援の先生とタイプが全然違う厳しすぎる方針だったらどうしよう?あとは中学卒業後の進路について特別支援学級だということが不利にならないか(内申点の有無など)。私たちが住んでいる地域は、子どもの数が少なく進学先は地元の公立中学校の1択で同級生全員持ち上がりでしたが、中学生特有の人間関係の複雑化によるいじめなども心配していました。入学前には特別支援学級の担任になる予定の先生と面談をしました。中学の特別支援学級の教室も少人数制でクールダウンのためのソファが置いてありました。内申点についてはいろいろな対応をとっている学校があるかと思いますが、タクの通う中学では通常学級と同じように評価されるということでした。心配事がたくさんありましたが、直接教室を見学して話すことで心配事をどんどん消化することができました。事前に小学校から引き継ぎがあり、タクの大まかな性格や、学力を把握してくださっていました。そして小中交流授業の際に、すでにタクは担任予定の先生と挨拶を済ませていました。改めて私からもタクの得意不得意や要注意してほしい点などを直接伝えることができて、面談をやってよかったなと思いました。中学校は学習量が増えていきます、求められる自主学習Upload By もっつんタクが中学校に進学した頃は世の中はちょうどコロナ禍で、行事や面談が簡略化されたりリモートに切り替わっている時期でした。濃厚接触者とみなされた方もいらっしゃるので、慎重に慎重を重ねて入学式は何度かに分けて少人数で行われました。PTAなどの仕事も控えめだったので私としても助かりました。入学してみて小学校との一番の違いは学習量の多さだと思いました。中学校は毎月のように定期テストや実力診断テストがあります。それは(個別に配慮はありますが)特別支援学級でも同じでした。クラス全体での成績の順位も具体的な数字で出るので、本人のやる気がかなり重要だと思いました。宿題は自主学習を提出することになっていたのですが、自ら課題を考えてこなすのが苦手なタクは、市販のテキストを使って勉強していました。それをそのまま提出しても自主学習とみなす配慮をいただき助かりました。勉強は好きじゃないようでしたが、先生やお友だちに恵まれて過ごすことができました。たくさんの人のサポートのおかげで充実して過ごせた事に感謝Upload By もっつん中学生活を振り返ると、大変なトラブルも何度かありましたが、きっと楽しく生活できたのではないかと思います。これまで、タクの気になる行動に対して、私も間違った接し方をしてしまった事もありますが、その時はタクの子育てや躾を自分でしっかりしなくちゃいけない!と過度にプレッシャーを感じすぎていたのが原因の一つになっていました。一人で抱え込もうとして失敗したのをきっかけに自身の通院やカウンセリングを受けて、中学校生活では自分自身の恥を捨てて多方面に相談するように意識しました。学校外で起こったトラブルも包み隠さず、速やかに先生に報告して翌日から注意して見てもらったりと協力してもらいました。児童相談所と家庭支援センターで定期的に面談をしたり、教育委員会の窓口に行ったりしたことがあります。ただでさえ思春期に差しかかると子育ては難易度が増す傾向にあるので、たくさんの人の力をお借りするのが大切だと思います。わが子がより充実して幸せな人生を歩むためという視点を忘れなければ、「支援を受ける・制度を活用する」という選択はすごく素敵なことだと思います。タクは中学校の3年間で身長もぐんぐん伸びたし内面も成長してくれたと思います。今は中学・高校卒業後にやりたい道も定まってきたようです。やりたい事が見つかってからはあれだけ苦手だった勉強を自主的に勉強をするようになり、自ら湧き上がってくるヤル気の大切さが見えました。これからもタクのことを応援していきたいと思います。執筆/もっつん(監修:新美先生より)息子さんの中学進学時について詳しく聞かせてくださりありがとうございました。通常学級と特別支援学級を比べて、なんとなく、通常学級のほうが上、できれば通常学級に行きたいけどやむを得ず特別支援学級に行っているみたいなイメージを持ってしまうことはあるとは思いますが、本来そこに上下関係はなく、お子さんにとって一番学びやすい、過ごしやすい場所を選ぶという意識が大事ですよね。通っていると、お子さんの様子を見て、こうしたことが実感できてくるのかなと思います。タク君は、小学校中学校と特別支援学級の先生やそのほか周囲のさまざまなサポートもあって、大きく成長されたのですね。お子さんの成長には、家庭の支えが何より大事ですが、家族以外の他者との関わりも非常に大事です。苦手なことや、心配な行動があっても隠したりごまかしたりしないで、さまざまな方に関わってもらうことが、ご本人の成長につながることは多いですね。素敵なエピソードを聞かせてくださり感謝です。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2025年01月26日小学校入学とともに入団してくる新一年生。全員サッカー未経験だけど、一番最初はどんなことを教えたらいい?というご相談。学生時代サッカーをしていた親御さんでも、いざ教える立場になると何から始めればいいのか迷ってしまいますよね。ジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上のあらゆる年代の子どもたちを指導してきた池上正さんが、ご自身の主宰するチームのお話などを踏まえ、おすすめの練習を紹介します。(取材・文島沢優子)サッカー少年少女の考えるやチャレンジ精神を育てる方法をLINEで配信中>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<低学年あるある「パスをしない」を解消したい。どんなタイミングでパスを出せばいいか、気づかせる方法を教えて<お父さんコーチからの質問>こんにちは。学校のチーム(カテゴリーとしてはスポ少だと思います)で、U-8年代の保護者兼コーチをしております。サッカー経験は高校までで、特に強豪でもない部活でやっていました。相談内容は、来年度迎える新一年生の指導です。全員サッカーは全くの初めてなのですが、サッカーを一番初めに教えるときにどんなことをしたら良いのか教えてほしい。という相談です。サッカー経験者ではありますが、改めて今の時代に合った指導を知りたいと思いまして。4月から新一年生が入ってきます。学童のように放課後を過ごす場としてサッカーさせてるような感じであり、全員が同じ状態からスタートです。田舎で保育園時代にサッカーする場はないので。運動能力については、都会の子より低めだと思います。最近は地方でもボール遊びができない公園なども増えてきており、田舎の子たちも外遊びする子などあまり見かけません。野山を駆け回るなど皆無です。まして、コンビニにすら車で20分とかザラにある地域なので、子どもたちはどこかに行くときは親の車で移動するのが当たり前、体育以外の運動をしている子は少ないです。(スポーツも文化的なものも、クラブやスクールは車で30分とかなので)こんな感じの子どもたちへの「初めてのサッカー」で、どんなことを体験させればいいのかアドバイスをいただけると助かります。<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。今の時代に合った新1年生の指導はどうすればよいか?という質問ですね。これから春になり1年生がクラブに加入する時期を迎えるので、指導で心がけていただきたいことをお話しします。■まずは楽しくボールを追って、簡単にゴールが決まるような経験をさせてあげるまずは試合をさせることが重要です。5対5や8対8など少人数で設定します。最初はみんなボールになかなかさわれないけれど、ワイワイと楽しく追いかける。それで十分です。ただし、自分から行けない子も出てきます。そこで「この人数だとボールをさわれない子もいるから、ちょっと分けてやってみましょう」と言って、そういう子たちとひとりで行ける子でグループ分けをします。さらに人数も減らして、2対2とか3対3で試合をしてもらいます。あくまでも楽しくやることを目指します。例えば得点が入ったときにみんなで喜ぼう、といったルールにします。そういうことを最初に経験させてあげると、子どもはもっとサッカーをやりたくなります。サッカーを始める入口では、いかにモチベーションを上げるかが大事です。それはこちらがどんな練習を提供するかで変わってきます。子どもはゴールできるとうれしいので、点が入らないような試合だったらコーチがそこに一緒に入ってうまくパスをしてゴールさせてあげるお膳立てをしてもいいでしょう。サッカー少年少女の考えるやチャレンジ精神を育てる方法をLINEで配信中>>■体を動かしたい、という欲求を満たしてあげる「田舎でも子どもたちが外遊びをしなくなった」ということですが、日本全体の体力テストを見ても地方の子どものほうが数値が低いようです。親御さんたちの時代は何キロも歩いて通学したのに、今はスクールバスが出る。外出も習い事に行くのも電車はあまり使わず自宅から親の車で移動する。そのように地方は車社会なので歩く機会が減っています。ほぼご相談者様の見立て通りだと思います。だからこそ、最初に試合にしてあげてボールを追いかけることが楽しい、体を動かすことが嬉しいという感覚を味わってもらいます。やっているのはサッカーなのですが、そういった子どもたちが本来持っている「常に体を動かしたい」という欲求を満たしてあげることを念頭においてください。■子どもは本当に苦しくなると自分から休む子どもは本当に苦しくなると、必ず自分で休みます。自分から足を止めるとか「コーチ、もう走れない!」と言ってくれます。そのため、やりすぎるということがありません。運動不足の子たちはすぐにあきらめてしまいがちですが、休めばまた動き出します。全員が本当に動きが悪くなったら、ちょっと1回休もうかと休憩を入れます。そうやって、なるべくゲームをする時間を長く取ってください。最初の1か月くらいはゲームしかしないぐらいのつもりで練習を組み立てましょう。私が地元で主宰しているスクールも、練習に来たらまず30分以上は試合をします。1年生は最初のころは途中「のどが渇いた」などと言いに来るのですが、1~2か月もすれば30分試合を続けられるようになります。■スポーツ障害の予防ではウォーミングアップよりクーリングダウンが重要加えて、低学年の練習については「ウォーミングアップは必要ですか?」という質問を受けます。けがの防止という観点から必要だとの意見が多いのですが、いろいろ研究されている中で、アップの量でけがの発生頻度が変わることはありません。つまり、影響しません。スポーツ障害の予防についても、ウォーミングアップよりも、クーリングダウンを重要視したほうがよいという研究結果が出ています。1年生くらいであれば、例えば鬼ごっこをするとか勝ち負けのあるゲーム的なものがお勧めです。■キッズ年代の動きづくりは、体を動かす楽しさを覚えてサッカーを好きになってもらうこと日本サッカー協会が「キッズ年代の動き作り」(サッカー協会のページに飛びます)という言い方でメニューを紹介しています。スキップ、ジャンプ、ターン、ジグザグに走るといったものがあります。そういったことを競争にしてやると楽しめるでしょう。ただし5分か10分で十分で十分なので、すぐ試合をやります。私が所属する京都府サッカー協会で「キッズコーチ」というライセンスを作っています。ゲーム後にジグザグドリブルを、ではなく、最初から2対1に入ります。仲間と一緒に協力して何かができたら嬉しい。2人でプレーして喜んでもらうのが目的です。うまく攻めるとか、うまく守るではなく、失敗してもいいから楽しくやるということに注目します。日本サッカー協会のキッズリーダーのような、まさしくサッカーの入口に立つ子どもへの指導を学んでもらいます。初めてやる子たちが体を動かすことが楽しくなって、それでサッカーを好きになってもらう。そんな考え方です。■常に「見て、判断」しないといけない練習を試合やってみんな楽しくなってきた。次はどうしよう?と考えたとき、やはり技術の向上をと考えます。ただ、ドリブルをするにしても、試合では必ず守備をしてくる相手がいる。自分のボールを取りに来る相手がいます。その都度、右か左か前か後ろかどの方向を選んでドリブルに行きますか?と判断を問われます。したがって、子どもたちが常に「見て、判断」しないといけないような練習を考え出してほしいのです。サッカー少年少女の考えるやチャレンジ精神を育てる方法をLINEで配信中>>■「味方がそこにいる意味」を理解させるような練習を(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)例えば、団子サッカーにならないよう最初に「団子になったらだめだよ」と言うのではなく、最初は団子のままやらせてください。誰かひとりがドリブルしてみんなが団子になっているときに「はい、そこでストップして」とフリーズさせて、「みんな、どう?今、何が起きてますか?」と問いかけてください。広がったほうがいいとか、パスをしたほうがいいとかそういった答えが出てくるでしょう。そこで「じゃあ、広がれるように練習しましょう」と2対1などの練習に移ります。そこで味方がいる意味などを理解するよう練習をしてください。「すぐに試合したい!」と言ってくるような、そういう子どもたちを育ててもらえるといいなと思います。池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2025年01月17日小3から特別支援学級に転籍し、ありがたかった個別の配慮ASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)の診断を受けている息子のトールは、小学2年生まで通常学級に在籍し、小学3年生から特別支援学級に転籍しました。トールは特別支援学級に行くようになって、イライラしたり不安を感じたりすることが減っていったように思います。通常学級では、人の多さや周りの物音に過敏になって、ストレスを溜めているようでしたが、特別支援学級ではそれが解消されていました。また、特別支援学級の先生は、トールのその日の調子に合わせて宿題を出してくれるので、宿題のことで家でイライラするようなこともなくなっていきました。Upload By メイまた、トールの様子に合わせて1日のスケジュールを柔軟に変更してくれることもありました。トールは国語と算数だけを特別支援学級で受け、それ以外は通常学級で受けていたのですが、今日は朝から不安感やイライラが強いな……と感じた日は、そのことを先生に伝えておくと、通常学級に行く時間を減らして特別支援学級で少しゆっくり過ごすなどの対処をしてくれました。そのように個別に対応してくれるので、配慮してほしいことやトールのことで悩んでいることを、担任の先生に話しやすくなったのは大きな変化でした。トールにとっても、時間をかけてじっくり話を聞いてくれる担任の先生は、とても大きな存在になったと思います。Upload By メイまた、特別支援学級の先生の話し方や子どもたちへの声かけの仕方は、わたしにとっても参考になる部分が多く、発達障害に理解のある先生と日々を過ごせることに、大きなメリットを感じています。心配だった友だち関係や勉強面……特別支援学級へ転籍した影響は?転籍前に心配していた、通常学級の子どもたちとの関わりですが、やはり転籍前と比べて関わりが減ったのは事実です。通常学級の子どもたちが休み時間に遊びに誘ってくれることもあったようですが、トールは元々一人で過ごすことが好きなので、特別支援学級で落ち着いて静かに過ごすことが多いようです。交流学級(特別支援学級に籍を置きながら、通常学級で授業に参加すること)でどのように過ごしているのか心配もありましたが、授業参観や運動会、修学旅行などで、通常学級の子どもたちと仲良く話していたり、みんなとの楽しそうな写真を見たりすると、トールなりの距離感で周りの子どもとの関係を築いているのだと分かり、安心しています。Upload By メイまた、勉強面に関しても、通常学級の子どもたちから遅れることなく受けられています。テストも同じものを受けていて、平均よりも良い点数を取れている教科も多いとのことです。最近は特に熱中している分野があり、その分野のテストではいつもとてもいい点数をとっていて、自分で検定に挑戦するなど、日々知識を深めています。Upload By メイ自分らしく過ごした4年間。中学校でも特別支援学級へ最初は不安の多かった特別支援学級への転籍ですが、トール本人にとっても、親であるわたしにとっても、とても良かったのではないかと思っています。トールはもうすぐ中学校の特別支援学級に進学します。慣れ親しんだ小学校や担任の先生と離れることに不安はありますが、仲良くしてくれる同級生のお友だちと一緒に進学できることや、去年まで小学校の特別支援学級に在籍していた先輩がすでに中学校にいてくれることは、トールにとってもわたしにとっても大きな安心になっています。中学校もトールにとって楽しい場所になるよう願いながら、わたしもサポートしていけたらと思っています。執筆/メイ(監修:新美先生より)通常学級から特別支援学級に転籍したことについて詳しく教えていただきありがとうございます。通常学級は35人程度の生徒が一つの教室で、基本的に同じことを同じやり方で授業を受けたり活動したりします。このため発達障害特性があると、多くのお子さんにとってはそれほど気にならないことがストレスになったり、ベストパフォーマンスが出しにくいことがあります。トール君の実例からも分かるように、特別支援学級だと、自分のペースに合わせてある程度時間配分したり、活動のしかたを柔軟に調整したりなど、通常学級より合理的配慮を受けやすいですね。また、人数が少なく先生との距離も近いので、先生とコミュニケーションも取りやすいのもメリットです。先生も特性についての理解が厚いとより、相談もしやすいですね。学童期のうちに自分の特性に合った環境や活動のやり方を自分で選んだり調整する練習ができることや、他人と自分のことについて相談する練習ができることは、大人になってからの自立のためにとても役に立つスキルを練習していることにもなります。不安だった転籍も、親子ともにとてもよかったと思えたのは何よりです。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2025年01月16日未来のスターを発掘するオーディションイベント「スタースカウト総選挙2024 in Winter」のグランプリが、応募総数19,365名の中から東京都出身、小学3年生 9歳の西森星乃(らな)さんに決定いたしました。スタースカウト総選挙2024 in Winter グランプリ 西森星乃(らな)さんグランプリの西森星乃(らな)さんは物怖じせず何事もチャレンジする真っ直ぐで、真面目な小学生女子。ステージでの堂々と歩く姿は審査員を魅了し、見事圧巻のグランプリを獲得!すでに映画やCMなどの経験をしていますが純粋で子供らしいところがチャームポイント。芸能界で活躍する存在となる期待の星!■「スタースカウト総選挙2024 in Winter」の様子2nd stage 特技審査の様子 2nd stage進出は29名特技披露では、ダンスや・歌唱・空手の型・バレエなど様々な特技を披露。スタースカウト総選挙2024 in Winter 準グランプリ 大林真冴(しんご)さん 小学4年生スタースカウト総選挙2024 in Winter 準グランプリ 平川櫻(ろぜ)さん 中学1年生■スタースカウト総選挙とは「スタースカウト総選挙(略称:スタ選)」は、芸能界を目指す「未来のスター」を発掘するオーディションイベントとなり、30社以上の大手芸能事務所が参加しドラフト型で所属が決定する。今回で14回目の開催となり、これまでに数多くのスタ選ファイナリストが大手芸能事務所に所属している。今回のスタ選出場者も、どの事務所に所属をするのか?今後の活躍が期待される。次回の開催は2025年の冬となり、既にエントリー受付が開始、既に数多くの応募者がエントリーしている。URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年01月15日お友だちの名前が覚えられない!しのくんは発達障害グレーゾーン、6歳の男の子です。現在小学1年生で、通常学級に籍を置いています。しのくんは1歳から保育園に通っていましたが、言葉が出るのが遅かったこともあり、しのくんからお友だちの名前を聞くことはほとんどありませんでした。しかし年中ぐらいから少しずつお友だちの名前が出てくるようになり、卒園する頃にはほとんどのお友だちの名前を言えるようになっていました。同じ保育園から小学校に上がる子が何人かいたので心強く思っていたのですが、入学からしばらく経っても、しのくんは新しくクラスメイトになった子の名前がなかなか覚えられませんでした。学校ではみんな名札をつけているのですが、1学期の時点ではまだひらがなが読めなかったしのくんは、名札を見てもお友だちの名前が分からず……。相手に話しかける時には「ねえねえ」と声をかけたり、お友だちの肩をトントン叩いたりするしかありませんでした。Upload By keiko2学期になり、しのくんはひらがなを読めるようになりました。ところが、2学期になったタイミングで、ひらがなだった名札の表記が漢字になり、またお友だちの名前が読めなくなってしまいました。「やっとひらがな覚えたのにな……」と私は残念な気持ちになりましたが、学校のルールなので仕方がありません。また、この頃、家に帰ってくると学校での出来事を話してくれるようになりましたが、「それを誰としたの?」と質問しても「しのくん誰かわからへんねん」とよく言っていました。学校での面談の際に、担任の先生にお友だちの名前をまだ覚えてられていないことを相談したところ……クラスでお友だちの名前を覚えられていないのはしのくんだけということが判明して、さらに落ち込みました。「しのくんの名前をみんなは覚えてくれているのに……」と私の焦りは募るばかりです。Upload By keiko学校生活のルーティンが覚えられない!しのくんは入学してしばらく経っても、なかなか学校生活のルーティンが身につかず、次の授業の準備や移動の時などに、先生の声掛けが必要な状態でした。しかし、1学期が終わる頃には学校生活の一連の流れを理解したようで、みんなと一緒に行動できるようになってきていました。ところが2学期になってみると、それまで積み重ねていた学校生活のルーティンが完全にリセットされていました。先生によるとしのくんは、学校についてすぐにやることや、移動教室での持ち物などすべて忘れているということでした……。なんとかしなければ!と焦った私は、毎日夜に翌日学校についたらやることと、移動教室の時の持ち物をしのくんと確認するようにしました。同時に、担任の先生も対策を講じてくれていました。私が学校での面談の際に教室に行ってみると、なんと先生がしのくんの机に「やることリスト」を貼ってくれていたのです!家庭と学校での工夫が功を奏したのか、しばらくすると、しのくんはルーティンを取り戻すことができました。しかし、これからまた休み明けや進級の際にはサポートが必要そうだな……と感じています。Upload By keiko周りが見えていない?マイペースすぎる日々しのくんの学校は集団登校ですが、しのくんはとてもゆっくり歩くので、私が手をつないで引っ張らないとみんなのペースについていけないため、今でも付き添って登校しています。学校でも上の空になりがちで、授業中に先生の話が分からなかった、給食が食べ終わらなかった……と不安になるような話をよく聞きます。音楽の授業など、自分の興味があることには集中できますが、苦手な国語の時間は特に話を聞いていない様子……。先生の目が届きやすいように一番前の席にしてもらってますが、どうやら前だけしか見えないことで、余計に周りの動きに気づきにくくなっているのか、一人の世界に入っていきがちのようです。Upload By keikoただし、宿題については「疲れた―難しいー」といってなかなか取り組めないことが多いものの、「先生に怒られたくない」という気持ちはあって、その日のうちにできなかった宿題は翌朝早起きしてやるなど、頑張っています!大きな問題ではないけれど、小さな困りごとがいろいろとあるしのくん。低学年の今は何とかついていけていますが、これから周囲との差が出てくるのでは……と不安に思うこともあります。幸いなことに担任の先生に理解があり、月に一回は面談の機会をいただき、こまめに情報共有ができているので、家庭と学校で連携しながらこれからもサポートしていきたいと思います。執筆/keiko(監修:室伏先生より)しのくんの小学校入学後の困りごとについて共有くださり、ありがとうございました。名前を覚えられない理由には、文字の読みが難しいことのほかにも、お顔の特徴を捉えにくい、興味関心がお友だちよりも自分の好きなことに向いてしまう、などさまざまあり、お子さんによって異なります。お名前が分からなくてもご本人が困っていない様子で、周りのお子さんとコミュニケーションが取れているのであれば、見守ってあげるのもよいことだと思います。お名前を呼べなくても、声をかける、肩を叩く、など試行錯誤してコミュニケーションを取れることはとても大切なことです。ご本人がお友だちのお名前を覚えたいという希望や、名前が分からないことでの困りごとがあるようであれば、担任の先生にお願いをして、集合写真などを利用して保護者の方がお友だちのお顔とお名前を把握し、ご自宅で少しずつ覚えていくのもよいでしょう。困りごとはありつつも、お友だちとのコミュニケーション、学校生活のルーティン、宿題に、と一生懸命頑張られているしのくんのお姿、本当に素晴らしいです。これからもしのくんの学校生活が楽しいものでありますように、私も応援しております。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2025年01月13日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツで一人息子を育てている主婦のぱん田ぱん太です!突然ですが、私が最近始めたこと。それは……。「投資で資産運用」です!しっかりと投資について勉強をし始めてからというもの、お金に対する考え方や扱い方も変わりました。そのため、もっと早く投資について知り始めておけば、シンプルにその年数分、資産が増えただけではなく、より上手にお金を扱うこともできただろうになぁ、と残念に思います。当然ながら過去に戻ることはできません。でも、私には一人息子のフリッツ君がいます!自分の人生をやり直すことはできないですが、代わりに、私が早くから知りたかったことを息子に早くから教えてあげることは可能です。そのきっかけは、2024年の2月、フリッツ君のお誕生日のことでした。やっぱり何かについて学ぶなら、実践が一番! 私は家にあったかわいい空き箱に「ママバンク」と書いた紙を貼った、簡単な貯金箱を作りました。銀行預金、金利、複利……なるべく難しい言葉は使わないようにしながら説明してみました。すると……。「ぜんぜん分からん」とのこと。そりゃそうですよね(笑)。しかし先ほども書いた通り、大切なのは実践です! とにかく「月利1%のママバンクに貯金」をスタートすることに。すると、フリッツ君は少なくとも「自分のお金を使わず、ここに入れておけば増える」ということを理解してくれたようです!%の計算などを理解するのは当然まだまだ先ですから、ざっくりと分かってくれれば十分です!そして後日のこと。実際のところ、フリッツ君にはまだおやつを自分で買うような機会はありませんが、お勉強のために「お金を使う? 貯金する?」と聞いてみました。すると、「貯金する」との答えが! その理由も、しっかりと私の説明を復唱してくれました!親子でそれぞれの貯金を眺める日々(笑)。フリッツ君にはこの調子で、将来のためにしっかりと資産運用について学んでほしいです。もちろん、お金をためて増やしてばかりでドケチな子になるのも大変ですから、もう少ししたら「人生を豊かにするための上手なお金の使い方」についてもしっかりと教えていきたいと思っています!
2025年01月06日俳優の原田龍二の妻・愛さんが3日に自身のアメブロを更新。小学4年生の頃から急激に悪くなった娘の視力についてつづった。この日、愛さんは「私はどちらかというと目が良い方なんです けれど娘の目は原田パパに似たのか視力が悪くて普段はコンタクトをしてます」と現状を説明。「娘の視力は小学4年生から急激にわるくなりました」と明かし「ブルーライトのせいかどうか何のせいかはわかりませんが」「可哀想だなぁと思います」とコメントした。続けて、娘のメガネの交換のためにショッピングセンターを訪れたといい「ショッピングセンターは混んでいますがメガネショップはそれ程待たなくて良かった」とつづり、ブログを締めくくった。
2025年01月05日特別支援学級で過ごし始め、落ち着きを取り戻した息子小学校入学当初は通常学級に就学したわが家の息子トール。小学1年生の終わり頃、ASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)の診断を受けました。小学2年生の秋頃から、学校や家庭でもイライラしたり、泣いたりすることが増えてきて、特別支援学級への転籍を本格的に考えるようになりました。その頃は通常学級に在籍しつつ、特別支援学級の先生の都合の良い時に、特別支援学級で過ごす時間をつくってもらっていました。特別支援学級で過ごす時間を取るようになって、トールは少しずつイライラする時間が減っていったように思います。周りの視線を気にせず、マイペースに過ごせる時間が取れるようになったおかげだと思っています。Upload By メイ通常学級から特別支援学級へ転籍すべき?不安や迷いが押し寄せて特別支援学級に在籍したほうが、トールが穏やかに過ごせるかもしれないと、私も考えるようになりましたが、私自身、特別支援学級に関する知識は全くなく、転籍したらどうなるのか、いろんな疑問や不安が湧いてきました。実際に在籍したら毎日どのように過ごすのか。どのくらい通常学級に在籍する子たちと関わりがあるのかも心配でした。日々怒ったり泣いたりしながら過ごしていたトールでしたが、通常学級にはお友だちもいました。トールの転籍について悩んでいた頃、クラスのお友だちに「トールくんをほかの教室に行かせないで」と言われたことがありました。Upload By メイわたしは、トールが教室で騒いだり、マスクをすぐ外してしまったりして(当時はコロナ禍で、教室ではマスクを着用するルールでした)、周りの子から嫌がられていると思っていたので、そのお友だちの言葉はとてもうれしいものでした。同時に、せっかく仲良くしてくれているお友だちがいるのに、特別支援学級に行くことで関わりがなくなってしまうのではないか?とも考えました。また、勉強は通常学級より遅れてしまうのではないか、そしてその後の進路に影響があるのではないか?なども心配でした。特別支援学級に転籍することで、それまで一緒に学んでいた通常学級の子たちから取り残されるかもしれないという漠然とした不安が、心の中に広がっていました。集団の中にいることが苦痛だからと集団から離れて生活したら、ますます集団の中に入ることができなくなって、将来の進学や就職の時の選択肢が狭まってしまうのではないか。わたしの今の選択が、トールの将来を決める可能性があると思うと、とてつもない重圧がわたしの肩にのしかかってるような、そんな気持ちになりました。Upload By メイ勉強、友だち関係、将来……分からないことばかり。悩んだ末に出した結論もちろんトール本人にも、どうしたいかという気持ちは聞いていました。しかしトールは当時まだ小学2年生。それを自分ではっきりと決められるような年齢ではなく、トール自身もどうしたらいいかよく分からないという様子でした。長い時間をかけて、わたしは「特別支援学級に転籍する」という決断をしました。心配な気持ちは消えませんでしたが、将来のトールのことばかり考えるより、今のトールが楽しく学校に通えることを一番に考え、そのためにはどうしたらいいかと考えるようになったからでした。今のトールが楽しく過ごせることが、将来のトールの笑顔につながるのではないか。将来は今の延長線上にあるのだから、まずは今を最優先にしようと考えた末の、決断でした。Upload By メイそして、トール本人にも最後の意思確認をし、通常学級の担任の先生、特別支援学級の先生、校長先生とも話し合い、小学3年生に上がるタイミングで、特別支援学級に転籍することが決まりました。現在、小学6年生になったトール。高学年になってぐっと落ち着いてきて、迷った末に決断した特別支援学級への転籍という選択は、今ではよかったと思っています。これから先も、進学や就職という節目ごとに悩んだり迷ったりしつつ、その時その時の息子にとってのベストを探していけたらと考えています。執筆/メイ(監修:鈴木先生より)本来であれば、小学1年生の時にASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)の診断が出た時点で、特別支援学級へ通級するのが丁寧です。ASD(自閉スペクトラム症)の特性の一つに聴覚過敏があり、先生やクラスメイトとの相性にもよりますが、少人数の環境のほうが向いている場合が多いからです。今回のケースでは、小学3年生で転籍したということでしたが、日本には教育委員会と言う組織があり、そこを通さないと通級や転籍を決定できないというシステムがあります。残念ながら、子どもファーストではなく、事務ファーストになっている状況が多く見られます。親御さんにできるだけ早くお子さんに合った環境で勉強させてあげたい気持ちがあっても、IQテストをしないと判断できなかったり、委員会を通さず校長や主治医の意見だけでは判断できなかったりという慣習が足を引っぱっています。ただ、特別支援学級に在籍できたとしても、担当の先生方が必ずしも特別な研修を受けているわけではないことも課題といえるでしょう。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年12月17日日本では、国語で文字を習う時、ひらがな、カタカナ、漢字、の順に学ぶのが主流です。ひらがな、カタカナは50音だけですが、最後の漢字は最難関。字数が多く、読み方は何通りもあり、初めて触れる子供は戸惑うこともあるでしょう。漢字の複雑さゆえ、時に『珍解答』を生み出すこともあり…。「はいよろこんで!」元気いっぱいに書かれたのは…2児の父親である、長崎峻侑(@shunsuke516jump)さんが、小学1年生の息子さんの宿題をXに投稿し、「発想が天才」と話題になりました。その日、息子さんは『入』という漢字を習ったようです。テキストには、「『入』の付く言葉を書きましょう」という指示がありました。大人たちは、すぐに「○○に入る」などといった文章を思い付くでしょう。しかし、そこに書かれていたのは…。入(はい)よろこんで。入(にゅう)よおくにいきます。謎な言葉に見えますが、1個目は、『入(はい)』を、返事の『はい』として使った、「はい、よろこんで!」。2個目は、『入(にゅう)』の読みをうまく当てはめて、『ニューヨーク』という言葉を作っています!長崎さんは、息子さんの解答を見て、「元気に育っている」とつづりました。普段から漢字を使っている大人たちには、なかなか考え付かない、斬新な活用方法。『入』を使った、常識を超えた答えには、感心のコメントが多数、寄せられました。・天才です!・すごい発想だ…。・愉快すぎる!楽しそう…!やわらかい子供の頭は、ユーモアあふれる発想の宝庫なのかもしれません。漢字の正しい使い方を学ぶことも大切ですが、柔軟な発想力も伸ばしていってほしいですね![文・構成/grape編集部]
2024年12月10日市の教育センターへ登校渋りの相談小学校入学当初から登校渋りが激しかった長男。1年生の10月頃にスクールカウンセリングを受けました。その時スクールカウンセラーの先生から、市の教育センターに不登校専門の窓口があり、そこへ相談へ行くことを勧められました。また、勉強への苦手さが強いようであれば知能検査の一つである「KABC-Ⅱ」を受けられることも教えてもらいました。当時は正直、いろいろなところへ相談へ行ってもあまり変わらないのではないかとマイナス思考でした。 でもやれることはやっておこうと思い、教育センターに予約をしました。Upload By ねこじまいもみ相談の予約はすぐに取れ、1年生の1月頃に訪れました。 相談員さんはとても理解を寄せて話を聞いてくださり中でも印象的だったことは、「長男は同じ直線を行ったり来たりする常同行動があり、学校ではそれをしないようにしている」と話した時、相談員さんが「落ち着くために動きたくなる気持ちを我慢して過ごしているなんてそれはしんどいよね。本当によく頑張っているんだね」と言ってくださったことでした。この話を今までここまで理解してくれる人がいなかったので、私はすごく嬉しかったし、改めて長男の頑張りを感じました。 さらに、本当に学校へ行けなくなった場合の居場所として教育支援センター(適応指導教室)があることなど教えていただき、何も知らなかった私は少し気持ちが楽になったことを覚えています。Upload By ねこじまいもみ検査結果を一人で聞きに行くと「KABC-Ⅱ」の予約はすぐには取れず、長男が2年生の6月に検査を受けました。検査は認知能力と基礎学力を推定し、学習の得意不得意を知ることができ、学校や家庭での支援に活かすことができると説明を受けました。約2時間の検査を終え、後日私1人で結果を聞きに行きました。長男はそれぞれの力にそこまで大きな開きはなく、全体的には平均だと言われました。 そこまで目立つわけではないが平均下は数字と書き。まさに私が苦手そうだなと感じていたことでした。 また、文章題や入り組んだ話など複雑な情報が苦手そうで、学校でも急な指示や全体の指示が聞けてない場面があるかもしれないと言われました。それも納得でした。さらに検査時の行動観察から、長男は独特な鉛筆の持ち方をしており、それも指摘されました。長男は自分がこうしたいというこだわりが強いため、鉛筆にしろ箸にしろ小さい頃から正しい持ち方を教えるのが困難でした。おそらくもう直せないだろうと思っていたし、本人もそれで良いと言っているのでなにもできずにいたのですが、改めてほかの人に言われると私の力不足だったかなと少し気にしてしまいました。 学校へ行かないと書く機会がグッと減るため、家でも積極的に書くことをやり、枠いっぱいにゆっくり書くことを意識すると字の上達につながるとアドバイスをいただきました。Upload By ねこじまいもみ検査結果に基づいて検査の結果をもとに、長男の認知様式に合った学習の仕方を教えてもらいました。 例えば漢字なら、「山」という字は山の形のようになっていて……とイメージを持たせてあげると覚えやすいことや、画数の多い漢字はパーツを分けて何と何が組み合わさっているかパズルを作って組み立てさせるのも良いこと、算数は問題文を図や絵にして視覚的に導いてあげると良いことなど教えてもらいました。 苦手と思っていることも学習の仕方で苦手ではなくなる場合もあり、個々に合った学習方法が見つけ出せると良いと言われ、私も大変勉強になりました。Upload By ねこじまいもみ検査を受けて良かったこと最初はピンと来ていなかったのですが、検査を受けて良かったと思いました。 のちに発達検査でも同じようなことを言われる特性もあったり、2年生から勉強のつまずきが見られるようになったのですが、検査で教えてもらったことを参考に私も教えたりできるようになりました。また、困った時は担任の先生にもこういうのが苦手なようで……と伝えやすくなり、先生が学習の仕方を提案してくださったり、一緒に考えてくださったりしたこともありました。現在4年生の長男。今でも苦手な単元はこういうやり方だと分かりやすいかな?と家庭学習の際は私の考えを提案してみたり、長男も成長するにつれて自分で試行錯誤し、「このやり方が僕には合ってるかもしれない」と言う場面も出てきました。苦手な科目を好きになるのは難しいし、無理強いすることではないと思いますが、分からなかったことが分かるようになった時は本人も喜んだり達成感を感じたりしています。勉強ができたり分かったりすることが長男にとっては登校へのモチベーションには直接は繋がらないですが、そういったことも何かのきっかけだったり、自信の積み重ねになっていくと思うので、長男に合った方法を模索しながら無理なくサポートしていけたらと日々思っています。Upload By ねこじまいもみ執筆/ねこじまいもみ(監修:初川先生より)長男くんがKABC-Ⅱを受検されたエピソードをありがとうございます。「検査を取る」という場合に、WISC-ⅣやWISC-Ⅴなどの知能検査をはじめに勧められることが多いと思います。WISCの場合、全体的な知的発達の水準や4つないし5つの観点から知的発達に関する得意不得意を見ます。WISCの受検によっても、学習の進め方、得意な学び方に関する事柄も出てきます。ただ、どの検査にも測れるものと測れないものがあり、WISCだけではお子さんのつまずきや困りごとを見るには不十分と専門家や支援者が判断したり、SLD(限局性学習症)が疑われる場合などにKABCも追加で実施されることが多いように感じます。さて、長男くんに関しては、視覚的に捉えて理解することのほうが、言葉での説明によって理解するよりも得意といった結果が出たようですね(※このあたりに関しては、WISCを受検しても同じような助言をもらうこともあります)。コラムに書かれていたように、漢字学習で視覚的イメージを活用したり、図形的に分解して覚えやすくしたりといったやり方がまずあります。そうしたやり方をほかの学習内容に関しても活用・応用していくことになりますが、ここは工夫や経験などによってさまざまなやり方を考え、実際にやってみる(試行錯誤する)ことになります。担任の先生はこうした学習方法に関してさまざまレパートリーをお持ちかもしれませんし、相談員の方もご存知かもしれません。保護者の方だけで考えてやっていくのも1つですが、相談しながら、お子さんに合うやり方を探っていくこともよいと思います。そして、長男くんは4年生になり、自分に合う方法はどんなものか試してみた際に「合う合わない」が分かってきているようですが、だんだん本人が「これは自分に合う」と感触を掴めるようになってきたり、「こうやってみたらできるかも!」と自分で工夫できるようになったりもします。まずは、周囲の大人が、お子さんに合うやり方を提案していき、ゆくゆくは本人が自分に合う方法を理解していく。このプロセスをぜひ歩んでいただけたらと思います。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。SLD(限局性学習症)LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
2024年12月05日教室にいられなかった小1のリュウ太の特別スペースUpload By かなしろにゃんこ。Upload By かなしろにゃんこ。ADHD(注意欠如多動症)とASD(自閉スペクトラム症)の息子リュウ太は小学1年生の時、なかなか教室で授業を受けることができませんでした。そのリュウ太のために担任の先生は、階段がある廊下の一角にリュウ太専用の特別スペースを作ってくれました。その場所は、リュウ太だけが使えるルールになっていました。周りの人の目が気にならないようにホワイトボードを衝立代わりにしてあり、個室のような空間でした。また「リュウ太くんがこの場所にいるときは、リュウ太くんに話しかけない」というルールも作ってもらっていました。Upload By かなしろにゃんこ。リュウ太は、みんなと一緒に教室で何の問題もなく勉強していると信じていた母の私は、その特別スペースの存在を最初はよくは思っていませんでした。でも、母の気持ちとは真逆でリュウ太にとってはオアシスそのもの。一畳分の広さしかない場所でしたが、リュウ太はその場所がお気に入りだったと言います。17歳になったリュウ太に当時のことを聞いてみるとUpload By かなしろにゃんこ。リュウ太が専修学校の高等課程2年生の時に「あの特別スペースをどう思っていたの?」と聞いたことがありました。すると「あの場所大好きだったんだよね。教室はいろいろな音がうるさくて落ち着かないし、勉強よりも絵や工作をやりたかったから。その場所では自由に好きなことをやってOKだったから、午前中はだいたいそこにいたよ」と話してくれました。Upload By かなしろにゃんこ。Upload By かなしろにゃんこ。私はリュウ太が小学1年生の頃は知らなかったのですが、リュウ太には感覚過敏があり、教室に居られなかった原因はどうも感覚の問題もあったようでした。教室では「いろいろな音が同時に耳に入ってくる」「みんなの話し声がうるさくて勉強なんて無理」「暑かったり、まぶしかったり、汗で体がかゆくなったり、体の不快感がたくさんあって先生の話に集中なんてできない」……などなど困った状態であったと教えてくれました。これらの不快な症状があるときにクラスメイトからからかわれたり、ちょっかいを出されると一気に我慢していた心が崩壊してしまい、周りの子に怒鳴ってしまったり大きな声を出してしまったり、イライラしてしまうと教室に居られなくなっていたと言うのです。「あの場所がある」イヤなことがあっても学校に通えたUpload By かなしろにゃんこ。そんなときに特別スペースで気持ちを落ち着けることができたそうです。教室が暑くてツライとき廊下は涼しく気持ちがよくてサイコー!そして、一人で好きなことをやってOK!というルールだったから、イヤなことがあっても「僕にはあの場所がある」と学校に通えたみたいです。落ち着く場所ということ以外にもリュウ太にとっての安全地帯だったのかな?と思います。小学2年生からはそのスペースはなくなってしまいましたが、廊下の心地よさを知ったリュウ太はその後廊下で過ごすのが大好きになっていきます。そのお話はまた次の機会に書きたいと思います。執筆/かなしろにゃんこ。(監修:井上先生より)教室の環境が合わないお子さんに対して、避難できる場所を作るということはときどき行いますが、階段の下というのはめずらしいですね。こういった場所を作ると“みんなと同じ教室に入れなくなるのでは”という懸念を抱く保護者の方もいらっしゃるかもしれませんが、その場所があるから学校に行けたり、登校を維持できる場合があり、お子さんにとって大切な場所です。リュウ太さんのように一時的にはこういうスペースにいるけれども、最終的にはみんなと一緒に勉強ができるようになっていくという事例もあります。またそのプロセスもお知らせいただけるとうれしいです。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年12月02日