あまりにもぶっ飛んだ内容だったので、長女からは最初大不評でしたね^^;
1日の勉強時間を限りなく減らす。
最低限の時間しか勉強する時間を与えない、今までとは正反対のやり方です。
長女の言い分は最もです。
でもね。
これは勉強量、その密度を濃ゆくするということなんです。
時間だけで考えると短くはなるのですが、それは無駄な動作の時間を徹底的に削ぎ落として短くするということ。
うちの長女さん、どうにもダラダラと長い時間勉強するクセがあるんですよね。
だけど途中で集中力は途切れてしまいます。
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そうこうしていると、つい他のこと考えてしまう。
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その結果、更に勉強の終わる時間は遅くなります。
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本人は疲れ果てるし、その後遊ぶ時間もなくなってイライラし始めます。
で、そうなるとそれに付き合っている僕もイライラし始めるんです。
そして…先程書いたように歯車が狂っていってしまうんですよね。
僕が思う長女の無駄な動作の時間。
それは長女にとっては無駄ではないとは思います。
ただ、今は分からないかもしれないけど、今回だけは僕の言う通りにしてみて欲しい。
そうお願いして動いてもらうことにしました。
無駄な時間とは言わずとも、遠回りして得られる物・気付けるものも沢山あると思います。
でも、今はその遠回りの道中を楽しめる時ではない、そう思ったんです。
途中まであまり納得の出来ていない長女でしたが、理由を説明し、どうにかやる気を出してくれました。
人の集中できる時間は聞くところによると60~90分。
で、実際の試験では適性検査や作文は45分らしいので、日々の勉強時間はそれに併せて1日45分間のみに限定。
その後僕が答え合わせをして解説する時間を15分間として併せて60分でおしまいということにしました。
間違えた部分は翌日に再度行い、反復して暗記。
この流れをセットにして受験直前まで行い、過去の適性検査と作文の問題を全てをこなすことで結果的に合格へと繋げることに成功しています。
そしてこれらの流れによって僕も長女も極力イライラしない(勿論それでも多少はしますが)、家庭内の雰囲気にもそこまで支障を来さないようにしました。
…実はこれ、僕が職場で上司によく言われていたことなんですよね(笑)
仕事をする時は無駄を省いて短時間集中、でも抜くところはきちんと抜け!って。
まさかこんなところで役に立つとは。
ホント僕と長女は性格が似ています。
でもそのお陰で問題解決にたどり着くのが早かったかな…
あとは
勉強しない日をキチンと設ける、と。
特に楽しい時間を予め作って、それに向かって楽しくないであろう勉強を頑張るというのは長女には効果バツグンだったように思えました。
正月は受験の2週間前でしたが全く勉強をしませんでしたし(内心これで大丈夫なのかなとドキドキでしたが)。
秋には長女の希望で僕と次女とで関西方面に車中泊の旅にも出かけましたが、その旅を楽しむことでその後の勉強も乗り越えられたと後に語っていました。
家庭崩壊を救ったのは、短時間学習と娯楽の活用…だったのではないかと思います。
そして…
時は12月。
とある出来事がここでおこります。
続く。