コミックエッセイ:メルヘン男子とPOWER PUFF BOY
保育士のすご技直伝! 赤ちゃんを寝かしつける方法(前編)【メルヘン男子とPOWER PUFF BOY 第17話】
タオルの方法を継続させたまま、さらにひたすら動く! 揺れる! を繰り返します!
体を上下や左右に揺らしながら部屋の中をぐるぐる歩き回ったり、階段をひたすら上り下りしてみたり、その子のタイプによって好みの揺れや動きがあるので、ひたすらいろいろ試してしっくりきそうなだな! と分かるとあとは同じ動きを続けています。
かなり体力を消耗するのでダイエットにもいいかもです(笑)
■おんぶの寝かしつけ、最後の難関とは?
そして最期の難関…
それはおんぶから布団に寝かせるときです!
せっかくおんぶで寝てくれても、布団に寝かせるときに起きてしまうというパターンもよくあります。
私の場合はこの方法で大体うまくいくことが多いです。
それは、
この時もタオルがとても役にたちます!(笑)
横になるとき、おんぶされている子に「おんぶからおろされている」と気づかれないように、タオルで背中に密着させたままそーっとそーっと、子どもを落とさないように一緒に布団に横になります。
このときタオルをキュッと両手で引っ張ったまま、おんぶされている子の頭が下に下がらないように、横になるよう意識します。
横になることに成功したら、すぐに起き上がらず、しばらく背中の様子を伺い、熟睡しているな…と感じたとき、ゆっくりゆっくり子どもから離れていきます。
■おすすめは、昔ながらの「おんぶ紐」
個人的な意見かもしれませんが、おんぶをする道具についてです。
私も自分の子どもをお世話するとき、外にお出かけしたりするときは、エルゴなどのだっこ紐を使っていました。
でも寝かしつけのときだけは、昔ながらの
「おんぶ紐」といわれるものを使っていました。
このおんぶ紐の存在、保育士の仕事をするまでは知らなかったのですが、ベテランの先輩保育士さんに使い方を教えていただいてからはとても使いやすく感じるようになりました。
今回紹介した寝かしつけ方法も、エルゴなどのだっこ紐タイプだとおろすときに結構大変なのですが、昔ながらのおんぶ紐だと体の密着感も違いますし、布団に寝かせたあと、おんぶ紐を外すときにもとても外しやすいです。
腰への負担は断然だっこ紐の方が軽いのですが、寝かしつけのときなど、短時間のときはおんぶ紐をおすすめします!