コミックエッセイ:もりりんパパと怪獣姉妹
教育で毒親にならないために…悩みぬいた果てに気づいた家庭学習の注意点【もりりんパパと怪獣姉妹 第12話】
他でもない、長女からのSOSとそれを重く受け止めた嫁さんの存在でした。
もちろん、嫁さんに言われてすぐに全て納得出来たわけではありません。
それでも、少しづつ自分の中に落とし込んで気をつけていくようにしました。
子どもは子ども、親は親。
長女は僕自身ではありません。
こうやって文字にしてみると当たり前のことですが、それが自分の感情がコントロール出来なくなると分からなくなり、無理強いをしていたのだと思います。
まずは親である僕の…自分の気持ちに余裕を持つこと。
それが出来ない時は一旦勉強をやめ、環境を変えて思い切ってリフレッシュすること。
長女には長女の考えがありますし、もしかしたらだらけているように見えても実は考えがあるのかもしれません。
そう気づいたのは、彼女が6年生の頃。
中学受験への取り組みをしていた時でした。
気づくのに時間がかかりすぎて、長女を中心に、家族には辛い思いをさせてしまったと思います。
今だって、正しいと思い行っている育児や教育が、実は間違っているかもしれませんが…。
最初に書いたように、長女の人生は長女が主人公。
まだ全てを彼女が決めて生きていけるわけではないので、親として時に注意し、時に一緒に笑いながら今この時をともに生きているのだとは思います。
でも、そんな中で親としての僕の感情が爆発してしまった時。
それを一方的に攻撃的にぶつけてしまうのは違います。
自分はあくまで支える側。
自分の役割をきちんと考えておかないと、家庭学習にはとくに様々なリスクが潜むと感じました。
親としての自身のコントロール。
難しいですが…それを怠るとエスカレートし、止まらなくなっていつしか”毒親”となってしまう。
大げさではなく、そう感じるようになりました。
そうならないためにも、前回の記事に書いたようにブログを書くことで自分の視点を変えて行ったり。
また、主役である子ども自身の心の声に耳を傾けて考えていく。
そう考えながら接していくことがより良い関係性を築けるのでは…そう考えながら日々家族みんなで過ごしています。
以上、前回の続きのお話でした。
ここまで読んでいただきありがとうございました。