赤ちゃんのおもちゃは何をチョイスすべき? 喜んでもらえる選び方
育児アイテムや出産祝いに、赤ちゃんの『おもちゃ』を探していませんか? 種類が豊富なおもちゃは、何を基準で選べばよいか迷いますよね。月齢ごとにおすすめのおもちゃや選び方のポイントを紹介します。お手入れ方法についてもチェックしてみましょう。
赤ちゃんのおもちゃの選び方は?
赤ちゃんとの生活には『おもちゃ』は欠かせません。たくさんの種類があるおもちゃですが、どのような点をチェックすべきでしょうか? 意識したいポイントを3つ紹介します。
月齢に合わせることが大切
赤ちゃんのおもちゃは基本的に
『月齢』に合わせて作られています。
大人と違って赤ちゃんは日々、運動機能や視力・聴力が少しずつ発達していくため、赤ちゃんの成長に合わせたおもちゃ選びがポイントです。
まだはっきりと外の世界を認識できない赤ちゃんでも楽しめるおもちゃを選んであげることで、感覚器官に刺激を与えて、成長を促せますよ。
色・音・はっきりしたデザインを意識して
人間は生まれた瞬間から感覚器官が成熟しきっているわけではないため、生まれたばかりの赤ちゃんの視力や聴力は想像以上に弱々しいものです。
そのため、赤ちゃんがおもちゃを認識するためには
『色』や
『音』など、はっきりと分かりやすい物を与える必要があるでしょう。
明るい原色や、鈴の音など、大人から見たときには派手だと思っても、それが赤ちゃんにとっては認識しやすい
『刺激』であることも覚えておきたいポイントです。
安全性を考えるのは大前提
月齢やデザインなど、赤ちゃんのおもちゃ選びにはチェックポイントがいくつかありますが、まず最優先すべきは
『安全性の確保』です。
カラフルなおもちゃを見ると、つい見た目のかわいさに気を取られてしまうかもしれませんが、生地や素材はしっかりとチェックしましょう。
赤ちゃんは常に予想できない動きをするため、一瞬目を離した隙に、おもちゃを顔にぶつけてしまうなどの思わぬ事故につながってしまった例もあります。
おもちゃ1つであっても、赤ちゃんが怪我をしてしまわないよう配慮しましょう。
月齢別おすすめのおもちゃは?
たくさんの種類がある赤ちゃんのおもちゃですが、月齢に合った物を選びたいですよね。赤ちゃんの成長過程に合わせたおもちゃを選び、育児に役立てましょう。月齢で分けたおすすめのおもちゃを紹介します。
※成長過程には個人差があります。
あくまでも目安としてご参考ください。
ねんね期におすすめのおもちゃ
生後0〜4カ月までの『ねんね期』には、
『作りがシンプルなおもちゃ』がおすすめです。
生後間もない赤ちゃんの視野は約30cmと非常に狭く、運動機能も発達していないため、体を大きく動かすこともありません。
そのため、この時期の赤ちゃんがおもちゃを楽しむためには、なるべくはっきりとした色や形のおもちゃであることがポイントです。
例えば、天井に吊り下げてゆらゆら揺れる
『モビール』や、手でつかんで音のなる
『小さめのぬいぐるみ』などがよいでしょう。
おすわり期は大きさに気を付けて
生後5〜7カ月までは『おすわり期』に当たります。この時期に選ぶおもちゃは、
『大きさ』に注意しましょう。
5カ月目以降では、体格も大きくなり運動機能も発達します。首もしっかりと据わり、体を大きく動かすようになり、自分の手でしっかりとおもちゃをつかんで遊べるようになります。こうした行動は子どもの成長が感じられてうれしい反面、赤ちゃん自身の行動の幅も広がり、自分でつかんだ物を口に運んでしまうようにもなるため、おもちゃの誤飲に注意しましょう。
特に注意が必要なのは
『ボタン』『電池』『ブロック』などです。赤ちゃんのほかにも兄弟などの幼児がいる場合には、その子が使っているおもちゃにも気を配ることが大切です。