コミックエッセイ:ドイツDE親バカ絵日記
まるで演技派俳優!? 息子がイヤイヤ期に仕掛けてきた作戦とは【ドイツDE親バカ絵日記 Vol.33】
ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツでハーフの息子を育てている主婦、ぱん田ぱん太です。
日本もドイツも慌ただしい今日この頃ですが、皆さんはお元気ですか? わが家は母子共に元気で、
そして今日もイヤイヤ期の息子の泣き声が響いています!
わが家の一人息子、フリッツ君はもうすぐ3歳。最近まで「イヤイヤ期って話に聞いていたよりしんどくないな~」なんて思っていたら、ここに来て、激しく&頻度が多くなってきました。3歳直前くらいでイヤイヤ期のピークが始まる子もいるんだそう。
さて、フリッツ君の今日のイヤイヤの理由はなんだと思いますか? それは……。
そんなことで?
はい、そんなことでイヤイヤスイッチが入るんです。
イヤイヤ期の息子にはなるべく真摯に向き合いたいと思っています……が、ここで彼のイヤイヤに従って、せっかく替えたクッションカバーをはがしてしまうのも、どうなんでしょうか。
「イヤイヤすれば、なんでも思いどおりになる」と思わせてしまうのも、教育上、良くないかもしれません。
そんなわけで、今回は軽くなだめつつも、泣かせておくことに。
ちなみに、前回の記事
「絶賛「イヤイヤ期」の息子。ママにもストレスの少ない対処法を発見!?【ドイツDE親バカ絵日記 Vol.32】」にて、つられ笑いで強制的に笑わせちゃうという対処法を思いついたのでそれも試しましたが、今回はそれも効きませんでした。
クッションカバーのファスナーを開けてほしいと要求してくるフリッツ君。笑顔で流してみると……。
なぜか突然、クッションに思いっきり頭を突っ込みました。
なになに!?
顔を上げたと思ったら……まさか、
「このクッションカバーは固いから、替えたほうがいい」とアピールしてる!?
私がノーリアクション(笑いをこらえるのに必死で)だと、フリッツ君は引き続きクッションにもふもふと埋まりながら「かたーい!かたーい!」とアピールしてきます。
チラチラとこっちの様子を伺いながらアピールしてくるので、もうたまりません(笑)。
しかし、こちらも負けません。フリッツ君はこの後もしばらく泣いていましたが、最後には根負けし、泣き止んでクッションカバーを替えることを諦めてくれました。
落ち着いた頃、改めて「このクッションカバー、固い?」と聞いてみると……。
にこにこ笑顔で「やわらかい!」と言っていました(笑)。
3歳間近のイヤイヤにもなると、泣き叫ぶだけじゃなくこんな工夫を加えてくるなんて……! 今後どんどん成長していくにつれ、巧みにわがままを言うようになるのかなと思うと、ちょっぴり楽しみです!
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