コミックエッセイ:こどもと見つけた小さな発見日誌
期待に胸を膨らます次男だったが…気になってしまった「びわの木」の怖い迷信【こどもと見つけた小さな発見日誌 Vol.41】
■子どもの考えはシンプルで正論だった
「迷信」や「言い伝え」のような科学的根拠のない昔からのルール。
私は子どもの頃からたくさん聞いていたし、周囲の人が守っているものも多かったので、なんとなく気にして避けてしまっていましたが、それらを一度も聞いたことのなかった次男からしたら、意味の分からない行動だったようです。
子どもの考え方はシンプルで正論でした。
考えてみると言い伝えや迷信の中には、昔の人の経験から得た知恵や教訓など、生活に役に立つものもあるかもしれません。
しかし、昔と今の生活スタイルの違いや、科学的に原因が分かったことで、必要のなくなったものも多いように感じます。
びわの木を植えてはいけない理由を調べてみたらいくつかあったのですが、
「ビワの木は広く根を張るので家が倒れる」
「ビワ葉が万病に効くので病気の人が集まる」
など、わが家に関係のない理由だったので、今回はもうしばらく成長を楽しんでみることにしました。
びわは温暖な地域の植物だったようで、私の住んでいる地域では小さな苗木で冬を越せず、枯れてしまいました…。
次男は残念がっていましたが、私はなくなってちょっと安心たような気がします。
関係ないとわかっていても、やっぱり迷信を気にしていたのかもしれません。
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