ちょこっとお手伝いでママの戦力に! 親子で作る夏のわごはん
火や刃物などがなく安全ですし、十分なスペースがあり、座って作業できるので、低年齢の子でも安心です。食卓では食材の準備や盛り付けなどを一緒にやるのがおすすめ。テーブル拭きや食器の片付けなど、普段ママがやってあげてしまうことをお願いしてみるのもいいですね。お手伝いに慣れてきたら食卓ナイフでバナナなど柔らかいものを切ったり、4~5歳になって手先の器用さや力が発達してきたら、キッチンで調理したりしてみましょう。
■ 感謝の言葉で子どもの気持ちを盛り上げる
お手伝いしてもらったら、「助かる~」「おいしそうにできたね、ありがとう」など、感謝の気持ちを伝えて。ママが喜んでくれた経験は子どものやる気や自己肯定感を高めます。
■ 「やりたい!」の気持ちに応えてあげる
子どもが「やりたい!」と言い出したときがお手伝いのチャンス。できればそのタイミングでやらせてあげたいものですが、そういうときに限って時間がなかったり、気持ちに余裕がなかったり…。
そんなときのために対応策を用意しておきましょう。例えば、味見をお願いする、盛り付けや、仕上げにちぎったのりやごまを振るのをお願いするなど。食前が慌ただしければ、「デザートのときにお手伝いをお願いしていい?」などと伝え、食後にお手伝いしてもらうのも手。果物をむいて皿に盛り付けたり、ヨーグルトを盛り付けてもらったりと、少しだけでも「やりたい」気持ちをくんであげましょう。
<年代別お手伝いポイント>
0~1歳台
一人でお座りができるようになれば、お手伝いがスタートできます。この時期はまだ力が弱く、手指が未発達なので、大人が手を持って、一緒に作業してあげましょう。
●おすすめのお手伝い
・ミニトマトのヘタを取る
・シメジをほぐす
・レタスをちぎる
・タマネギの皮をむく
・食材を皿に置く
食材を見る、触るといった経験を積極的にさせて。
2~3歳台
手指が発達するので、泡立て器など、道具を使ったお手伝いも可能に。
自分でやりたい気持ちが膨らむころですが、まだ思うようにできないので、火や刃物は一人で使わせないで。
●おすすめのお手伝い
・ボウルの中を泡立て器などで混ぜる
・ポリ袋をもみ混ぜる
・パン粉や粉チーズ、かつお節などを振る
ポリ袋をもむのは力がない子でもやりやすい!
4~5歳台
危ないことには自ら「気を付ける」ことができるようになります。手先の器用さ、力も発達し、大人が見守っていれば、切る・炒めるなどほとんどの調理が可能に。